“almost”と“most”はどちらも「ほとんど」を意味しますが、どのように使い分ければいいかご存知ですか?今回は、ネイティブ講師のKelly先生と一緒に、“almost”と“most”の用法についてわかりやすく解説していきます。
1. Almost vs Most: 違いは何? (0:21)
「あなたの会社にいる多くの社員は英語を話しますか?」の質問に「ほとんどの人が英語を話します」と答える場合、どちらの表現が正しいでしょうか?
1. Almost people speak English.
2. Most people speak English.
Kelly先生:この場合は、“most”を使った2番目の表現の方が正しいです。
Jun:“alomst”を使った1番目の英文を使った場合、言いたいことは相手に通じると思いますか?
Kelly先生:私は英語講師なので言いたいことは理解できますが、英語学習者の英語に慣れていないネイティブの場合、理解するのに少し苦労するかもしれません。
2. Mostのイメージを理解しよう (01:51)
mostは大多数を表し、通常は全体の9割程度を指します。mostは数字や統計の話をする時によく使い、世間一般の人や動物など、ほぼすべてのカテゴリーの割合について話をするときに使います。
- Most people in Tokyo take the train.
(東京に住んでいる人の多くは電車に乗ります) - Most people drive in Los Angeles.
(ロサンゼルスではほとんどの人が車を運転します) - Most animals are cute.
(ほとんどの動物は可愛い) - Most Japanese food is delicious.
(多くの日本料理は美味しい)
3. Most ofのイメージを理解しよう (04:54)
「僕の友人のほとんどは背が高い」のように限定した小さなグループについて話をするときは、“Most my friends are tall.”と表現することは出来ません。その場合は、“Most of my friends are tall.”のように、mostの後ろにofを加える必要があります。
mostは全体の話をするとき、most ofは特定の小さなグループの話をするときに使います。
- Most of my friends are tall.
(僕の友人のほとんどは背が高い) - Most of my cats are cute.
(私が飼っている猫の多くは可愛い)
4. Almostのイメージを理解しよう (07:11)
almostは「ほとんど」を意味し100%に近づいていくイメージがあり、「もうすぐ~」や「もう少しで~」と表現する時などに使います。「ほとんどの~」や「大部分の~」という意味で使う場合はalmost単体ではなく、almost allを使います。
- Almost all people are Japanese.
(ほとんど全員が日本人です) - Almost all people speak English.
(ほとんどの人が英語を話します) - We are almost in San Francisco.
(もう少しでサンフランシスコです) - I am almost 40 years old.
(私はもうすぐで40歳です)
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