「電話をする」と言うと、真っ先に思い浮かぶ表現が「I will call you」ですが、ネイティブはそれ以外にも様々なフレーズを使って「電話をする」を表現しています。今回は「電話をする」を意味する、カジュアルにもビジネスにも使える表現、年配の方がよく使う口語表現、そして若者が使うインフォーマルな表現の3パターンをご紹介したいと思います。
1) Give someone a call
→「電話をする」
この表現は「I will call you」と同じ意味を持つ表現ですが、より自然でフレンドリーな響きがあります。直訳をすると「電話するね/電話を差し上げます」であり、友達同士でもビジネスの場でも使える非常に便利な言い回しです。
- 「電話するね」は「I will give you a call」
- 「人に電話をかけさせる」は「Have someone give you a call」
- I’ll give you a call before I leave.(家出る前に電話するね。)
- I’ll have Mike give you a call when he gets in.(マイクが戻ったら電話をするようにさせます。)
- Stacy will give you a call when she gets back into the office.(ステイシーがオフィスに戻りましたら、お電話差し上げるようにいたします。)
2) Give someone a ring
→「電話をする」
この表現を初めて耳にすると「え?誰かに指輪をあげるの?」と混乱しちゃいますよね(笑)。電話の鳴り方がring-ringと聞こえることから、give you a ringは「あなたの電話を鳴らす」と言う表現が生まれました。年配の方も使う口語的な言い方です。ただし、話し言葉であるため、ビジネスの場や目上の人には使わない方が無難でしょう。
- I’ll give you a ring when I get there.(着いたら電話するね。)
- Give me a ring after work.(仕事終わったら電話して。)
- Have your brother give me a ring when he gets home.(お兄ちゃんが帰ってきたら、電話するように言っておいてね。)
3) Hit someone up
→「電話をする」
この表現は、この中で最もカジュアル&インフォーマルな言い方で、一般的に若者が使う傾向があります。Hit someone upは電話で連絡をすることに限らず、メールやSNSなどを通して連絡をする意味合いも含まれます。「I will call you」や「I’ll email you」の代わりに「I will hit you up」と言います。
- かなりインフォーマルな言い方なので、ビジネスの場や目上の人に使うのは避けた方がいいでしょう。
- I heard you were in the neighborhood yesterday. Hit me up next time!(昨日近所にいたんだって?今度は連絡頂戴よ。)
- Hit me up if you want to hang.(遊びたかったら電話してね。)
- I’ll hit you up after I charge my phone.(携帯の充電したら電話するね。)
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make a phone call
電話をかけるはこれで習いましたが、これは使用しないのでしょうか?
tamekichiさん
make a phone call も「電話をかける」を意味します!
よく動画を見て勉強させてもらってます!
「私の携帯電話にかけてください」はPlease give me a call on my mobile?で良いでしょうか。
また、「携帯電話と職場の電話のどちらにかけたらいい?」と相手に尋ねたいときはWhich should I give you a call on: your mobile or office phone?でしょうか。
どちらも、自然な言い回しを教えていただけませんか?
あつしさん
いつもありがとうございます。mobileも携帯を意味しますが、アメリカでは一般的には cell が使われます(cell phone の略)。シンプルに、Should I call your cell or office?でOKです!