“Also”、“Too”、“As well”はどれも「~も」を意味する表現ですが、ネイティブはこの三つをどのように使い分けているのでしょうか?今回は、ネイティブ講師のDana先生と一緒にこの三つの表現の違いと使い分けについて話し合います。
1. “Also”、“Too”、“As well”の三つの中で最もよく使うのは? (1:04)
Danaさんがこの三つの中で最もよく使う表現は“too”で、一番使う頻度が低いのは“as well”です。“too”は三つの中で一番汎用性が高く、カジュアルな会話をしている時だけでなく、会社の上司や目上の人との会話でも使えます。一方、“as well”は少し硬い印象を与えてしまうフレーズなので、例えば「私もその映画を見たよ」を“Oh, yeah, I saw that movie as well.”と表現してしまうと、ネイティブには不自然に聞こえてしまいます。
“too”と“as well”はどちらも使い方はほぼ同じで、両方とも文末に加えます。この二つの一番大きな違いは、堅苦しい表現かどうかという点です。基本的にアメリカでは、フォーマルな会話をする場面があまり多くないため、ほとんどの人が“too”を使います。
また、“also”を使って“I also snowboard.(私もスノボをします)”と表現することもできますが、“also”のカジュアルさの度合いは“too”と“as well”の中間ぐらいになります。ちなみに、会話中に“also”を使う場合は、文末ではなく主語の後に持ってくるのが一般的です。
2. この状況なら“also”と“too”のどちらを使う? (5:11)
【シチュエーション1】
「私も一人っ子です」と言う場合は・・・
→I’m an only child too. / I am also an only child.
この場合は、“too”と“also”の両方が使えます。
【シチュエーション2】
「私はピアノが弾けます。そしてギターも弾けます」と言う場合は・・・
→I can play the piano. I can play the guitar too.
会話であれば、“too”を使う方が自然です。
ちなみに、“also”と“too”を比較すると、“also”は自分のことや自分が行っていることなどを強調するニュアンスがあります。
3. “also”、“too”、“as well”の違い (7:36)
“also”と“too”は基本的に意味は同じですが、文章内での位置が異なるので、使う時はその点に注意するようにしましょう。“as well”も意味は同じですが、フォーマルな文章を書く時やエッセーを書く時、または大勢の前でスピーチをする時などに使われる傾向があります。そのため、少しフォーマルすぎる印象のある“as well”は日常会話ではあまり使われません。
4. “too”は会社の上司に使ってもいいの? (9:14)
アメリカ人は誰に対しても“too”を使うので、友達との会話以外にも、会社の上司や目上の人との会話で使っても全く問題ありません。
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