“not enough”は「不十分な」や「足りない」を意味し、アメリカ人の日常会話ではとてもよく使われる表現の一つです。今日のレッスンでは、日常会話で使われる“not enought”の代表的な3つの用法についてわかりやすく解説していきます。
1. 「何かが足りない」と言う場合に使う“not enough” (0:25)
“not enought”は直訳で「十分に~でない」になり、何かが足りなかったり、不十分であること意味します。使い方はとてもシンプルで、「not enough + 名詞」の形式になります。
- There’s not enough sugar in this. You should add more.
(砂糖が足りないね。もう少し足した方がいいよ) - I want to buy a car but I don’t have enough money for a down payment.
(車を買いたいんだけど、頭金が足りないんだ)
〜会話例〜
A: Jun, I ordered two pizzas. Do you think that’s enough?
(ピザを2枚注文したよ。これで足りると思う?)
B: That’s not enough food. Order two more.
(足りないよ。あと2枚追加で注文しよう)
2. 「十分に~でない」と言う場合に使う“not enough” (1:31)
日常会話では、「~過ぎる」を意味する“It’s too ____.”の代わりに、「十分に~でない」を意味する“It’s not ____ enough.”と表現することが良くあります。例えば、“It’s too small.(小さすぎる)”の代わりに“It’s not big enough.(大きさが足りない)”と言ったり、“It’s too cold.(寒すぎる)”の代わりに“It’s not hot enough.(暑さが足りない)”と表現します。“It’s too ____.”は言い方や状況によって直接過ぎることがあり、相手にキツイ印象を与えてしまうことがあるため、代わりに“It’s not ____ enough.”が使われます。使い方は、「not + 形容詞 + enough」の形式になります。
- This pasta is not hot enough. Can you microwave it?
(このパスタはぬるいよ。電子レンジで温めてくれる?) - This chicken is not cooked enough. Put it back on the grill.
(鶏肉に火が通ってないみたい。グリルでもう少し焼こう) - This extension cord is not long enough.
(この延長コードは長さが足りない)
3. 「〇〇はイマイチ」や「〇〇はまだまだ」と言う場合に使う“not enough” (3:10)
「〇〇はイマイチ」や「〇〇はまだまだ」と表現する場合は、“not good enough”を使います。この表現は、1から10の10段階評価のうち、6、7割程度の完成度を表します。
- He’s a great baseball player but not good enough to play pro.
(彼は素晴らしい野球選手だけど、プロには及ばない) - Her speech was amazing but not enough to win the contest.
(彼女のスピーチは素晴らしかったけど、コンテストで勝つにはまだまだだった)
動画レッスン
Advertisement