今回は怠け者の人には必須フレーズであり、お決まり文句でもある「面倒くさい」の英語について(笑)。このフレーズはいかにも英語らしい?表現かと思います。なお、状況によっては多少表現の仕方を変える必要があるので注意しましょう。
1) A pain in the neck/butt/ass
→ 「めんどくさい」
このフレーズを直訳すると「Pain in the neck」は「首の痛み」、「Pain in the butt」と「Pain in the ass」は「お尻の痛み」となります。手間がかかって嫌に思ったり、やる気が進まない時に使われるフレーズです。日常会話では「A pain in the ass」がよく使われます。ただし、「ass」を使うとちょっと汚い言葉(表現)になるので、友達同士や知り合いのに対してのみの使用にしましょう。他人や目上の人には「「Neck」か「Butt」を使いましょう。
- 「◯◯が面倒くさい」→「◯◯ is a pain in the neck/butt/ass」
- 「面倒くさい人」→「You/He/She is a pain in the neck/butt/ass」・・・代名詞の代わりに名前を入れてもオッケーです。
- 「Such a」を「pain in the neck/butt/ass」の前に加えると「面倒なこと」が強調されます。
・It’s a pain in the neck.(面倒くさ〜い)
・You’re such a pain in the ass.(あなたは本当に面倒くさい人だね)
・Folding laundry is a pain in the butt.(洗濯を畳むの面倒だよね)
・You’re such a pain in the ass.(あなたは本当に面倒くさい人だね)
・Folding laundry is a pain in the butt.(洗濯を畳むの面倒だよね)
2) It’s (such) a hassle
→「手間がかかって面倒くさい」
この表現は、単にやりたくないから「面倒」に思うのではなく、何か目的を達成するのに様々な困難を乗り越える必要がある場合に使われます。手続きなどのプロセスが長くて手間がかかる「面倒くさい事」に使います。例えば、ビザを申請する「面倒なプロセス」をイメージしたら分かりやすいと思います。
- 「◯◯が面倒くさい」→「◯◯ is a hassle」
- 発音に注意!「ハッスル」は「Hustle(頑張る)」になるので気をつけましょう。正しい発音は「Hat」の「Ha」と同じ音です。【Ha / sol】
- 「Such a hassel」の組み合わせで使われることが一般的です。
・Applying for a visa is such a hassle.(ビザを申請するのは本当に面倒だ)
・This is such a hassle.(これは本当に手間がかかって面倒くさい!)
・I want to return this item but it’s just such a hassle.(この商品を返品したいんだけど、面倒で)
・This is such a hassle.(これは本当に手間がかかって面倒くさい!)
・I want to return this item but it’s just such a hassle.(この商品を返品したいんだけど、面倒で)
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面白い表現ですねー! 日本語の面倒臭い も面白いいいかたですが(笑)何が臭いのかイマイチわかりません。
確かに、何で「臭い」なんでしょうね?(笑)日本語は英語以上に難しいといつも思います・・・
Too much trouble は めんどくさい と言う時には使いませんか?
又、maybe と could be の 違いを 教えてください
Chieさん
こんにちは。コメントありがとうございます。面倒なことを“It’s/That’s too much trouble”と表すことができます。その他に、“If it’s not too much trouble, _____(もし面倒でなければ〜)”と人にお願いごとをする時にももよく使われます。
“Maybe”と“Could be”の違いは近いうちにブログで掲載しますね。
こんにちは。Junさんのブログとメルマガいつも楽しく拝見しております。
面倒くさいという形容詞を辞書で調べるとtroublesomeという単語がありますが、実際ネイティブの方は使うのでしょうか?
また私は今香港に住んでおりますが、ここでは面倒くさいというニュアンスでtime-consumingという表現をよく耳にします。アメリカではこの単語はよく使われますか?
Pandaさん
こんにちは。いつもHapa英会話を活用していただき、ありがとうございます。面倒臭いは”Troublesome”と表現することもできます。ちょっと硬い表現で、どちらかというと「書く英語」として使われるほうが多い気がします。”Time consuming”もいい表現の仕方ですね!”Time consuming”は時間がかかって面倒であるニュアンスが含まれます。
Jun先生、お久し振りです。
私は、面倒くさいをtroublesome しか知りませんでしたが、これが硬い表現とは知りませんでした。
Jun先生は、硬い表現、書き言葉、丁寧な言い方など、色々教えてくださいますね。
失礼ながら、先生に教えて頂くまで、アメリカの方が、言葉に対して敏感だとは思っていませんでした。
あと、発音がちょっと違うだけで、意味が違うって言うのも、これまた難しい‼
日本語でも、発音が同じでも、まったく違う意味がありますけど。
エレベーターの機械が「5階です」って言ったとき、日本語を勉強している方は「誤解です」って聞き間違えないかな?
新幹線のホームの案内で「安全柵の内側にお下がりください」を「安全策」と聞き間違えてないかな?
とか。
語学って、なかなか難しいですね。
それを、Jun先生が分かりやすく、面白く教えてくださるので有り難いです。
これからも、末永くお願い致します。
Sakurakoさん
こんにちは!お久しぶりですね。英語も日本語も、おそらくどの言語でも、言い方や口調を変えたり、顔の表情やジェスチャーを変えて話すことで、同じ言葉でも解釈のされた方が変わってくるんでしょう。言語を勉強するに当たって最も難しいことであり、一方でそれが面白さでもあると思います。僕も未だに「柿」と「牡蠣」をちゃんと言い分けていうことができず、いつも恥ずかしい思いをしています(笑)
今後も楽しく英語学習を続けてください。
こんにちは。
シンガポール在住ですが、このめんどくさいを表現する時、「chore」をよく耳にします。
また、個人的には、日常で起こる大抵のめんどくさい事は「chore」で表してる気がします。
Work is such a chore.(仕事めんどくさい)
Waking up early is such a chore.(朝早く起きるのめんどくさい)
Putting make up on is such a chore.(化粧めんどくさい)
School is a real chore.(学校マジでめんどくさい)
Shaving everyday is such a chore.(毎日、髭剃るのめんどくさい)などなど….
「ある事」に対して「めんどくさい」時、よく「chore」を使ってます。
ちなみに、人に対しては、「pain」や「annoying」を使ってます。
He is so annoying./He is such a pain in the butt.
質問ですが、この「chore」は今回出てませんでしたが、あまりJunさんにとって、もしくはアメリカで「めんどくさい」を言いたい時に、使わない表現なのでしょうか?
Harukaさん
こんにちは!Choreも面倒臭いという意味で使えますね!まさに、Harukaさんが挙げてくれたような状況で使われます。僕は個人的にはあまり使いませんが、自分の周りにいるアメリカ人は普通に使っていて、アメリカでもchoreは面倒という意味で一般的に使われていると思います。
言葉って難しいけど、本当に奥が深いですね。それが面白いです。それに何よりも、言葉がなかったら、思考も伝達もできませんから、現代文明も生まれていなかったでしょうね。Jun先生の動画を見て言葉の面白さを噛みしめていきたいと思っています。先生いつもありがとうございます。
ありがとうございます。言葉の奥深さが言語を学ぶ一番の魅力だと思います。本当に面白いですよね!