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公開日2018.07.27

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

ご無沙汰しております。HAPA英会話スタッフのRyomaことKeisukeです。前回の記事(1年間ほぼ毎日スカイプ英会話をやってみて)から、およそ1年半ぶりの投稿になってしまいましたが、カフェトークを利用したスカイプ英会話レッスンは今でも懲りずに継続しております。(笑)そこで、改めてこれまでスカイプレッスンを活用してきた2年半を振り返り、英語学習者の一人として現在抱いている率直な気持ちをシェアーしようと思います。

ひたすら生の英語に触れながら、英語を学んできた2年半

スカイプ英会話レッスンを活用して、徹底的に“話す英語”にフォーカスした学習スタイルを貫いて、とうとう2年半もの月日が経過いたしました。時間に換算すると、スカイプレッスンに費やした時間は少なくとも500時間以上、受講したレッスンの数は623回、受講した講師の数は120名以上にも及びます。もし仮に英会話スクールに週一回のペースで通って、これと同等のことをやり遂げるとしたら、12年以上はかかる計算になりますね・・・。そう考えると、オンライン(スカイプレッスン)には、計り知れない恩恵があると言えるのではないでしょうか。

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

以前の記事でもお伝えしていますが、この企画をスタートして以来、私は1日50分のスカイプレッスン(フリートーク)、及び1日30〜40分ほどのディクテーションを週5回のペースで取り組んできました。より細かく言うと、スカイプレッスンでは、レッスンの事前準備は全くせず、ぶっつけ本番で臨機応変に自由な会話を楽しみ、会話の中で覚えたフレーズや単語、または間違えを指摘された内容を就寝前にざっと復習する。そしてディクテーションでは、音声を聴いて書き取る作業自体に費やす時間は実質15〜20分ほどで、残りの時間、答え合わせとリピーティング。そして、英語と同様に日々のルーティンとなっているスポーツジムでのトレーニング中に、ディクテーションした箇所を聞き直すことも日常的に行ってきました。

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

つまり、この2年半の間、私が欠かさず実施してきたことは、1日最低50分は英語を話すこと、1日最低20分は集中して英語を聴くこと、そしてその日に学んだ内容を20〜30分ほどかけて復習することです。まさに会話をすることだけに焦点を当てた学習スタイルを徹底して遂行してきており、ライティングやリーディングを含め、いわゆる文法に関する勉強は一切しておりません・・・いや、正直に言うと、一冊だけ文法に関する書籍を購読しましたが、途中で読むのをやめて2年ほど放置しております。(笑)

コミュニケーションをとることが英会話の本質

そして結果的に、現在はどの程度の英語力になったかというと・・・残念ながら、2年半前の私が理想としていた「流暢にペラペラ話せる」レベルにはまだ至っていないのが現実です。しかし、理想値とは程遠いものの後悔は全くしていません。なぜなら、この企画をスタートした当初と比べると、日々のスカイプレッスンで50分間英語を話す時、またはアメリカ人の友達とプレイベートで遊ぶ時も殆どストレスなくコミニケーションがとれるようになりましたし、電車やバスの中で英語を話している外国人の会話がやたらと耳に入ってきます。また、英語だけを話しているネイティブのグループ会話にも積極的に参加できるようになるなど、明らかに上達したと思える点が目に見えて感じられるからです。

そして何と言っても、本日この記事と同時に公開されるHAPA英会話のPodcastエピソード200『HAPAメンバー特別対談(英語学習者として過ごした2年半』の収録時に、約1時間半ノンストップでJunと英語のみで会話のやり取りをすることができたのは、私にとっては大きな進歩でした。というのも、およそ2年前に配信されたエピソード100『HAPA英会話の正体』の収録時も、実はJunと英語で会話する予定だったのですが、いざ収録をしてみると、思うように話すことができず、結局私がキブアップして日本語の会話に切り替えていたからです。

もちろん、今回のエピソード200でも完璧な英語を話せているわけではありません。テストでは赤点だらけになるであろう、文法的に間違った表現の仕方も沢山しています。しかし、英会話において最も本質的な要素である“コミュニケーションをとる”ことだけは問題なく行えたことは、少なくとも証明できたかと思います。

