アメリカの映画やドラマを見ていると、ウィンクをしているシーンがよく出てきますが、アメリカ人のウィンクにはどんな意味が隠れているのでしょうか?今回は、アメリカ人のネイティブ講師Micah先生と一緒に、アメリカのウィンク文化について話し合いたいと思います。
1. 合図を送るためのウィンク (1:15)
Micah先生:この動画のオープニングで私はウィンクと同時にピースをしていましたが、それはアメリカ人にとってはジェスチャーの一種です。人によってはピースではなく、ウィンクをしながら指を銃のような形にする人もいます。
2. 異性の気を引くためのウィンク (1:57)
Micah先生:クラブやバーなどに行くと、異性の気を引くためにウィンクをしてアプローチをする人がいます。アプローチした後にドリンクを奢ってあげたりして会話が始まる感じですね。
3. ジョークを言った後のウィンク (3:29)
Micah先生:嘘か本当か分からないジョークを言ったときにウィンクをして、相手にジョークだとネタばらしをします。例えば、初対面の相手と映画のトップガンの話題で盛り上がっている時に「実は僕はパイロットなんだ」と言ってウィンクをすると、その話は冗談だということが伝わります。Junさんはアメリカで日常的にウィンクをしますか?
Jun:私はとても下手なので、ウィンクをしません。もちろんバーで女性相手にウィンクをしたこともありません。もしウィンクをしたとしても、良い結果にはならないと思うので(笑)私がウィンクをすると、無理している感が出てしまうので、自然にウィンクができる人をいつも羨ましく思っていました。
4. ウィンクが上手い人はカリスマ性がある (6:05)
Jun:正しい、絶妙なタイミングで自然なウィンクができる人は、カリスマ性があります。例えば、私の叔父、ジェリーは最高のウィンクをする人で、大人になって気付いたんですが、彼は出会う女性全員にウィンクをしているんです(笑)きれいな女性を見かけると、軽快なトークに加えて、相手の女性にウィンクをして魅了していました。その流れがいつもスムーズだったので、私は毎回驚いていました。
また、叔父のジェリーは父の過去を私や妹たちに大袈裟に面白おかしく話してくれましたが、その時も絶妙なタイミングで私たちに向かってウィンクをして、叔父が父のことを茶化していることを、私たちにこっそり気付かせてくれました。
Micah先生:秘密のメッセージを送る時に使うウィンクのいい例ですね。たった一回のウィンクに、「今、君たちのお父さんを茶化しているんだよ。面白いだろ?」といったメッセージが含まれているんですよね。
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