口論になってしまった相手と友好的な関係を保つために、日本語では「悪気はないんだ」や「気を悪くしないで」とフォローすることがありますが、英語でも同じような言い回しはありますか?
No hard feelings.
この表現は「悪く思わないでくれ」や「悪気はないんだ」を意味することから、誰かと口喧嘩や議論して意見がぶつかり合ったとき、または相手を怒らせてしまうような言動を取ってしまった時に、わだかまりなく友好的な関係を保ちたい状況でよく使われます。特にビジネスにおいては、やむを得ない判断によって誰かを不快にさせてしまうことがあると思いますが、その決断に対して「悪く思って欲しくない」というニュアンスとして使われます。
また、気にかけてくれた相手に対して、「別に気にしていないよ」や「悪く思っていないよ」のように、恨み・憎しみ・怒りなどネガティブな感情がないことを伝える場合にも「(I have) No hard feelings」と言うことができます。
- 「Don’t take it personally(個人的な批判として受け止めないで)」も同様の意味。
- We decided to put Andrew in charge of this project. No hard feelings.
(このプロジェクトはアンドリューに任せることに決めました。悪く思わないでください。) - No hard feelings. I appreciate you considering me for this position.
(別に気にしていません。このポジションに私の起用をご検討頂き、ありがとうございます。) - Please don’t take it personally. It was a business decision.
(個人的な批判として受け止めないでください。ビジネス上の判断です。)
〜会話例1〜
A: I apologize for what I said yesterday. I got caught up in the heat of the moment.
(昨日、発言したことについてはお詫びします。その場の感情にとらわれて冷静さを失いました。)
B: No hard feelings. I’m glad we were able to clear the air.
(気にしていませんよ。互いの誤解を解くことができて良かったです。)
〜会話例2〜
A: The student has asked to switch teachers. Please don’t take it personally.
(生徒が講師変更を依頼しました。個人的な批判として受け止めないでください。)
B: That’s fine. Did he mention why he wanted to switch?
(大丈夫です。彼はなぜ講師変更をしたいか言っていましたか?)
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No offense but ~
No offense taken
以前教えていただいた上記も全く同じ意味で使われますか?
AKさん
No offense but ~ / No offense takenも同じ意味で使えます!