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公開日2022.07.30

英語にも敬語があるか、アメリカ人に聞いてみた

目上の人やビジネスシーンでは、皆さんは敬語を当たり前のように使っていると思いますが、英語に敬語は存在するのでしょうか?今回は、日本で11年以上暮らしているネイティブ講師のMicah先生に、英語に敬語が存在するのか質問してみようと思います。

1. 英語に敬語は存在するのか? (1:08)

Micah先生:いい質問ですね。日本語は敬語に関して非常に複雑な仕組みがあり、友達と会話をする時と、会社の上司や同僚と会話をする時では話し方が変わりますよね。英語も同じように話す相手や状況によって変わりますが、日本語とは少し異なります。日本語の敬語のように言葉の形を変えるのではなく、直接的すぎる言い方を避けるように意識します。例えば、英語で丁寧な言い方をする場合は文章の最初に直接的な表現を和らげる役割を果たすクッションフレーズを追加します。

2. 英語で丁寧な印象を与えるには (2:14)

Micah先生:例えば、フードコートで隣のテーブルの椅子を借りる時に「椅子を貸していただけますか?」と尋ねるなら、“Excuse me, may I use your chair?”と言い、“excuse me”が表現を和らげる緩衝材のような働きをします。もう少し丁寧に言いたい場合は“Excuse me, would you mind if I use your chair?”、より丁寧に言う場合は“Excuse me, sorry to bother you. But would you mind if I use your chair?”のように言います。英語では、文章の頭に相手を気遣う言葉を足して敬語のような丁寧さを作り出します。Junさんはどう思いますか?

Jun:全く同じです。クッションフレーズを加えるだけで、言葉に丁寧さが生まれます。英語では直接的ではっきりとした表現が好まれると思っている人も多いと思いますが、見知らぬ人にクッションフレーズを加えずに“Can I use this chair?(この椅子を使ってもいいですか?)”と言ってしまうと、少し直接過ぎるため相手に失礼な印象を与えてしまいます。

Micah先生:そうですね。英語で丁寧な話し方をする場合は、いかに直接的な表現を避けるかが一番重要なポイントだと思います。

  • Excuse me, may I use your chair?
    (すみません、椅子を貸していただけますか?)
  • Excuse me, would you mind if I use your chair?
    (すみません、よろしければ椅子を貸していただけますか?)
  • Excuse me, sorry to bother you. But would you mind if I use your chair?
    (邪魔をしてすみません。椅子を貸していただけますか?)

3. 丁寧に提案を断るときのフレーズ (4:22)

Micah先生:日本語と同様に、英語で相手の提案や誘いを丁寧に断るときもストレートにNOと断ることはありません。例えば、友人からパーティーに誘われて断るときは、“I’m sorry, actually I’m busy on that day.(ごめん、実はその日は都合が悪くて行けないんだ)”や、I’d love to, but actually I have something going on.(行きたいんだけど、その日は用事があるんだ)”のように断る理由を述べます。英語で丁寧に断るときは、言い方を工夫して相手の気を悪くしないように気をつけます。

Jun:“I’d love to.”は僕もよく使います。相手がこのフレーズを口にしたら、提案は断られるとすぐにわかりますね(笑)

  • I’m sorry, actually I’m busy on that day. How about next week?
    (ごめん、実はその日は都合が悪くて行けないんだ。翌週はどうかな?)
  • I’d love to, but actually I have something going on. So I won’t be able to make it.
    (行きたいんだけど、その日は用事があって行けそうにないや)

4. ルールが存在しない英語の敬語 (5:40)

Jun:日本語の敬語は構造的でしっかりルールがあり、話す相手の年齢や役職、立場によって話し方が変わります。一方、英語には日本語の敬語のような具体的な決まりが存在しないため、ある意味、英語の方が日本語よりも複雑ですね。

Micah先生:そうですね。また、英語では、相手の名前の前にSirやMa’am、Mr.、Mrs.などを付け加えて相手への尊敬の念を示します。

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