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公開日2022.08.13

日本人とアメリカ人の相槌の違い

日本人はよく会話の最中に「うん、うん」と言いながらうなずいたり、相手の言葉に対して相槌を打ちますが、そんな日本人の仕草はアメリカ人の目にはどう映っているのでしょうか?今回は、11年以上日本で暮らしているアメリカ人のMicah先生に、日本人の相槌の癖について質問してみたいと思います。

1. 日本に住んで相槌が癖になった? (0:22)

Jun:Micah先生は普段からよく相槌をしますか?

Micah先生:日本に来てから相槌をするようになりました。アメリカに帰国すると、周囲の人は僕の相槌を見て「なんか変だな」と感じるようです。

2. アメリカ人から見た日本人の過剰な相槌 (00:42)

Jun:「相槌」は、誰かが話している時に相手の話を聴いてることを知らせるために使われる仕草です。Micah先生は、相手の話を聴いている時に相槌をするのは良いことだと思いますか?

Micah先生:はい、相槌をすることは普通だと思います。しかし、程度の問題はあると思います。日本ではお辞儀や相槌をする習慣が多く、電話中でさえ相槌をしています。アメリカではそのような光景を見ることはありません。

Jun:日本に引っ越してから、以前と比べてよく相槌をするようになったそうですが、日本人はアメリカ人に比べて相槌が多いと思いますか?

Micah先生:もちろんです。日本人は「うん、うん」とうなずくだけでなく、口に出して相槌を打ちますよね。日本語の会話では多くの相槌表現が使われていますが、英語では必ずしも会話中に相槌表現が使われるわけではありません。アメリカでは、“Yeah”や“Mm hmm”、“Okay”や“Right”といった相槌表現が使われますが、これらの言葉を使う頻度は日本語に比べて少ないと思います。

Jun:Micah先生が初めて日本の相槌文化を目の当たりにした時、どう思いましたか?

Micah先生:不快な思いをしたことはありませんが、可愛らしい印象を受けました。日本人の相槌からは、僕の話を真面目に聴いてくれている印象を受けましたが、少し過剰に感じました。でも、不快に感じることは決してありませんでした。

3. ここまで違う!アメリカ流の相槌 (3:38)

Jun:アメリカに来た日本人の英語学習者に、どんな風に相槌のバランスを取るようにアドバイスしますか?日本と同じようにふるまうことを勧めますか?それとも、アメリカ文化に合わせて丁度よい相槌やアイコンタクトなどの文化を学ぶよう勧めますか?

Micah先生:個々の目的や滞在期間、どの程度ネイティブ感覚に近づきたいかによってアドバイスは変わりますね。英語をカジュアルに学んでいる程度で、外国人と楽しく交流したいだけなら、日本式の相槌をしても問題ありません。しかし、より深く英語を突き詰めたい人であれば、話している相手の目を見ること、そしてしっかり話を聴いていることを相手にアピールする時は、相手の話が途切れた時に“Right.”や“Interesting.”、“Tell me more about that.”のように共感の相槌を打つようアドバイスします。相手が話している最中に相槌を打ち続けてしまうと、まるで話を聴いていないような印象を相手に与えてしまいます。

Jun:僕も同感です。話を聴いている証として相槌を打ちますが、それが大袈裟すぎると、話し手は自分の考えを妨害されているように感じてしまうことがあります。
Micah先生が言ったように、どれだけネイティブ感覚に近づきたいかによって、アメリカ式の相槌方法を習慣にするかどうかが決まると思います。

4. アメリカ流の相槌もやり過ぎ禁物 (7:33)

Jun:会話中に、相槌することなく無表情でじっと見てくる人に会ったことはありますか?

Micah先生:もちろんです(笑)大袈裟な相槌を打たないように考えすぎてしまった結果、不自然になってしまうんですよね。そんな人はちょっとゾッとしてしまいます(笑)

Jun:その通りです。ジーっと無表情で何も言わずに目を見てくる人と会話をするのは大変です。相手は自分のことを評価しようとしているのか?、それとも怒っているのか?と勘ぐってしまいます。なので、目を見つめすぎたり、相槌を一切打たないと、相手を怖がらせてしまうことがあるので注意が必要です。

Micah先生:そうですね。相槌をしてはいけないとか、「うん、うん」や「そうだね」を言い過ぎてはいけないなどと思い過ぎないでください。ある程度慣れてくれば、適した頻度や自然な感覚が身につくと思います。

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