物事をなかなか決断できない人のことを日本語では「優柔不断」と言いますが、英語ではどのように表現するのかご存知ですか?英語には状況に応じて様々な表現がありますが、今回は中でもネイティブの日常会話でよく使われているフレーズを2つご紹介いたします。
1) Wishy-washy
→「優柔不断な / 曖昧な / いい加減な」
この表現は、「優柔不断な人」や「曖昧な〜」「いい加減な〜」などの意味としてよく使われる口語的な表現です。元々は、スープやお茶などの飲み物が薄かったり水っぽかったりすることを表す表現でしたが、その曖昧ではっきりしない様子を人の性格や態度、行動などにも喩えて使われるようになりました。
- You’re so wishy-washy.(本当に優柔不断なんだから。)
- Don’t give me a wishy-washy answer.(いい加減な返事はやめて。)
2) Indecisive
→「優柔不断な / 決断力のない」
この表現は、決断力がなかったり思い切りが悪いことで優柔不断になることを意味します。Decision (決断)の語頭にInを加えることで、真逆の意味のIndecision (決断できない)となり、それを形容詞にするとIndecisiveになります。どちらかというと上記1)のWishy-washyは元々の性格に対して使われるのに対し、このIndecisiveは色々と考えすぎて決断できなくなるニュアンスがあります。
- 決断力のある人は「A decisive person」、決断力のない人は「An indecisive person.」
- Quit being so indecisive!(早く決めて!)
- You are indecisive about everything!(何に関しても優柔不断なんだから。)
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