日本のビジネスシーンでは、「私が対応します」や「この問題は私が対処します」など、「対応する」や「対処する」と言う言葉をよく使いますが、英語ではそれらの表現に相当する言い回しが非常に多く存在します。そこで今回は、(ロサンゼルス出身の)アメリカ人である私にとって、最もよく耳にする定番の言い回しを2つご紹介します。
1) Deal with _____
→「〜に対応する / (問題などに)取り組む」
この表現は、お客様やクライアントなど、人の対応をすることであったり、トラブルや問題に取り組むことであったり、困難な状況に対応することであったりと広い意味で「〜に対応する」の意味として使える便利な表現です。
- I deal with expats who live in Japan.
(日本に在住している外国人の対応をしています。) - We have to deal with this problem immediately.
(早急にこの問題に取り組むなければいけません。) - He deals with customer complaints.
(彼はお客様の苦情に対応しています。)
〜会話例〜
A: So what exactly do you do?
(具体的にはどのようなお仕事をされているのですか?)
B: I deal with clients from overseas.
(海外からのお客様の対応をしております。)
2) Handle _____
→「〜を対処する / 〜を処理する / 〜を担当する」
Handleは、状況によって様々な意味を成す単語ですが、その中でも、トラブルに対処すること、お客様からの苦情を処理すること、お仕事を担当することなどの意味として用いることがよくあるので覚えておきましょう。
- 「~を担当する」は、「in charge of ____」や「responsible for _____」の表現もよく用いられます。詳しくは、「担当者」や「責任者」は英語で?をご覧ください。
- How do you handle difficult customers?
(気難しい顧客には、どのように対処していますか?) - Let me handle this project.
(このプロジェクト担当させてください。)
〜会話例〜
A: Let me handle this problem. I’ll take care of it.
(この問題は私が対処します。私に任せてください。)
B: All right. I’m counting on you.
(分かった。頼りにしているよ。)
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