第23回目のポッドキャストのテーマは「Hug(ハグ)の習慣」。アメリカでは挨拶をする時に「ハグ(抱き合う)」をします。どのタイミングで握手をして、どのタイミングで「ハグ」をするのか?初対面の人も「ハグ」をしてオッケーなのか?今日のエピソードではアメリカの「ハグ」の習慣についてマーガレットさんとジャンソンさんが意見をシェアーしてくれます。
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会話内容「ハグの習慣」
【Margaret】You know um I’ve gotta (got to) ask you something. Um I met this girl the other day. She’s a friend of a friend and uh…I…maybe it’s just me but I’m really not into this whole hugging somebody new kind of thing.
【Jansen】Oh yeah. I…speaking of which I totally did that the other day.
【Margaret】What do you mean you did that the other day?
【Jansen】I just kind of blanked out and I met someone, you know, I introduced myself and he introduced himself and then I just went in for the hug.
【Margaret】No way. No you didn’t do that to a guy (Laugh). That’s new for me. Did he like step back?
【Jansen】I don’t know it felt pretty natural so.
【Margaret】(Laugh) Well you know that’s…you’re lucky in that regards. Well I mean in my case, you know, I…she kind of went in for the hug and I kinda (kind of) gave her the…like the half pat.
【Jansen】Oh I see.
【Margaret】You know I had like one arm down my left side and then the other hand was just patting the back.
【Jansen】Yeah very unenthusiastic.
【Margaret】Yeah I’m not…I’m not a hugger.
【Jansen】Yeah.
【Margaret】If it’s a new person I prefer to shake hands or I would just step back and just wave and just say hi.
【Jansen】Is that a thing that’s kind of, you know happening in America? Like people are evolving from the handshake into the hug?
【Margaret】You know maybe among young people. Maybe like in high school or college they would just say “Hi” and they just start hugging you know? So I wouldn’t say that’s for you know older generation or whatever. But I think for the younger kids maybe they do that.
【Jansen】Yeah yeah. So at what point at your relationship with any one person does it…is it ok, is it acceptable to hug them?
【Margaret】Um I think if you’ve at least you know gotten to know them for few months. I don’t know.
【Jansen】Uh huh.
【Margaret】Or have seen them at least maybe if it’s like a friend maybe if you have seen them more than twice?
【Jansen】Yeah.
【Margaret】Then you can finally give them a hug.
Questions of the day(今日の質問)
- Does Margaret like to give hugs to someone she just met?
マーガレットさんは初めて出会った人と「ハグ」をするのは好きですか? - How does Margaret greet a new person?
マーガレットさんは初対面の人とどのように挨拶をしますか? - At what point does Margaret think it is OK to hug someone?
いつ頃から人を「ハグ」してもいいとマーガレットさんは思っていますか?
Answers(解答)
- Margaret feels uncomfortable hugging someone she just met.
マーがレットさんは初めて出会った人と「ハグ」するのは抵抗があります。 - She shakes their hand or just wave at them.
握手か手を振って挨拶をします。 - She thinks it’s OK to hug someone once you get to know him or her better.
相手のことをもっと知ってから「ハグ」をしていいと思っています。
Summary(要約)
Margaret was introduced to a friend of a friend the other day. She was greeted with a hug but she is not into hugging someone that she just met.
この間マーガレットさんは友達の友達に紹介されました。新しく紹介された友達に挨拶として「ハグ」をされましたが、マーガレットさんは初対面に会う人と「ハグ」をするのは抵抗があります。
Instead of greeting her with a hug, she gave a half pat on the back.
「ハグ」をする代わりにマーガレットさんは彼女の背中を軽く叩きました。
When Margaret meets a new person, she prefers shaking hands or just waving and saying “Hi.”
マーガレットさんは初対面の人の場合、握手または手を振って挨拶をします。
She thinks that younger generation may prefer to hug when they greet each other but not the older generation.