Podcastの中でもJunに指摘されていますが、エピソード100を英語で収録しようと試みたときは、言葉に詰まり、Junに私の発言を待たさなければならないシーンが多かったのですが(結果的に英語談話はボツリましたw)、今ではとっさに口にする言葉に応じて次の言葉を選び、文章を組み立てられるようになりました。これは慣れもありますが、ボキャブラリーが増えたことも大きな要因かと思います。レッスンでは、講師が辛抱強くヒアリングしてくれますが、実際の日常会話では、文章を頭の中で組み立ててから発言しているようでは、コミニケーションがうまいこと取れません。

英語を学ぶ過程は、あなた次第

また、これまでの経験から痛感しているのが、意識して覚えようとする単語やフレーズから順次に体得できるものでもないということです。新たに覚えた表現を会話の中で何度も繰り返し使うなどして意識的に覚えようとしても、その表現を一ヶ月も使わない時期が続けばすぐに忘れてしまうものです。意味までも完全に忘れてしまうわけではないですが、会話で無意識に使いこなせるようになるのはそう簡単ではありません。その反面、面白いことに大して意識して覚えようとしていなかった表現が、自然と口から出ることもあります。

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

結局のところ、体得できる単語やフレーズというのは、必然的に自分にとって興味や必要性があるものに偏っていくのかもしれません。そう考えると、テストや試験などに向け、一方的に課せられた英語を短期間で集中的に暗記することは、話す相手や状況によって様々な方向へ流動的に変化する日常会話においては殆ど役に立たないことがわかります。実際、私も英語がスラスラ話せるか話せないかは、会話のトピックによって未だに大きく左右されてしまいます。これまでに何度も話したことのある話題であれば問題ありませんが、初めて話す話題、自分が興味のない話題となると、かなり苦戦を強いられます。英語が話せるようになることとは、極点に言えば、単に英語で話せる話題が増えているだけと言えるのではないでしょか。

満足できない気持ちが大事?

今回のエピソード200の収録では、現在の私の正真正銘の英語力を披露するために、普段のスカイプレッスンと同様、事前に何の準備もせず、ぶっつけ本番で挑みました。事前にある程度準備をしておけば、もっと流暢にハイレベルな英語が話せるフリぐらいはできたかもしれません。しかし、今回私がPodcastに出演したのは、英語がペラペラになったと自慢するためではなく、この2年半の間に、どの程度英語力が向上させることができたのか、何のフィルターも通さずにリスナーの皆さんに感じてもらいたかったからです。

スカイプ英会話を2年半やり続けた成果

おそらく、エピソード200を聴いて、「それだけの時間を費やしてその程度なの?」、逆に「それだけの期間でそれほどまでに上達したの?」など、感じ方はリスナーの英語レベルやこれまでの英語の学習経験値によって様々でしょう。前述した通り、私の本心は間違いなく前者にあたります。しかし、これまで長期間に渡り学習してきたことで、英語の奥深さを感じられるようになり、初めて英語は終わりのない生涯学習であることを身をもって理解できたのだと思います。

エピソード200の収録内容を初めて聴いたときは、「どんだけLike使ってんねん」、「そこはそんな言い方せーへんって」、「その発音ちゃうやろ」など、自分でも本当にツッコミどころが満載でした。(笑)普段からJunはよく言っているのですが、自分の英語を録音して聴いてみると、本当に欠点がよくわかりますね・・・おかげさまで今回、私も改善点が山ほど見つかりました。まずは口癖になっているLikeの多用を改善し、もうちょっとスマートな話し方ができるようになることを当面の目標にします。そしてエピソード300では、それが改善できたことが証明できるよう、これからも頑張ろうと思います!

なお、今回のエピソード200では、全て英語のみで会話しているので、初心者の方には理解できない箇所もあるかもしれません。しかし、スカイプレッスンにおける講師選びの基準や良し悪しの判断など、基本的にエピソード200で話している内容の多くは、ここの過去の記事で述べているので、もし分からない内容などがあれば、過去の記事に一度目を通してみてください。もちろん、当ページに設置されたコメント欄から質問してもらっても構いません。

最後に、先日およそ1年ぶりにスカイプレッスンを受講した講師からのフィードバックを共有します。この講師は、正直すぎるぐらい正直な意見を述べてくれる講師であるのと同時に、ここまで具体的な成長ポイントに気づくことは、自分ではなかなかできないだけに、このフィードバックをもらったときは、正直すごく嬉しかったです。

I can see that your English has improved because you’re fitting more words into your speaking per minute. In other words, you’re speaking faster. I’m sure there are other improvements, but your faster speaking speed was the most obvious to me.

