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第636回インタビュー企画 | 完璧な英語より、人とつながる英語。All Ears English Lindsayと語る英語学習の本質
Released: 2026.10.07
今回は、人気英語学習Podcast「All Ears English」のホスト、Lindsay McMahonさんをゲストにお迎えします。実はLindsayさんとは10年以上前、お互いにPodcastを始めたばかりの頃に一度コラボしたことがあり、今回は本当に久しぶりの再会となりました。インタビューでは、All Ears Englishが大切にしている「Connection, NOT perfection(完璧さより、人とのつながり)」という考え方を軸に、英語を話すときに完璧を求めすぎてしまう理由や、間違いを恐れず自信を持って話せるようになるためのヒント、そして英語で本当の意味で人とつながるために大切なことについてじっくり語り合いました。さらに、AI時代の英語学習や、自分が本当に伝えたいことを自分らしい英語で表現する方法など、これからの時代に英語を学ぶ上で大切なヒントがたくさん詰まったインタビューです。
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〜 インタビューの主な内容 〜
- All Ears Englishの理念、“Connection NOT Perfection”
- 意識をどこに置くか―私or私達、間違えるorつながる
- ミスをしても委縮しない!英会話での心構え
- 発音・アクセントで目指すべきところは…
- グループトークを楽しむための2つのポイント
- GregariousnessとSelf-compassionを持って踏み出そう
- 自信は繰り返すことで生まれる
- 自宅でできる練習法とレッスンの活用
- AIを学習パートナーにすることはどう思う?
- 何を信じ、どう届けるか―All Ears Englishの挑戦
- 13年を振り返って思うことは?
- 「自分」に縛られず、自由にコネクトしよう
Lindsay McMahon(All Ears English共同ホスト・CEO)「All Ears English Podcast」では、英語でのコミュニケーションや国際ビジネスに役立つスキルを紹介しています。Apple PodcastとSpotifyを通じて世界中に190万人のフォロワーを持ち、月間ダウンロード数は400万回に上ります。また、米国の教育分野「語学コース」ランキングで最高1位を獲得した実績があります。リンジーと彼女のチームは、『Podcast Magazine』『Language Magazine』『Forbes』でも紹介されています。
・無料の英語レベル診断: https://cf.allearsenglish.com/fluency-quiz (ご自身の英語力がB1・B2・C1のどのレベルに当たるかを確認できます)
・Podcast: https://lnk.to/aee-sn
・YouTube: All Ears English
インタビューキーポイント
- 「Connection, NOT perfection(完璧さより、つながり)」
- All Ears Englishが10年以上大切にしてきた中心的なメッセージ。
- 英語を話すとき、間違いに意識を向けるのか、それとも目の前の相手とのつながりに意識を向けるのか。その瞬間ごとの「選択」が大切。
- 会話の目的は完璧な英語を披露することではなく、人とつながること。
- 完璧主義は、英語学習の大きな壁になる
- 単語や文法をたくさん覚えるだけでは、間違いへの恐怖や完璧主義は解消されない。
- Lindsayさん自身も完璧主義的な部分があり、それがこのテーマに強く共感する理由の一つ。
- 「間違えたらどうしよう」と自分に意識を向けすぎると、相手の話に集中できなくなってしまう。
- 目標を「完璧に話す」から「会話の数」に変える
- 「完璧に英語を話す」ではなく、「今週10回会話する」のように目標を設定する。
- 成功の基準を「間違えなかったか」から「相手とつながれたか」に変える。
- Junの言葉では、“Repetition over perfection.” 繰り返すことで徐々に英語が自然になっていく。
- 語学上達に「近道」はない
- 「3カ月でペラペラ」のような即効性を求めるのではなく、地味な練習を毎日繰り返すことが重要。
- スポーツと同じように、何度も繰り返すことで英語が徐々に自然になり、自信にもつながる。
