相手を傷つけたり悲しませたりするつもりがなくても、自分の発言で相手が気を悪くする可能性がある時、日本語では「悪く取らないでね」や「悪気はないの」と前置きをすることがありますが、英語ではどのように表現するのでしょうか?
No offense
→ 「悪気はない」
この表現は、自分がこれから発言することや既に発言したことに対して、「悪く取らないで欲しいんだけど」という意味合いで使われます。何か相手に失礼なことを言って気を悪くさせてしまうのではないかと思う時に使われ、相手の気持ちを気遣うニュアンスが含まれます。「No offense, but _____(悪気はないんだけど〜)」と表現するのがよくあるパターンです。
- 「〇〇に対して悪気はない」は「No offense to someone」
- 自分が「気にしていないよ」と言いたいなら「No offense taken」
- No offense but that shirt doesn’t look good on you.
(気を悪くしないで欲しいんだけど、そのシャツ似合ってないよ。) - No offense to Steve but his English is hard to understand.
(スティーブさんに対して悪気はないんだけど、彼の英語は聞き取りにくいです。) - No offense. I just don’t feel like going out tonight.
(気を悪くしないで欲しんだけど、今夜は出かける気分じゃないの。) - Don’t worry. No offense taken.
(心配しないで。別に気にしてないから。)
〜会話例1〜
A: What do you think about my new bag?
(私の新しい鞄どない?)
B: No offense but I think it looks kind of tacky.
(別に悪気はないんやけど、ちょっと安っぽく見えんねんな〜。)
〜会話例2〜
A: No offense but I don’t think that’s a good idea.
(気分を害さないで欲しいのですが、それは良いアイデアだとは思いません。)
B: No offense taken. Thanks for being honest.
(大丈夫です。正直に言ってくれてありがとう。)
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