 

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コメント

  1. Yama より:

    エピソード100も今回も楽しく聞かせていただきました。
    確かにLikeが多かったですねwww。
    でも、自分もし同じ立場だったらもっとひどいだろうなと思います。
    何よりも、長丁場のインタビューをすべて英語で乗り切れた事に感動しました。
    ボキャブラリーはもちろん必要かと思いますが、文法よりは実践がいかに大切かが
    判り、私個人の考え方と一致していたのでほっとしました。
    私の英会話力はKeisukeさんには到底及びませんが追いつけるよう頑張り過ぎず、
    英会話を楽しみながら上達していけたらと思います。

    いつか、近い将来Keisuke(Junさんも?)さんとSkypeで英会話できる事を願って精進します。

    • Ryoma より:

      ご視聴ありがとうございます!ほんとLike使いすぎてて自分でもドン引きでした・・・笑。無意識に使ってるだけに、改善するのはそう簡単ではないかと思いますが、エピソード300までに何としても直してみせますっ!!ただ、ちょっと興味深い話をここで一つ。これまで日本人の友達からも「Like」や「You know」の多用についてはよく言われてきており、今回、自分で端から聴いてみてかなり気になるぐらいなのですが、実はネイティブの人は意外と気にしていないようなんですよね。実際、これまで日本人からはよく言われるのに対し、ネイティブの人からは一度も指摘されたことがないんです。私の方から「Like使いすぎだと思う?」と問いかけて、初めて「あ〜言われてみればそうかもね。」程度なんですよね・・・。だからOKってわけではないのですが、日本人が文法を間違えて話すことを過剰に気にし過ぎるのも然り、あまり細かいことは気にせず、Yamaさんもおっしゃてる通り、会話をしている時は会話を楽しむことが一番大事なのかと思います。ポジティブに考えれば、無意識にLikeを使っていることも一種の成長でもありますしね。そして今度は、そのLikeの使用頻度を減らして会話することを「無意識」にできるようになれば、私の英語力がさらに一歩、上のステージに上がれたことを証明できるのだと思います。こういうことって、やはり実践あってこそ感じられることで、一人で机に向かって勉強していては気づけないですしね。

      これからもお互いに頑張りましょう!いつか英語でお話できるのを楽しみにしてますねっ!

      Keisuke

      • Yama より:

        なるほど!ネイティブが気にしてないならOKかもですね。あと、良くも悪くも無意識で口癖が出るくらい実践を積まなきゃやっぱ、だめですね。Keisukeさんが300回目のインタビューに出演される頃までに今のKeisukeさんくらいになれるように頑張ります。

  2. ぷりちゃん より:

    Junさんとの長丁場トーク、お疲れ様でした。素晴らしい!50分トークとディクテーション💕毎日の努力の賜物ですね。私も今Junさんの7週間コースを受けています。始める時に決めたことは、その日の感想、Junさんの質問に毎日必ずアウトプットすること、です。それが出来たら英語を話す時の恥ずかしさ、自信のなさ、緊張のようなブロックが一つ外れるのではないかと☺️秘かに期待してるのです。明日から4週目、私も頑張ります‼️

    • Ryoma より:

      Podcastのご視聴&コースの受講、ありがとうございます!毎日のアウトプット、いいですねっ!!やはり学んだ知識を会話で使えるようになるには、頭では理解しているだけでは不十分・・・というよりも意味がないと言っても過言ではないかと思います。頭ではわかっていても、いざ口にしてみると思うように言えないことも沢山ありますしね〜。実際、私もHAPA英会話に公開されているコンテンツはほぼ全て知識としては頭に残っていますが、実践で使いこなせているのは恐らく1割にも満たない気がします・・・😅ほんと学びを体得するにはアウトプットなくしてありえません。その素晴らしい習慣を続けながら、残りのコースも頑張ってくださいね〜!

