自分の考えや気持ちを伝える時「I think」が頻繁に使われている表現かと思いますが、それ以外にも「思う」を表す英語は沢山あり、確信している度合いによって表現の仕方も使い分けられています。今日のコラムでは、分かりやすいように確信度を%で表し、確信度合が高い順に表現の仕方をご紹介いたします。
確信度:100%
1) I’m positive _____
→「絶対に〜 / 必ず〜」
日本語でポジティブというと、真っ先に「前向きな」が思い浮かぶと思いますが、positiveは、その他にも「確かな」や「疑いようがない」なども意味します。「I’m positive」は、日本語の「絶対に〜」や「必ず〜」に相当する表現で、ほぼ100%確信をしている時に使われる表現です。特に、相手が多少疑っている時にこの表現が使われる傾向があり、例えば、「Are you sure that restuaurant is open? It’s a holiday today.(本当にそのレストラン開いているの?今日祝日だよ。)」と心配している友達に対して、「I’m positive(絶対に開いている)」と返事をすれば、お店が開いていることを確信していることを表します。確信をより強調したい場合は、absolutelyを付け加えて「I’m absolutely positive」のように表現します。逆に確かでない場合、「I’m not positve」と表現できますが、「I’m negative」とは言わないので気をつけましょう。
- 「I know for a fact ______」や「I’m certain _____」も同じ意味合いとして使える。
・Trust me and just try it out. I’m positive you’ll like it.(騙されたと思って、やってみな。絶対に気にいるから。)
・I’m absolutely positive we’re going the right way. Wait, you’re right. It’s actually that way.(絶対に方向間違ってないって。ちょっと待って、君が言うように、やっぱりあっちだ。)
確信度:80%
2) I bet _____
→「きっと〜 / 〜に間違いない / 〜に違いない」
Betは、お金を賭けることを意味することから、お金を賭けられるくらい確信度が高いことを表す場合にも使われる単語です。「きっと〜だ」や「〜に違いない」といった意味として、日常会話では「I think」よりも確信度が高い場合に頻繁に使われる口語表現の一つです。例えば、天気の良い夏の祝日に友達から海に行かないかと誘われて、「行きたいけど、今日は絶対に混むんだろうな」と言いたい場合は、「I want to go but I bet it’s going to be really crowded.」という具合になります。
- 「I’m sure _____」も同じ意味合いとして使える。
・I bet he’ll be really successful one day.(彼ならいつかきっと大成功すると思うよ。)
・I bet she’s going to show up late. She’s never on time.(彼女、きっと遅れるよ。絶対に時間守らないからね。)
確信度:40%
3) I guess _____
→「〜だと思う」
Guessは本来「推測をする」を意味する単語ですが、日常会話では「〜だと思う」や「〜らしい」の意味としても使われます。「I guess」は何かを確実に言い切れない状況で使われ、「I think」よりも若干確信度が低いニュアンスがあります。また、「I guess」は「自分から進んでやりたくないけどやる」といったニュアンスもあり、例えば「カラオケはあまり行きたくないけど、みんなが行くなら行くよ」と言いたい場合は「I guess I’ll go to karaoke.」のように言います。
- 「I assume _____」や「I suppose _____」も同じ意味合いとして使える。
-
・I guess you’re right. I guess it doesn’t hurt to ask.(そうだね。聞くだけ聞いてみようか。)
・I heard Tom quit his job. I’m not sure but I guess he didn’t get along with his coworkers.(トム、仕事をやめたらしい。僕もよくわからないけど、同僚と上手くやっていけなかったんだと思う。)
・I’d prefer to have dinner Friday night but if Saturday is better for everyone else, I guess that’s fine.(食事は金曜日の夜がいいけど、みんなが土曜日の方が都合が良いんだったら、僕はそれでも良いけど。)
確信度:40%
4) I doubt _____
→「〜だと思わない」
Doubtは「疑う」を意味することから、日常会話では「〜だと思わない」や「多分〜でない」と表現する場合に「I don’t think 〜」の代わりに「I doubt〜」を用いることがあります。例えば、「彼は今夜のイベントに来ないと思う」は「I doubt he’ll come to the event tonight.」のように表現することができます。また、「I don’t think so.」を「I doubt it.」に置き換えて言うこともできます。例えば「TOEIC900点以上とれたと思う?」と聞かれた時に、「I doubt it.(いや、多分取れてないと思う)」と返答することができます。
- 逆に「〜は間違いない」や「絶対に〜だ」と表現をするときに、「〜を疑う余地がない」を意味する表現「(There is) no doubt 〜」と言うこともあり、この場合は、自信を持って何かを確信していることを表す。
-
・I doubt that he’ll apologize. You know, Brian. He’s so stubborn.(彼は謝らないと思うよ。ブライアンのこと知ってるでしょう。彼、本当に頑固なんだから。)
・Am I going to go snowboarding this weekend? I doubt it. I’m swamped with work right now.(今週末、スノボー行くかって?今、仕事に追われてるから多分行かないだろうね。)
・No doubt you’re going to enjoy living in the states. I bet your English is really going to improve too.(絶対にアメリカ生活を楽しむと思うよ。きっと英語もすごく上達するんだろうね。)
動画レッスン
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what about ‘reckon’?
