皆さんは、アメリカ人が人差し指と中指をクロスさせながら“I’ll keep my fingers crossed.”と言っているのをドラマや映画などで見たことはありませんか?日常的によく使われるジェスチャーと表現ですが、一体どんな意味があるのでしょうか?
Keep one’s fingers crossed
→「幸運を祈っているよ」
“keep one’s fingers crossed”を直訳すると「指を交差させておく」となりますが、アメリカでは中指と人差し指を交差させるジェスチャーは「幸運・成功を祈ってるよ」や「頑張ってね」を意味します。人差し指と中指をクロスさせた形が十字架を表していたことから、昔は悪運を追い払うジェスチャーとして使われていましたが、現代では宗教関係なく幸運を祈るジェスチャーとして使われており、“keep one’s fingers crossed”も誰でも使えるフレーズとして使われています。
「幸運を祈っているよ」は“I’ll keep my fingers crossed for you.”、「幸運を祈ってね」は“Keep your fingers crossed for me.”と言いますが、日常会話では“for you”や“for me” を省くこともよくあります。
- I’ll keep my fingers crossed for you.
(幸運を祈っているよ) - Keep your fingers crossed for me.
(幸運を祈ってね) - Good luck on your test. I’ll keep my fingers crossed.
(試験頑張ってね。幸運を祈っているよ) - I’m going to my job interview now. Keep your fingers crossed for me.
(これから面接に行ってきます。幸運を祈っていてください) - Let’s keep our fingers crossed that it doesn’t rain on Sunday.
(日曜日は雨が降らないことをみんなで祈りましょう)
〜会話例〜
A: I heard you got a big job interview tomorrow.
(明日は大切な仕事の面接なんだって?)
B: Yeah, I have an interview with Hapa Eikaiwa tomorrow. I really hope I get this position.
(うん、Hapa英会話の面接を受けるんだ。無事に受かるといいんだけど)
A: You’ve got this, man. I’ll keep my fingers crossed.
(大丈夫だよ。幸運を祈ってるよ)
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