若い世代は挨拶をする時に「ハグ」をするかもしれませんが、旧世代はそうでないと思っています。
Margaret feels that you have to get to know the person better or meet them a few times before you can exchange hugs.
相手のことをもっと知り、面識が出来てから初めて「ハグ」をしてもいいとマーガレットさんは思っています。
Phrases of the day(今日のフレーズ)
1) A friend of a friend (友達の友達)
◎ 直接の知り合いではなく、友達の友達であることを表す場合は英語で「A friend of a friend」と言います。
◎「友達の友達の友達」は「A friend of a friend of a friend」になります。関係を表す時に使える便利なフレーズです。
- She’s a friend of a friend.(彼女は友達の友達です)
- Sean is a friend of a friend.(ショーンは友達の友達です)
- A friend of a friend is a doctor.(友達の友達が医者です)
2) Maybe it’s just me but _____(私だけかもしれませんが・・・)
◎「このように考える、感じるのは私だけかもしれませんが」と表したい時に使われるフレーズです。
◎ 使い方によっては「気のせいかもしれませんが」というニュアンスもあります。このフレーズを使うときは必ず最後に「but」を加えましょう。
- Maybe it’s just me but I’m not into hugging.(私だけかもしれませんが、ハグをするのは抵抗があります)
- Maybe it’s just me but I think this restaurant is terrible.(こう思うのは私だけかもしれませんが、このレストランひどいね)
- Maybe it’s just me but was that an earthquake?(気のせいかもしれませんが、さっきの地震だった?)
3) Blank out(何も考えていない)
◎ 一時的にボーッとしてて、何も考えずにとる言動を指す日常表現です。
◎ その他にも急に物事を忘れる事も指します。例えば、話している最中に言いたい事を急に忘れてしまった時に「I blanked out(ど忘れしました)」を意味します。
- I blanked out and just gave him a hug.(何も考えずにハグをしてしまいました)
- Sorry I blanked out. What was your question?(すみません、ボーッとしていました。何を聞いていたんでしたっけ?)
- I totally blanked out. What was I going to say?(ど忘れしました。何が言いたかったんだっけ?)
4) In my case(私の場合)
◎「For me」と同じ意味合いで「私の場合は」を表すフレーズです。
◎「あなたの場合」は「In your case」「彼・彼女の場合」は「In his/her case」「もし〜の場合は」は「In case (of)〜」になります。
◎「In my case」は文頭または文末に使います。
- In my case, she went in for the hug so I gave her a half pat.(私の場合、彼女がハグをしてきたので背中を軽く叩きました)
- It wasn’t like that in my case.(私の場合そうではありませんでした)
- In case of an emergency, call my cell.(緊急の場合は私の携帯に連絡してください)
5) At what point(どの時点で)
◎「At what point」は「どの時点で〜ですか?」と相手に質問をしたい時に使われます。
◎「At what point in your life(人生のどの時点で)」のように組み合わせることもできます。
- At what point in your relationship is it OK to hug?(関係を深めてからどの時点でハグをしてもいいのですか?)
- At what point should you say no?(どの時点で断るべきでしょうか?)
- At what point in your life did you decide to start a business?(人生のどの時点で事業を始めようと思ったのですか?)
Expressions(表現)
- The other day・・・この前
- Speaking of which・・・そういえば
- Go for a hug・・・ハグをする
- In that regards・・・その点については
- Pat on the back・・・背中を軽く叩く
Vocabulary(単語)
- Step back・・・後ろに下がる
- Pat・・・軽く叩く
- Unenthusiastic・・・あまり乗り気でない
- Wave・・・(手を)振る
- Evolve (from)・・・〜から進化する・変わっている
- Old generation・・・旧世代
- Acceptable・・・〜することは許される
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Junさん、いつも役に立つ情報をありがとうございます。
日常会話になれるために、こちらのPodcastを過去から一つ一つ拝見させて頂いています。
ところで、
2:16の辺りで、”I totally recommend you to take a day~”と聞こえたのですが、英文法で、”I recommend + 人 + 動詞の現在形”と習った記憶があります。そうすると、”I recommend you go~”になりますが、どちらが正しいのでしょう?それとも私の聞き取りが間違っていますか?
