会話の最中、相手の発言に対し「わかる~」と相槌を打つことはよくありますが、皆さん気づけば「I know」ばかり使ってませんか?もちろん、それでもいいのですが、英語には共感や同意を意味する相槌表現がたくさんあるので、よりネイティブのような会話に近づけるためにも「わかる~」のバリエーションを増やしませんか?
1) I’ve been there
→「私にも同じ経験があります」
友達や知人から相談を受けている時、自分も同じ経験をしているので、相手の言っている事が理解できる、共感できると伝えたい時に使うフレーズです。このフレーズはポジティブとネガティブの両方で使うことができ、I’ve been thereの後にtooやbeforeを加える人もいます。
- Been there done thatも「私も同じような経験をした」を意味するお決まりのフレーズだが、どちらかと言うと「わかった、もういいよ」のようにその話には“興味がない”ニュアンスが含まれる。
A: I’m not sure if this is the right career for me.(私はこの職業に向いているか、分からないの。)
B: I’ve been there too so I know how you feel. You only live once. If you don’t like it, change it.(私も同じ経験をしてるから気持ちはよく分かるわ。人生は一度きりだから、嫌だったら転職した方がいいと思うよ。)
〜会話例2〜
A: My parents are putting a lot of pressure on me to get married but I feel like I’m not ready to settle down yet.(親が結婚するように大きなプレッシャーをかけてくるんだけど、落ち着く準備がまだできてないの。)
B: I’ve been there before. Just don’t rush into it. You’ll know when you’re ready.(私も同じ経験をしてるから気持ちはよく分かるよ。とにかく、急がないことね。落ち着きたいと思ったときは、自分で分かるから。)
2) I feel you
→「気持ち分かるよ」
この表現は、相手に対して共感や同意を表し、「I know how you feel」を略した砕いた口語表現です。I understandやI agree with youと同じ意味を持ちますが、よりフレンドリーでカジュアルな響きがあります。
- 今回紹介するフレーズと組み合わせて使うこともできる。
A: This humid weather makes me so lazy.(こんだけ蒸し暑いとやる気がなくなるよね。)
B: I feel you. I’ve been lying around the house with the AC on all day.(気持ち分かるー。私も今日はクーラーをかけて一日中家でゴロゴロしてたよ。)
〜会話例2〜
A: I’m upset because I couldn’t argue back in English. It’s so frustrating!(英語で言い返せなくて、イライラしてるんだ。あ〜、悔しい!)
B: I feel you. I had a similar experience when I was studying abroad in L.A.(気持ち分かるよ。私もロスに留学をしていたときに同じような経験をしたから。)
3) I know what you mean
→「言いたいこと分かる / そうだよね」
相手が発言したことに対して、「うん、分かる、分かる」と同意を示す表現です。日常会話でよく使われ、「I feel you」と同じ意味合いになります。カジュアルな場面でも、深刻な相談事に対しても使える便利なフレーズです。
A: I didn’t mean to hurt his feelings. I just wanted to be honest with him.(彼の気持ちを傷つけるつもりはなかったの。ただ、私の率直な気持ちを彼に伝えたかっただけなのよ。)
B: I know what you mean. I think it was good that you told him how you really felt.(うん、わかるよ。自分の正直な気持ちを伝えたことはいいことだと思うよ。)
〜会話例2〜
A: John is a nice guy but he can be difficult to deal with at times.(ジョンさんって良い人なんだけど、時々気難しいところがあるんだよね。)
B: I know what you mean. He can get a little uptight about stupid things.(わかる、わかる。つまらないことにこだわることがあるよね。)
4) I hate it when that happens
→「そういうのって嫌だよね」
この表現は相手に同情するときに使われ、「私もそういう事が起こると嫌に思います」を意味します。深刻な問題というよりは普段起こる軽い出来事や不都合について使うことが一般的で、自分の不注意やコントロールできない出来事に対して使われます。例えば、自動販売機で「お茶」のボタンを押したのに、「コーヒー」が出て来たことを友達から聞いた際、「I hate it when that happens (そういうのって嫌だよね)」という具合で相槌をします。
A: Google Maps is useful but sometimes the (GPS) dot moves around or points in the completely wrong direction.(グーグルマップって便利なんだけど、たまにGPSが動き回ったり全然違う方向を指すんだよね。)
B: Oh my god. I hate it when that happens!(あー、それすっごい嫌だよね!)
〜会話例2〜
A: Is it just me or is there always one sock that goes missing when you do the laundry?(洗濯をすると靴下が必ず片方だけなくなるのって私だけ?)
B: I hate it when that happens! That happens to me all the time too!(それ嫌だよね!私にもいつも起こるの!)
動画レッスン
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いつも勉強になります。
質問なのですが、自分自身の経験や気持ちではなく、他の人について話しているときはどのように表現すればいいでしょうか。
例えば、お互いの幼い子供の話をしていて、
「うちの2歳の息子が最近、イヤイヤ期なの」と言われたときに、「うちの子も2歳の時そうだったわ!」と返すにはどのような表現がありますか?
I’ve been laying around
は、lieのlyingでは無いのですか?
それとも今の時代は
ブルーノ マーズのlazy songでも
I just wanna lay in my bed.
と歌われていましたが、lay. lie は、どっちども良い感じなんですかね?
Yoojungさん
こんにちは!ここはタイプミスでした。「Lying around」が正しい言い方です。Thanks 🙂