街でバッタリ会った友達や交流会などのイベント参加者との会話のなかで、どのように相手に失礼がないように会話を切り上げたらよいのか悩んだ経験はありませんか?今日は、そのような状況で、相手への気遣いも十分配慮された英語フレーズをご紹介します。
1) I’ll let you get back to _____
→「◯◯を続けてください」
“Get back to”は元々「〜に戻る」を意味し、中断した作業などを再開することを表します。このフレーズは、自分から話しかけた場合に、「私が話しかける前にやっていたことを続けてください」というニュアンスで会話を切り上げる場合に使います。例えば、仕事をしている同僚に話しかけ、聞きたいことを聞いた後に「I’ll let you get back to work.(仕事を続けてください)」といった具合で言います。
- 基本的に話しかけた側の人が言うセリフ。
- 「Get back to」を「Go back to」に置き換えることもできる。
- カジュアルとフォーマルな場の両方で使える。
- 話しかけられた側の場合:「I have to get back to _____」「I’m going to get back to _____」
・Nice talking to you. I’ll let you get back to your workout.(話ができてよかったです。運動を続けてください。)
・It was nice seeing you. I’ll let you get back to shopping. See you around.(会えてよかったです。ショッピングを続けてください。またね。)
・I have to get back to work. We’ll chat later.(仕事に戻らないといけないので、また後で話しましょう。)
・It was nice seeing you. I’ll let you get back to shopping. See you around.(会えてよかったです。ショッピングを続けてください。またね。)
・I have to get back to work. We’ll chat later.(仕事に戻らないといけないので、また後で話しましょう。)
2) I’ve got to run
→「もう行かないと」
急いでいる時に「今すぐ行かないといけない」を意味するフレーズです。例えば、終電まで残り10分しかなく、友達に「もう行かないと」という場合は「Sorry. I’ve got to run. I have to catch the last train.(ごめん、終電があるのでもう行かないと。)」のように言います。仲の良い友達であれば、「I’ve got to run」の一言でも問題ありませんが、初対面の人や久しぶりに会った人の場合は、ちょっと無愛想な感じになるので、行かないといけない理由を一言添えて話を終えたほうが無難でしょう。
- 会話では「I gotta run」と砕けた言い方で表現する。
- その他、「I need to run」「I gotta (I’ve got to) get going」「I gotta (I’ve got to) go」も同じ意味合いで使われる。
・It was great running into you. But I gotta (I’ve got to) run because I’m meeting someone in 30 minutes.(お会いできてよかったのですが、30分後に待ち合わせの約束があるので、そろそろ行かないと。)
・I gotta (I’ve got to) get going. I have to pick up my daughter from school.(娘を学校へ迎えにいかないといけないので、そろそろ行きますね。)
・I’d love to stay and chat a little longer but I need to run. I have a doctor’s appointment at 1.(もう少し話したいけど、1時に病院の予約をしているから、もう行かななきゃ。)
・I gotta (I’ve got to) get going. I have to pick up my daughter from school.(娘を学校へ迎えにいかないといけないので、そろそろ行きますね。)
・I’d love to stay and chat a little longer but I need to run. I have a doctor’s appointment at 1.(もう少し話したいけど、1時に病院の予約をしているから、もう行かななきゃ。)
3) I’d like to say hello to a few other people.
→「他の人にも挨拶をしたいので・・・(今日はこの辺で)」
交流会など人が沢山いるイベントで、1人の人と会話が長く続いている時に使えるフレーズです。イベントの他の参加者にも挨拶をしたい事を理由に、当たり障りなく且つ丁寧に会話を切り上げることができます。
- 「I’d like to」を「I need to」に置き換えることもできる。
- 他にも「I don’t want to take up all your time(あなたの時間全てを奪いたくない)」も交流会などのイベントでよく使われるフレーズです。相手の貴重な時間を自分だけに費やして欲しくないといった相手への配慮や気遣いの気持ちが含まれる丁寧な表現。
・I had a great time talking with you. I’d like to say hello to a few other people. If I don’t run into you, I hope to see you at another event soon.(お話ができて楽しい時間を過ごせました。そろそろ他の人にも挨拶をしようと思います。もし後ほどお話する機会がありませんでしたらで、また次回のイベントで是非お会いしましょう。)
・It’s been great talking to you but I need to say hello to a few other people. I hope you enjoy the rest of the event.(色々とお話ができてよかったのですが、他の人にも挨拶をしないといけないので、そろそろこの辺で。イベントを楽しんでくださいね。)
・I don’t want to take up all your time. I’m sure there are other people you’d like to say hello to. It was pleasure talking to you.(他の方へ挨拶する時間を奪いたくないので今日はこの辺で。お話ができてよかったです。)
・It’s been great talking to you but I need to say hello to a few other people. I hope you enjoy the rest of the event.(色々とお話ができてよかったのですが、他の人にも挨拶をしないといけないので、そろそろこの辺で。イベントを楽しんでくださいね。)
・I don’t want to take up all your time. I’m sure there are other people you’d like to say hello to. It was pleasure talking to you.(他の方へ挨拶する時間を奪いたくないので今日はこの辺で。お話ができてよかったです。)
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