それから、”If you have a get a chance to~”と聞こえましたが、この聞き取りは合っていますか? have a chance は知っているのですが、聞き間違えているのか教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
こんにちは!「Recommend」の後は「動名詞(-ing)」と「不定詞(-to verb)」両方が使えます。「I recommend you to take a day」「I recommend you taking a day」両方ともOKです!
「If you have a get a chance」の部分ですが、ここで私は「If you ever get a chance」になります。「If you ever get a chance」は「もし〜をする機会があれば」を意味します。これからもPodcastでの英語学習、頑張ってください!
recommend,詳しく説明していただいてありがとうございました。
「If you ever get a chance」ですね。
ever が聞き取れませんでした!
ありがとうございました^^
Jun先生こんにちは!
今年の9月からスイスで人生初の一年間の留学を行っているのですが、今回のlive conversationや、日常会話でいつも疑問に思うことがあるので質問させてください。ネイティブの方はよく会話の合間で” you know”を使いますよね。単に、次に何を言うか考える時に言葉と言葉の間を埋める意味で”you know”を使っているのだと思うのですが、この場合は「知っているよね?」の意味は全く含まれないのでしょうか?
いまいちこの、会話の途中で挟まれる”you know”のニュアンスが分からないので教えていただきたいです。
P.S 実は留学を始めたばかりの頃はネイティブの人の会話が早すぎて全くついていけず、正直かなり落ち込んでいました。日本でそれなりに勉強してきたつもりが、いざ海外に出てみると全く歯が立たないという状況に正直かなりショックでした。ですがそんな時に友人が教えてくれたJun先生のPodcastを毎日聞くようにしたところ、ほんの少しずつではありますが、ネイティブの会話にも慣れてきた気がします。また、先回のアメリカで活躍するki-yoさんのインタビューにはとても勇気をもらいました。このpodcastには本当に感謝しています。完璧は目指していませんが、帰国するまでにはネイティブの方と流暢に会話できるようになることを目標にこれからも頑張ります。
Fumimasa
Fumimasaさん
こんにちは。いつもPodcastを聞いていただき、ありがとうございます!アメリカ人は確かに会話で「You know」をよく使います。「You know」には色々な役割があり、Fumiさんが指摘する通り「〜知っているよね?」を意味する場合もあれば、言葉が詰まった時の「え〜と」や「あの〜」も意味します。「You know」の使い方についての解説はHapa英会話のサイトで掲載していますので、よければこちらのリンクをご覧ください → http://wp.me/p4ZiFb-1Eg
Podcastが役に立っているようで本当に嬉しいです。実はPodcastを始めた理由は当校に通っている日本人生徒がFumimasaさんと全く同じ悩みを抱えていたからです。教材で聴く英語とネイティブが実際に話す英語は、スピードから使われる表現にあまりにも大きなギャップが生じ、現地の人が話している英語についていけない、理解できないとショックを受けている人たちがほとんどです。ネイティブの英語に慣れるまでは時間はかかりますが、ナチュラルな英語をナチュラルなスピードで聴けば聴くほど理解できるようになっていきます。Fumimasaさんも継続すれば必ず目標に到達できると信じています。頑張ってください!応援しています!
She thinks it’s OK to hug someone once you get to know him or her better.
この場合のyouは誰のことを指しているのですか?
ヒロ23さん
厳密に言えば、”You”は「あなた」ですが、「一般の人」を指します。
Hapa先生、こんにちは
質問があります
a friend of a friendはなぜmyとかyourではなくaがつくのですか??