付き合っていた恋人と「別れました」、好きだったのに「振られました」、結婚相手と「離婚しました」などの失恋表現を、ネイティブは日常会話でどのように言っているのかご紹介いたします。
恋人との失恋
1) Break up (with ____ )
→「〜と別れる」
カップルが別れることを表現する際に最もよく使われる表現でしょう。「私たちは別れました」は「We broke up」になりますが、「〜が〜を振りました」のように、別れを切り出したのがどちらであるのかをはっきり示す場合は、振った人を主語にして、「break up」の後に「with + フラれた人」を付け加え、「Tom broke up with her.(トムは彼女を振りました)」のように表現します。
- 音楽バンドやグループが解散するときにも「Break up」が使われる。
- I broke up with my girlfriend yesterday.
(昨日、彼女と別れました。) - We broke up last month. Things just didn’t work out.
(私たちは先月別れました。結局うまくいかなくて。) - Why did you break up with her?
(何で彼女と別れたの?)
〜会話例1〜
A: John broke up with his girlfriend yesterday.
(ジョン昨日彼女と別れたんだってさ。)
B: Really? They were only together for 1 month. What happened?
(本当に?まだ一ヶ月しか付き合ってなかったのに。何があったの?)
2) Dump _____ / Get dumped (by ____ )
→「〜を振る / (〜に)フラれる」
上記の「break up (with)」よりも口語的な表現としてよく使われる言い回しです。「〜を振る」と言う場合は「Dump _____」、「フラれた」という場合は「Got dumped」、「〜にフラれた」のように誰にフラれたのかも示す場合は「Got dumped by _____」と表現します。
- I heard Jack dumped his girlfriend.
(ジャックが彼女を振ったらしいよ。) - I got dumped [by my girlfriend]. She said I’m too nice. What does that even mean?
(彼女に振られたよ。僕が優しすぎるって。それって一体どういうこと?)
〜会話例〜
A: What’s wrong? You don’t look like yourself. Is everything OK?
(どうしたの?いつもの自分らしくないよ。大丈夫?)
B: I just got dumped by my girlfriend. She sent me a text saying we should end it.
(今さっき、彼女に振られちゃったんだ。別れようってメールが送られてきて。)
結婚相手との破局
Get a divorce / Get divorced
→「離婚する」
離婚することは「Divorce」を使って表現するのが最も一般的です。「Divorce」は名詞(離婚)としても動詞(離婚する)としても使えるため、「I divorced my wife(妻と離婚しました。)」と表現することもできますが、その場合、自分(主語の人物)から離婚を切り出したニュアンスになります。しかし、離婚したことを人に話すときは、どちらから離婚に踏み切ったのかまで細かく説明せず、「Get a divorce」や「Get divorced」を使って、「They got a divorce(彼らは離婚しました)」や「My parents got divorced(私の両親は離婚しました)」のように、単に離婚したことだけを伝えるのが一般的です。
- 離婚手続き中のことを「going through a divorce」と表現する。
- It’s pretty common for married couples in the U.S. to get a divorce.
(アメリカでは離婚することはよくあることです。) - He’s going through tough times right now. He’s actually going through a divorce.
(彼、今大変な時期を迎えていて。実は離婚を手続き中なんだ。)
〜会話例〜
A: Mike just called me and said, Tony and Kate are getting a divorce.
(さっき、マイクから電話があって、トニーとケイトは離婚するんだって。)
B: What? They’re getting divorced? What about their kids?
(え?離婚するの?子供達はどうなるの?)
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こんにちは!
いつもありがとうございます。
今週のメルマガを見て思ったのですが、
in personを使って、「直接会ったほうがかっこいいね」と英語で言いたいときは、
You are more good-looking in person.で良いのでしょうか?
meetingという単語も使ったほうが良いでしょうか?
よろしくお願いいたします。
せりなさん
その通りです!「meeting」は必要ないです。「more good-looking」よりも「better-looking」の方がナチュラルな感じがします。You are better-looking in person!
Junさん
重複で申し訳ありません。
返信ボタンを押していませんでした。
ありがとうございます。
メルマガの例文で、
I love doing seminars and meeting everyone in person is the icing on the cake.
とありますが、ここはどうして「meeting」が書かれているのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
Junさん
ありがとうございます。
メルマガの例文で、
I love doing seminars and meeting everyone in person is the icing on the cake.
とありますが、ここはどうして「meeting」が書かれているのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
せりなさん
こんにちは。ここは「meeting」を入れることによって、「人と”出会う”」の意味が強調されます。例えば、「meeting」の代わりに「talking」の場合、「人と”お話をする”」のように意味が代わります。
こんにちは。
質問なのですが、日本語の「フラれる」には
(すでに付き合っている人に)フラれる
(まだ付き合っていない人に告白して)フラれる
の2つの使い方があると思うのですが、後者の場合は英語でどのような言い方が一般的でしょうか?
break up with/get dumpedはすでに付き合っている場合にしか使えないように感じたので質問させていただきました。
回答よろしくお願いします。
とみーさん
こんにちは。その場合は、「He/she turned me down.(彼・彼女に断られた)」と言うのが自然でしょう。そのほか、「I asked her out but she said no.」のような言い方もできます。
回答ありがとうございます。
一般的な言い回しを知ることができ勉強になります!