今回のエピソードでは、ベストセラー『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』の著者・塚本亮さんをゲストにお迎えします。高校時代の挫折からケンブリッジ大学で心理学を学び、現在は英語学習にモチベーション科学を応用している塚本さん。インタビューでは、「80パターン」が生まれた背景や、文法の丸暗記よりも使えるパターンを覚えることの重要性、抵抗感を好奇心に変える思考法、そして“Do”から“Be”へとゴールを転換するマインドセットについて掘り下げます。英語を通して人生を豊かにしたい方におすすめの、実践的でモチベーションが上がる内容です。
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〜 インタビュー内容 〜
- 02:39
- 英語の先生の「世界観」がRyoさんを変える
- 12:22
- 英語に本気で取り組み始めたのはいつ?どんな方法で学んだ?
- 18:51
- 留学先で学んだ心理学をどう英語教育に生かしたか
- 23:42
- 英語学習の先にどんな自分をイメージする?“Do”より“Be”で考えよう
- 30:06
- 心理的な壁…「呪い」を解くカギは?
- 37:57
- モチベーションは後からついてくるもの
- 42:03
- “ネイティブなら12歳までに覚える80パターン”執筆のきっかけ
- 51:22
- 80パターンを効率よく学ぶ方法は?
- 56:28
- 「伝わらないモヤモヤ」を経験してから学ぶのがベスト
塚本亮(英語教育専門家、作家)1984年、京都府生まれ。高校時代は偏差値30台で退学寸前の問題児だったが、一念発起して同志社大学経済学部に入学。その後、イギリス・ケンブリッジ大学大学院で心理学を学び、修士課程を修了。帰国後は京都を拠点にグローバル人材育成に従事。心理学に基づく指導法が注目を集め、経営者やアスリートなどからの指導依頼が相次ぐ。近年は、企業や行政を対象に、インバウンドビジネスの翻訳、ブランディング、外国人向けサービスの構築支援など、コンサルティング業務にも従事。さらに、日本人アーティストやクリエイターなどの海外進出・世界展開のサポートにも取り組んでいる。
主な著書に『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舎)、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)などがある。著書累計は120万部を超える。
Instagram : @ryo_tsukamoto
書籍 : ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!
インタビューキーポイント
- 英語学習の原点は「好奇心」
- 英語を勉強する理由を見いだせず苦手意識を持っていた塚本さんに、“世界は広い”という気づきを与えてくれたハーフの先生との出会い。
- 英語は「勉強科目」ではなく「世界を広げるためのツール」。
- 「Do」ではなく「Be」を目指す
- “英語を話せるようになりたい(Do)”より、“英語を使ってどういう人でありたいか(Be)”を考えることが大切。
- “Be”を明確に描くことが、学習のモチベーションと方向性を安定させるカギとなる。
- 「文法」よりも「パターン」で話す
- 日本人はルールを重視しすぎる傾向があるが、実際の英会話では正確さよりも伝える力が大切。
- 英語も日本語のように「型」で覚えると自然に使えるようになる(例:Can I / Can you / Thank you forなど)。
- “80パターン”は日常で使える表現の骨格。これを軸に自分の言葉で文を作る練習を重ねる。
- 「もやもや(frustration)」は成長のサイン
- 「伝えたいのに伝わらない」もやもや感は、学びを深める大切な刺激。
- アウトプット → インプットの順番で学ぶことで、実践的な学習サイクルができる。
- モチベーションは「行動の後にやってくる」
- 「やる気が出たらやる」ではなく、「3分だけやってみる」ことで自然とモチベーションが上がる。
- 心理学でいう「作業興奮」を活用し、小さな一歩を踏み出すことが継続のカギ。
- 習慣化のコツは「ハビットスタッキング」
- 新しい習慣は“既にある習慣”とセットにするのが効果的。(例:コーヒーを入れる間に1分だけ英語を音読する)
- 「いつやろう」と考える時間を減らすことで、迷いをなくす。
- 「正解を探す英語」から「自分を表現する英語」へ
- 英語に“完璧な正解”はない。間違いを恐れず、自分の言葉で伝えることを最優先にする。
- 日本語が完璧でなくても通じるように、英語も完璧である必要はない。大切なのは伝えたいという意図と気持ち。
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