今回は、長年存じ上げていたセレンさんをゲストにお迎えし、初めてじっくりお話を聞かせていただきました。セレンさんの経歴は本当にユニークで、バイリンガルとして育ったわけでも、若い頃に留学していたわけでもありません。実は31歳のとき、渋谷の路上でのある出来事をきっかけに、ゼロから英語学習をスタートしました。「am の過去形もわからない」状態から学び始め、IELTS 8.0、TOEIC満点を取得し、楽天で第二言語習得理論に基づいたトレーニングを担当し、何千人もの社員を指導するまでになったその歩みは、まさに驚くべきものです。現在はTEPPEN ENGLISHを率い、英語教育の在り方を見直すサポートを続けています。今回の対談では、ミュージシャンから英語スペシャリストへと転身した背景、本当に効果のある英語トレーニング法、学習者が陥りがちな大きな落とし穴、そして英語を“敵”ではなく“友達”のように感じられる存在に変える方法について深く語っていただきました。気づきや実践的なアドバイス、率直な本音が詰まった、とても濃い内容になっています。ぜひ最後までお楽しみください。
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〜 インタビュー内容 〜
- 02:15
- ミュージシャンから英語コーチへ セレンさんのユニークな経歴
- 10:42
- 英語に目覚めたきっかけは渋谷の外国人
- 16:31
- 楽器と英語に共通しているのは…
- 22:05
- ただの作業にしない!意味を理解して反復することの大切さ
- 28:17
- 英語が得意なのは「音に敏感」な人
- 33:15
- 乗り越えるのが大変だった中級者の壁
- 38:25
- 自然に話せるまでにどんなことをした?
- 43:17
- ほぼ無駄だった…3つの学習法
- 49:44
- 英会話レッスンの受け方のコツは「割合」「準備」「振り返り」
- 56:23
- 記憶力は伸ばせる!脳に負荷をかけよう
セレン(英語学習コンサルタント)第二言語習得理論に基づいた英語研修を得意とするスペシャリスト。
30歳をすぎてからゼロから英語を体得し、IELTS 8.0、TOEIC LR満点、TOEICスピーキング満点、英検1級などを取得。楽天社内の英語公用語化プロジェクトを6年間担い、その間に約2,000名の個別学習コンサルティングを実施、累計で3万人に学習指導をしてきた。英語コーチング協会主催「コーチ養成講座」監修。
2024年リリースのAIを活用した中上級者向け英語コーチングサービス「TEPPEN ENGLISH」事業マネージャー兼ヘッドコンサルタント。「英語のあたらしい読みかた(IBCパブリッシング)」著者。株式会社スクールウィズ / Chief Academic Officer
TEPPEN ENGLISH : https://teppen-english.com
X : https://x.com/cellen0
インタビューキーポイント
- 英語は「才能」ではなく「トレーニング」
- 英語力は生まれ持ったセンスではなく、正しい方法で積み重ねた結果。
- 31歳・英語ゼロからでも変われるのは、「学習」ではなく「トレーニング」として向き合ったから。
- 努力の量よりも、努力の設計が未来を決める。
- 反復は“作業”ではなく“自動化”のため
- 音読やシャドーイングは、回数をこなすことが目的ではない。
- 意味を理解し、感情を込めて繰り返すことで、英語は「考える言語」から「出てくる言語」へと変わる。
- 目指すのは暗記ではなく、“オートメーション(自動化)”。
- 英語の三本柱はバランスが命
- 発音・単語・文法は、どれか一つでは不十分。
- 三つを同時に底上げし、最終的にスピーキングへつなげる設計が重要。
- 議論よりも、統合。
- 難しい=伸びる、ではない
- 理解できないレベルの聞き流しや背伸びした英文読解は、成長よりも消耗を生む。
- 大切なのは「少し難しい」レベルでコントロール可能な学習。
- 自分の現在地を知ることが、最短距離への第一歩。
- オンライン英会話は「試合」である
- 会話レッスンはトレーニングそのものではない。
- 初心者ほど基礎練習の割合を増やす必要がある。
- 練習は本番のように、本番は練習のように向き合う姿勢が差を生む。
- 成長は“振り返り”で決まる
- レッスン前の準備、レッスン中のメモ、レッスン後の整理。
- 言えなかったことを放置せず、自分専用フレーズ集に変えることで「持ち札」が増えていく。
- 英語力は、使いっぱなしではなく積み上げで作られる。
- 記憶は才能ではなくスキル
- 忘れるのは脳の正常機能。
- 思い出そうとする負荷(出力依存)が、長期記憶を育てる。
- 頻度と回収こそが、定着を生む。
- 英語は“敵”から“友達”へ変わる
- 努力して話す段階から、自然に出てくる段階へ。
- エフォートレスになるまでには時間がかかるが、確実に到達できる。
- 英語は戦う相手ではなく、付き合っていく存在。
- 継続はモチベーションではなく設計
- やる気に頼らず、仕組みと習慣で積み重ねる。
- 小さな実験とトライアンドエラーが、やがてブレイクスルーを生む。
- 変化は一瞬で起きるように見えて、裏側では静かに積み重なっている。
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