気持ちが先走っている人に対して「先走らないで!」と言いたい時、英語ではどのように表現するのでしょうか?
Don’t get ahead of yourself.
「Get ahead of oneself」は、物事の順序を無視して急いで何かに取り組むことを意味するフレーズです。特に将来のビジョンにとらわれ過ぎて、そこに辿り着くために必要な一つ一つのステップへの配慮を怠るニュアンスがあります。なので、慎重に考えずにいきなり結論に結びつけようとしたり、十分な情報を持ち合わせていないにも関わらず軽はずみな意見を言ったり、行動をとる人に対して、「慌てずに今やるべきことに集中しよう」と伝えたい状況でよく使われます。
- 「Jump to conclusions(慌てて結論を出す・早とちりする)」も同様の表現。
- I think we’re getting ahead of ourselves.
(私たちは先走りをしていると思います。) - Let’s not get ahead of ourselves. Let’s wait until the results come out.
(先走らないで、結果が出るまで待ちましょう。) - Let’s not jump to conclusions. Let’s get all the facts straight first.
(早とちりしないようにしましょう。まずは、事実を把握しましょう。)
〜会話例1〜
A: I’m so excited! I’ll buy the airplane tickets tonight.
(楽しみ!今夜、航空券を買いますね。)
B: Don’t get ahead of yourself. Let’s make sure I can get that day off first.
(先走りしないように。まずはその日に休暇が取れるかを確認しましょう。)
〜会話例2〜
A: It’s Tim’s fault. He broke it.
(ティムのせいやって。彼が壊してんから。)
B: Let’s not jump to conclusions. We don’t know for sure if it was him.
(そう決めつけるのはまだ早いんとちゃう?ほんまに彼が壊したかまだ分からへんやん。)
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