何かにチャレンジする友達や家族にエールを送るとき、よく使われるのは”Good luck!”ですが、それ以外にもよく使われる口語表現をご存知ですか?今日は”Good luck!”以外の「幸運を祈っているよ!」や「うまくいくといいね!」という意味の口語的な言い方を二つ紹介します。
1) Keep one’s fingers crossed
→Wish someone good luck
「Fingers crossed」を直訳すると「指を交差させておく」となり、アメリカでは中指と人差し指を交差するジェスチャーは「幸運・成功を祈ってるよ」や「頑張ってね」を意味します。これは、キリスト教が始まる前から続いているアメリカ人の習慣と言われており、一説によると、2人の人間が互いの人差し指を交差させるジェスチャーが幸運をもたらすと信じられていたことが始まりとされています。
- Good luck. I’ll keep my fingers crossed (for you).
(頑張ってね。幸運を祈っているよ。) - My driving test is today. Keep your fingers crossed (for me).
(今日は運転免許の試験です。幸運を祈っていてね。) - Let’s keep our fingers crossed that it doesn’t rain on Sunday.
(日曜日に雨が降らないことをみんなで祈りましょう。)
2) Break a leg
→Good luck
直訳すると「足を折れ」となるこの表現は、これから舞台に立ち演技や演奏、スピーチなどを披露する人に対して使われる「頑張ってね!」を意味するイディオムです。アメリカの演劇の世界では、「Break a leg = Good luck(頑張ってね)」を意味し、反対に公演前の出演者に「Good luck」と言うのは不吉だと言われています。また、「Break legs」とは言わないので必ず単数形の「a leg」を使いましょう。
- Usually said by actors, performers & musicians before going on stage.
- Wishing good luck brings bad luck, so this expressions used instead.
- Good luck! Break a leg! – contradicting statement.
- I heard you’re doing a gig tonight. Break a leg!
(今夜ライブするんだって?頑張ってね!) - I’m looking forward to your show tonight. Break a leg!
(今夜のショー楽しみにしています!頑張ってね!)
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