英語では「あっさりした味」と「こってりした味」を表現する際、どのようにあっさり又はこってりしているのか具体的に述べる必要があります。表現の仕方によっては誤解を招きかねないので、自分の意思を適切に伝えられるようになりましょう!
あっさり味の表現
1) Light
→「あっさりした・軽い」
主にサラダやスープのように消化の良い食べ物を指します。“Light”の代わりに“Healthy(健康的)”もよく使われ「Light and healthy」と組み合わせて表現することも一般的です。
- その他「軽食」の意味としても使われる。
・I want something light.(何かあっさりしたものが食べたいな。)
・I feel like something light and healthy.(何かあっさりして体に良いものが食べたいです。)
・This soup is really light.(このスープ、めっちゃあっさりしてるやん。)
・I feel like something light and healthy.(何かあっさりして体に良いものが食べたいです。)
・This soup is really light.(このスープ、めっちゃあっさりしてるやん。)
2) Plain
→「あっさりした(普通の)・味付されていない」
バターやジャムを付けていない食パン、おかず無しの白ご飯、無糖ヨーグルトなど、味付けされていない料理や食べ物を指します。また、全く味付けされていないわけではないが、「あっさりした普通の〜」といった意味合いとしても使われます。
・I like plain fried rice.(私はあっさりした普通の焼き飯が好きです。)
・I usually eat everything plain.(普段はあっさりしたものを食べています。)
・Can you get me a plain yogurt?(無糖のヨーグルトを買ってきてくれますか?)
・I usually eat everything plain.(普段はあっさりしたものを食べています。)
・Can you get me a plain yogurt?(無糖のヨーグルトを買ってきてくれますか?)
3) Bland
→「味が薄い・風味がない」
この表現はマイナスなニュアンスがあり、味付けが薄くて美味しくないことを表します。例えば、注文したパスタの味が薄すぎて美味しくない場合は「This pasta is bland.」と言います。「I want something bland」のようにポジティブな意味としては使わないので気をつけましょう。
・This chicken is bland.(この鶏肉、全く味がしない・・・)
・This is so bland. I need to add some salt.(この味付けは薄すぎるから、塩を加えないと。)
・How can you eat that? It’s so bland.(よ〜食べれるな〜。それ全然味せーへんやん。)
・This is so bland. I need to add some salt.(この味付けは薄すぎるから、塩を加えないと。)
・How can you eat that? It’s so bland.(よ〜食べれるな〜。それ全然味せーへんやん。)
こってり味の表現
1) Heavy
→「腹持ちの良い・消化が悪い」
ステーキやハンバーガーなど一般的に高カロリーの食べ物を指します。「腹持ちの良い」または「胃がもたれる」のように、ボジティブにもネガティブにも捉えることができる表現です。
・I feel like something heavy for dinner.(夕食は腹持ちの良い食事にしたいです。)
・That meal was heavy.(あの食事は胃がもたれる。)
・That was too heavy. I feel sick.(あれはちょっと濃すぎやって。気持ち悪なったわ。)
・That meal was heavy.(あの食事は胃がもたれる。)
・That was too heavy. I feel sick.(あれはちょっと濃すぎやって。気持ち悪なったわ。)
2) Rich
→「コクのある・旨味のある・深みのある」
旨味のあるスープや味わい深いコーヒーなど、風味豊かでコクのある味を表す際に用いられるポジティブな表現です。スープの味を表すときによく使われます。
- 「コクのある味」→「Rich in flavor」
- “Savory”も同じ意味合い。
・This broth is very rich.(このスープ、めちゃめちゃコクあるやん。)
・I want to eat something savory.(香ばしい物が食べたい。)
・I feel like something sweet and savory.(甘い物とこってりした物が食べたいな。)
・I want to eat something savory.(香ばしい物が食べたい。)
・I feel like something sweet and savory.(甘い物とこってりした物が食べたいな。)
3) Greasy/Oily
→「脂っこい」
脂っぽいベーコンやフライドチキンなど、脂肪分が多く脂っぽい食べ物を指します。基本的にはネガティブな印象がありますが、「脂っこい物が食べたい」とポジティブな意味としても用いることもあります。
- 「脂肪分が多い」は“Fatty”とも表現する。
- 「Strong taste(味が濃い)」は誤解のもと?も合わせてご覧ください。
・This fried chicken is so greasy.(このフライドチキン脂っこいね。)
・This is too oily for me.(これは脂っこ過ぎるわ。)
・I try not to eat fatty foods.(脂肪分の多い食べ物は出来るだけ避けています。)
・This is too oily for me.(これは脂っこ過ぎるわ。)
・I try not to eat fatty foods.(脂肪分の多い食べ物は出来るだけ避けています。)
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こんにちは!いつもJUNさんに教えてもらうことがとても役立っていて感謝しています。
味についてはよく理解できました。
そこで、質問です。
日本人の男性の顔のタイプの説明としてよく聞く、塩顔(切れ長の涼やかな目元や爽やかな顔立ちを指す)、反対に、濃い顔(目立つ眉、目力のある大きめの瞳、大きめのパーツの顔立ちを指す)をアジア以外の方に説明する際、わかりやすい”あっさり”と”こってり”の表現はありますか。以前は前者を醤油顔、後者をソース顔と呼んだそうで、日本のことがわかるJUNさんにはイメージがわくと思うのですが、海外の方は二重なので、涼やかな目元などという感覚はないですよね?ぜひ教えてください!