      Keisuke

  3. Yusei より:

    けいすけさん!とっても聴いてて楽かったです!
    ひとつひとつ自分の欠点を認識できていて流石だなって思ったのと今自分もその段階にいます!
    使うボキャブラリー人によって様だと思いますが自分のキャラの出る英語を身につけていきたいとおもっています。

    自分も英語を話す前の自分と今の自分では文法の間違い話し方(Likeの多様)など気にしなくなったのが変わったとすごく共感します。もちろん自分の話し方では気にしますが。。

    300回目が楽しみにしているのと
    自分ももっと頑張らなきゃって励まされたエピソードでした😘
    呑みいきましょ😊🍺

    • Ryoma より:

      Hey 薩摩藩士 Yusei! 視聴&コメントおおきに!

      ほんま表現の仕方なんて人それぞれで、Yuseiの言う通り、結局は自分らしい言い方で表現するのが一番や思う!極端にいえば、たとえネイティブにとって不自然な響きだとしても、意味が通じてるなら間違いではないわけやしね〜

      俺もYuseiの英語がどんどん上達している姿からは、Hapaメンバーとしても英語学習者としてもめちゃめちゃ刺激もらってるで👍

      I can’t wait to grab some drinks next time! See you then✌️

  4. 会津藩士 より:

    RyomaさんのPodcast楽しく視聴させていただきました。^^私は現在Haoa英会話初級コースを受講させていただいています。なかなか日常生活の中でアウトプットする機会がないためカフェトークに挑戦しようと思います。Ryomaさんにはまだまだ遠く及びませんが、少しずつコツコツと勉強していきたいと思います。
    まずは、一歩踏み出すこと、そして失敗から学ぶことを念頭に頑張ります!!

    • Ryoma より:

      会津藩士さん

      コメント&プレミアムコースを受講していただき誠にありがとうございます。そうですね、日本で暮らしている限り、アウトップする機会というものは、待っていては一向に訪れませんからね。自分から意識的にアウトプットできる場を探し求めることは、日本でスピーキングのための英語を学習している者にとっては必要不可欠かと思います。カフェトークのようなスカイプ英会話で、気軽に世界中のネイティブ講師から英語を学べることは、インターネットの恩恵を受ける現代に生きる私たちにとっては最高のアドバンテージだと思います。それこそ幕末の時代の人々にとっては、ありえない環境ですからね〜w 学べる環境はすでにあるので、あとはやるかやらないかだけ!お互いに頑張りましょう!!!

      Ryoma

  5. 陽子 より:

    Keisukeさん、こんにちは!福岡のセミナーの懇親会でお話しさせていただいた者です。思い出していただけたら嬉しいです!
    Keisukeさんの強い信念、ぶれない姿勢、たゆまぬ努力にハッとさせられました。
    私もHapa英会話で頑張ってきたつもりですが、ちゃんとした目標もないし、インプットばかりでアウトプットができていないのだと改めて思いました。
    あと、せっかくアウトプットする機会があっても、”間違えたらどうしよう…”で諦めてしまう、こればっかりです。
    プレッシャーを敢えて楽しむ、文法間違えてもコミュニケーションが取れればいいじゃないかというKeisuke さんの気持ちに、私も勇気づけられました。
    あとは私が実践するだけです。がんばります!また勇気をいただきたいので、Keisukeさんの近況も、たくさんシェアしてくださいね!

    • Ryoma より:

      陽子さん

      先日はありがとうございました!もちろん覚えていますよ。懇親会では、他愛もない話ばかりで申し訳ありませんでした。(笑)
      正直、私も明確な目標というものはないんですよね・・・もちろん、小さいくてもいいので何かしらの目標を持つことは大切かとは思いますが、別に目標がないからと言って、英語を学習したらいけないわけでもないですし、目標がないならないで、とにかくひたすら英語に触れる毎日を過ごしていれば自ずと結果はついてくる、と自分に言い聞かせています。そして、私が今回の収録から、「Likeの多用を改善し、もっとスマートな話し方ができるようになりたい」と目標ができたように、英語を学んでいく過程の中から目標や課題も自然に見つかるようになるかと思います。
      実践レッスンがんばってくださいね!私たちのように英語を第二言語として学ぶ者にとって、間違えることは避けては通れません。極論をいうと、間違えずに話せるのであれば、もう学習する必要はありませんからね(笑) 私も、英語を学ぶ実体験を通して感じたり思ったりすることをシェアして、少しでもお役に立てるよう頑張ります!

      Give it a shot and see you again;)

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