辞書を引くと「得意」と「苦手」を表す英表現は数多くあり、どれを使うべきか悩むことがあると思います。今日はネイティブの日常会話でよく使われる「得意」「苦手」の両方を表すとても便利なフレーズをご紹介します。
1) I’m (not) good at _____
→「◯◯が得意/苦手」
得意であることを表す場合はシンプルに「I’m good at _____」を使い、苦手な場合は否定形の「I’m not good at _____」を使います。この表現は基本的に学校の教科、スポーツ、ビジネスなどある分野の専門知識・技術・技能に関して「得意」や「苦手」を表すときに使われます。
- 「〜をするのが得意/苦手」を表す場合は、「(not) good at」の後に「動詞 + ing」がフォローします。
- 「Good」の代わりに「Great」が使われることも一般的です。
- 「〜が本当に苦手」と言いたい場合は「not good」の代わりに「terrible」を使いましょう。
〜 得意 〜
・I’m good at basketball.(私はバスケが得意です)
・He’s great at math.(彼は数学が得意です)
・She’s good at solving problems.(彼女は問題を解決するのが得意です)
〜 苦手 〜
・I’m not good at English.(私は英語が苦手です)
・He’s terrible at cooking.(彼は料理が苦手です)
・She’s not good at talking to strangers.(彼女は他人と話すのが苦手です)
2) I’m (not) good with _____
→「◯◯の扱いが得意/苦手」
物や人を扱うのが得意/苦手であると表現する場合は「(not) good with _____」を使いましょう。例えば、会計士は「数字の扱いが得意」なので「Accountants are good with numbers」と表します。上記の表現「(not) good at」に比べ「(not) good with」は、ある特定の(専門)分野に限定せず、もう少し幅広い意味で使われます。
- 人と接するのが「得意」「苦手」と表現するときによく使われる表現です。
- 寒い気候や暑い気候が「苦手」と表現する場合にもよく使われます。
- 上記同様「good」の代わりに「great」、「not good」の代わりに「terrible」が使えます。
〜 得意 〜
・I’m good with people.(私は人と接するのが得意です)
・He’s great with directions.(彼は方向感覚がいいです)
・She’s good with children.(彼女は子供の扱いが上手です)
〜 苦手 〜
・I’m not good with names.(私は人の名前を覚えるのが苦手です)
・He’s terrible with computers.(彼はパソコンが苦手です)
・She’s not good with cold weather.(彼女は寒いのが苦手です)
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Hello Jun,
You dealt with the expression “I’m poor at singing.” in the podcast the other day. Is there any difference of nuance between “I’m poor at …”, “I’m not good at …” and “I’m terrible at …”?
– Mika
Hi Mika,
“I’m poor at” “I’m not good at” “I’m terrible at” are all interchangeable. ちょっとしたニュアンスの違いになりますが苦手に「強さ・弱さ」を表します。I’m not good at < I’m poor at < I’m terrible at の順になります。(I’m terrible atが本当に苦手であることを表します)
Nice question !
以前 I’m good at history. (歴史は得意ではない)は、good atで表現しないとどこかで見たような気がします。
それは本当でしょうか?
He’s good at all subjects (全教科得意です) は使うことができますか?
色々ネットで調べて見ましたが、出てこないので教えてください。