日本では「空気を読む」という表現がよく使われていますが、アメリカでは「言わなきゃ分からない」といった文化的な背景があることからも、「空気を読む」を英語に直訳するのは意外と厄介なんです。しかし、それと似たニュアンスの表現があるのでご紹介しようと思います。
1) Read between the lines
→「空気を読む / 行間を読む / 場の雰囲気を汲み取る」
このフレーズを直訳すると「行間を読む」となり、文章には直接書かれていない筆者の真意を汲み取ることを意味しますが、文章に限らず人の発言に対しても用いられることから「空気を読む」と訳すことが出来ます。
・You have to read between the lines.(空気を読まないと。)
・If you read between the lines, you can understand what he really means.(その真意を汲み取れば、彼が本当に言いたい事が分かります。)
・He has to learn to read between the lines.(彼は空気を読むことを覚えないといけないね。)
・If you read between the lines, you can understand what he really means.(その真意を汲み取れば、彼が本当に言いたい事が分かります。)
・He has to learn to read between the lines.(彼は空気を読むことを覚えないといけないね。)
2) Understand the situation
→「空気を読む / 状況を察する / 場の雰囲気を読む」
直訳すると「状況を理解する」になりますが、ここでの「状況」とは人の気持ちなども含まれることから「空気を読む」と訳すことが出来ます。無神経(KY)の人に「You have to understand the situation(空気を読まないと)」と指摘する際によく使われるフレーズです。
- 「Understand what’s going on」も同じ意味合い。
・You have to understand the situation.(空気を読まないといけません。)
・She needs to understand what’s going on.(彼女は何が起こっているのかしっかり状況を把握しておく必要があります。)
・It’s important to understand the situation.(場の空気を読むことは重要です。)
・She needs to understand what’s going on.(彼女は何が起こっているのかしっかり状況を把握しておく必要があります。)
・It’s important to understand the situation.(場の空気を読むことは重要です。)
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[…] (Hapa Eikaiwaのジュン先生が分かりやすい解説をここでしています。) […]