ケーキやチョコレート、アイスクリームなど、甘いものが大好きな人を日本語では「甘党」や「甘いものに目がない」などと表現しますが、英語ではどのように表現するのかご存知でしょうか?今回は甘党の人なら必ず使うと思われる独特の英語表現を3つご紹介いたします。
1) Have a sweet tooth
→「甘党」
この表現を直訳すると「甘い歯を持つ」となることから、甘いもの好きであることを比喩的に表しています。ちなみに「歯」は、複数形のteethではなく、単数形のtoothになるので間違えないように注意しましょう。
- She loves sweets! She really has a sweet tooth.
(彼女は甘いものが大好きです。本当に甘党です。) - My sister has always had a sweet tooth since she was a kid.
(私の妹は、子供の頃からずっと甘党でした。)
〜会話例〜
A: Can we get some sweets after dinner?
(夕食の後に甘い物食べに行っていい?)
B: You really have a sweet tooth, don’t you?
(本当に甘党だね。)
2) Have a soft spot for sweet things
→「甘いものに目がない / 甘いものに弱い」
日本語でも、甘いものが大好きなことを「甘いものに弱い」と表現しますが、まさにその言い回しをそのまま英語にした表現です。Soft spotは「弱点」を意味します。
- I have a soft spot for cookies.
(私はクッキーが大好きです。) - What do you have a soft spot for?
(どんなものに弱いですか?)
〜会話例〜
A: Do you want another cheese cake?
(チーズケーキもう一切れ食べる?)
B: You know I have a soft spot for cheese cakes. Of course, I’ll take one.
(私がチーズケーキ大好きなこと知ってるでしょう。もちろん食べるよ。)
3) Sugar high
→「(甘いものを摂取した後の一時的な)興奮状態」
アメリカでは、糖分(Sugar)を多く摂取すると興奮すると言われていることから、甘いものを食べた後に、普段以上に興奮したり、元気になる様子を表す際に用いられる表現です。一般的に、子供がチョコレートなど甘いものを食べて一時的に興奮している状況で使われます。
- 基本的な用法:「be動詞 + on + a sugar high」
- Those kids are on a sugar high!
(あの子供たち、甘いものを沢山食べて興奮しているね。) - You’re going to be on a sugar high if you eat all that chocolate.
(そのチョコレート全部食べたら、シュガーハイになるよ。)
〜会話例〜
A: Why are these kids so energetic?
(この子たちは、何でこんなに元気なんだ?)
B: They ate that entire cake. They must be on a sugar high.
(あのケーキを全部食べたから、興奮しているんだろうね。)
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