兄弟がいる家庭では、ついつい兄弟げんかをしている子供に向かって「もうお兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから!」と言ってケンカの仲裁をしたり、上の子を叱ってしまうことがあると思います。今回はそんな時、英語で一般的に使われる表現をご紹介したいと思います。
1) You’re a big boy / girl
→「もうお兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから」
子育て中の親御さんの中には、「お兄ちゃんなんだから、弟におもちゃを貸してあげなさい!」、「お姉ちゃんなんだから、ちゃんと野菜を食べなさい!」などと子供に対して言ったことがある人も多いのではないでしょうか。この表現をそのまま英語に直訳すると「You’re the older brother/sister」になりますが、実は英語ではbrotherやsisterは使わずにシンプルに「You’re a big girl/boy」と表現します。
- 「Big boy/girl」は一般的に小学生くらいまでの子供に対して使われ、中学生以上の子供に対しては「Big brother / sister」や「You’re older(あなたの方が年上なんだから)」が用いられる。
- その他、「Big brother / sister」と「You’re older」は、妹弟のわがままな行動を兄姉に我慢してほしい時にも使われる。
- It’s just a tiny scratch, stop crying, you’re a big boy.(たかが擦り傷だよ。もうお兄ちゃんなんだから、泣くのはやめなさい。)
- You cleaned up all by yourself? You’re such a big girl!(自分で片づけたの?もうお姉ちゃんだね!)
- I know you wanted the blue one, but it’s just an umbrella. Be the nice big brother and let him have it please.(青いのが欲しいのはわかったけど、たかが傘じゃない。お兄ちゃんらしく譲ってあげてよ。)
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弟や妹はなんて言うのですか?
「弟」は「younger brother」、「妹」は「younger sister」です →「You’re the younger brother/sister」
「Big」の対義語の「small」や「little」を使って弟や妹を表されることはありますか?
little brother/sisterは使われてます!