- 「ネイティブのように話す」を最終目標にしなくていい
- Lindsayさんが発音で重視しているのは、特定のアメリカ・イギリス・オーストラリア英語のアクセントではなく、相手に明確に伝わること(clarity)。
- アクセントはその人らしさの一部にもなり得る。
- グローバルな環境では、さまざまな国の英語を理解し、相手にも理解してもらえる力が重要。
- グループトークには「英語力」以外のスキルも必要
- 単語や文法がわかっていても、会話に入るタイミングがつかめなければ発言できない。
- 特にアメリカでは、誰かが「あなたはどう思う?」と振ってくれるとは限らず、自分で会話に入るタイミングを見つける必要がある。
- こうした文化的・社会的なルールは、従来の英語教材では学びにくい「見えないスキル」。
- 完璧主義そのものが悪いわけではない
- 「いい仕事をしたい」という気持ちは、努力や高い基準につながる。
- しかし極端になると、「完璧にできないなら始めない」という先延ばしにつながることもある。
- 英語でも「完璧に話せないから会話しない」となれば、成長のチャンスを失ってしまう。
- 間違いを恐れないことと、学ばないことは違う
- 間違いを気にせず積極的に話す姿勢は大切。
- 一方で、間違いをそのままにしていると、仕事などで求められる英語力に届かない可能性もある。
- 積極的に話し続けながら、好奇心を持って無理のない学習も続ける。そのバランスが重要。
- 人は「何を言ったか」より「どう感じさせてくれたか」を覚えている
- 完璧な文法や難しい単語を使うこと以上に、「この人と話して楽しかった」「また話したい」と思ってもらえることが大切。
- 人とつながる力は、単なる語彙や文法を超えたコミュニケーション力。
- 自信は、生まれ持ったものではなく「経験」から作られる
- Lindsayさんは、英語の自信は繰り返しによって育つと考えている。
- 失敗して、立ち直って、また挑戦する。その経験の積み重ねが本当の自信になる。
- ただし自信(confidence)だけでなく、実際の英語力(competence)も同時に伸ばしていく必要がある。
- 英語の先生とだけ話していても、本番への自信はつきにくい
- 慣れた先生とは話せても、知らない人を前にすると突然話せなくなることがある。
- 実際の世界には、話すスピードも性格もアクセントも違う人がいるため、教室の外での経験も必要。
- おすすめ練習法:「頭の中の独り言」を英語にする
- 1日5〜15分程度、自分の頭の中で考えていることを英語に切り替える。
- 「コーヒーを入れよう」「今日のミーティングどうなるかな?」など、普段日本語で考えていることをそのまま英語にする。
- 誰かに頼らず毎日でき、英語をより身近で自然なものにしていく練習法。
- AIは英会話の「準備」には使える。でもゴールではない
- AIとの英会話は、練習やウォーミングアップには役立つ。
- しかし、実際の人間を前にしたときの緊張や失敗のリスクまでは再現できない。
- AIを最終目的にするのではなく、人とつながるための準備ツールとして使うという考え。
- AI時代だからこそ「人とつながる力」の価値が高まる
- 情報そのものは誰でも簡単に手に入れられる時代になった。
- だからこそ、「この人と一緒にいると楽しい」「この人と話したい」と感じてもらえる人間的な体験やつながりが重要になる。
- 英語でも「自分の声」を見つける(Find your voice)
- Lindsayさんにとって自分の声とは、「何を信じているのか」+「それをどう伝えるのか」の組み合わせ。
- 経験と繰り返しを重ね、自分が本当に伝えたいことを見つけ、それを自分らしい言葉やトーンで表現していく。
- All Ears Englishを10年以上続けてわかったことは「失敗することの大切さ」
- Lindsayさん自身、スタッフ採用、商品開発、チーム運営などで数多くの失敗を経験。
- しかし、その失敗が次の判断をより良いものにし、仕事に対する本当の自信につながってきた。
- 英語学習と同じように、失敗は避けるものではなく、成長するために必要な経験。
- 流暢な人より、「つながれる人」
- インタビューの最後にLindsayさんは、流暢な英語話者と人とのつながりが上手な人なら、後者と話したいと回答。
- 英語力を自分のアイデンティティにしすぎるのではなく、「この人と今この瞬間を楽しみたい」という気持ちを大切にする。
- 最終的なメッセージは、“Me”でも“You”でもなく、“Us”に意識を向けること。
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