日本では外国語が話せるだけで周りから「すごいですね~」や「かっこいいですね」と言われることがありますが、母国語以外の言語を話せる人が多い印象のヨーロッパでは、英語や他の外国語を話せることはどのように思われるのでしょうか?今回は、ブルガリア出身のAtanasさんに、ヨーロッパで英語を話すことについて色々質問してみようと思います。
1. ヨーロッパでは英語を話せるのは普通? (2:26)
ヨーロッパでも母語以外の言語を話せることは「すごいこと」だと思われますが、日本ほど特別視されることはありません。しかし、日本語のようなヨーロッパ言語とは全く異なる言語を話せると伝えると、驚かれますね。私は現在ロンドンで暮らしていますが、多くのアメリカ人と同じようにイギリス人も英語以外の言語はあまり話せません。また、ブルガリア人の中には、英語の読み書きはできても話せない人は実は結構たくさんいます。(Atanasさん)
ヨーロッパには母国語以外に英語やその他の外国語を話せる人がたくさんいる印象を持っていましたが、それはヨーロッパ旅行に行ったときに主に観光地を訪れていたからだと思います。観光地には海外からの旅行客が大勢来ることもあり、英語を話せる人の割合が他のエリアに比べて高いのかもしれません。(Jun)
2. ヨーロッパで英語を話せる人の割合は? (7:24)
これは難しい質問ですが、僕より若い世代では60~70%程度の人が英語を話せると思います。自分よりも年上となると、30~40%ぐらいの人しか英語を話せない気がします。(Atanasさん)
3. フランス人は英語を話してくれないという固定観念 (8:33)
僕の親世代には「フランス人は英語が話せても英語で話してくれない」といった固定観念を持っている人がいますが、実際、僕がフランスを旅行中にフランス人に英語で話しかけたら、彼らはみんな英語で返してくれました。やはり時代とともに、いろいろ変化しているんだなと感じました。(Atanasさん)
4. 外国語を話せない人に対する印象は? (10:43)
国によっても異なるかもしれませんが、ヨーロッパで母国語しか話せないことは普通のことだと思われています。また、ヨーロッパは言語自体が似ているので、色々工夫することで同じ言語を話せなくてもコミュニケーションをとることができます。なので、母国語以外の言語をきちんと話せなくて特に問題ないのかなと思います。(Atanasさん)
5. 様々な言語や人種が交差するヨーロッパ (12:47)
ヨーロッパでは様々な国の言語が混ざっており、現代は多くの英語表現がヨーロッパ言語の中でも使われています。そして、ヨーロッパ圏で最もニュートラルで話しやすい言語は英語になってきています。(Atanasさん)
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