あとbelieve!
Manaさん、コメント有り難うございます!
「Reckon」と「Believe」両方とも使えます。ニュアンスとしては両方「可能性があると信じている」になるので確信度でいうと70%くらいになります。「Think」よりは強いけど「Bet」まではいかない程度だと思います。
また、「Reckon」は個人的にはあまり使わない表現です。イメージとしてはちょっと古い感じがします。ロサンゼルスに住んでいる人は中々使わない言い回しだと思いますが、アメリカの中部に行けば耳にする表現かもしれません 🙂
Mr. Jun…(Jun 先生… )
私も気になっていたものでしたが質問の仕方が分からなく悩んでいてたです。
先生の説明で、?? まだ、スッキリしませんが何となく分かるような……。
なるべく、インプットしながら、また、チャンスがきたときに使おうと思いながら、慣れてない言葉はメモしてトイレに貼っています。
先生!有難う御座います。質問して下さったMana様にも…
YOKO先生の雑談にも感謝しています。
「〜だと思う」は基本「I think ____」を使う事が多いですが、日本語と同じようにその場によって数多くの表現の仕方があります。新しい表現はすぐに使えなくてもとりあえず意味を理解することが大事です。どこかで必ず学んだ表現を耳にするはずなので、その時に始めて「こういうふうに使うんだ!」って理解ができますよ。慣れていない単語をトイレに張る、素晴らしいですね!!今後も頑張ってください!
[…] thinkよりも確信の度が強い言い方です。こちらのサイトがとても参考になります。 […]
意味は変わってきますが、Assumeだってそうですね
Hello!! Mr. Jin! Thank you for providing us with practical usages!
I’m absolutely positive hard work pays off all the time 🙂 Thank you so much!!
It sure does! You do an excellent job applying what you learn! Keep it up! – Jin 😉
Mr. Jun!!
I’m really sorry that was typo!!
Have a great day!!
Thanks a lot!!!
I bet you have a sense of humor, Mr. Jun 🙂
スペイン語圏の方とメールするとI doubtを思うという意味で使っているように感じます。どの単語を訳しているか不明ですが、ネイティヴの人は疑うという意味に取りますか?
桜井さん
こんにちは!会話の文脈にもよりますが、基本、疑いの気持ちを示し「〜でないと思う」を意味します。例えば、「I doubt he will come tonight.(彼は今夜来ないと思う)」という具合に使われます。
supposeはthinkと同じ意味だけど、よりフォーマルな感じとネイティブの人が言っていたのですが、感覚は人によりますか?
satoさん
そうですね。I think よりは多少フォーマルな響きがあるかもしれません。
Jun-sensei
Thank you very much for providing us with great English lectures on this website! I’d like to ask something to you, Jun-sensei. Probably my question is not directly related to the topic though. Anyway, My question is the difference between two sentence structures; I think it is important to learn English. VS I think it important to learn English. Do you feel any difference between these two sentences?
Thanks
はじめまして。
最近できたフィンランドの友人がよくsupposeとthinkを使っているのですがその使い分けがよくわかりません。アメリカの方が使うのとニュアンスは違うのでしょうか?
宜しくお願いします。
瑞香さん
こんにちは。「思う」を表す、もっとも一般的な言い方が “I think”です。I thinkとI supposeは基本同じ意味を持ちますが、I supposeの方が、多少フォーマルな響きがありちょっと賢い感じがします。でも、どちらを使ってもOKです。
Jun先生、こんにちは!
いつも楽しく学ばせていただいております。
「must」に”〜に違いない”という意味合いがあった気がするのですが、
“bet”とはどう違うのでしょうか?
是非お返事お待ちしております。