今回は、「誰かの家を訪問する際にやるべきこと・ダメなこと」をテーマに、ノルウェーで暮らす日本人、南アフリカ、イギリス出身のネイティブスピーカー、そしてLA出身のJunの4人で、それぞれの回答を比較していきます!住んでいる国や出身国によって、どんなマナーが存在するのでしょうか?
1. 友達や知人の家を訪ねる時の心得 (0:39)
Charl先生(南アフリカ出身):控えるべき行動は、人の家でスマホをいじりすぎないことです。スマホの使用を控えて、相手に敬意を払う必要があります。
一方でするべきことは、ワインボトルやおつまみを持参するといいと思います。ホストの方も喜んでくれるでしょう。
Jun:誰かの家を訪ねる時は手ぶらで行くのはNGってことですね。
Gem先生(イギリス出身):イギリスでは人によって様々なルールが存在します。室内で靴を脱ぐ人もいれば、土足で過ごす人もいます。なので、靴を脱ぐべきかどうか、家に入る前にその都度ホストに聞くほうがいいと思います。
また、誰かの家で夕食をごちそうになる場合は、ワインなどの手土産を持って行った方がいいです。しかし、お茶をしに誰かに家に行くだけなら手土産の持参は必要ないです。
そして、招待してくれたホストの家や部屋のレイアウト、料理などを褒めることも大事です。もちろんネガティブなコメントは控えましょう。二度と誘ってもらえないかもしれません。
Rie先生(ノルウェー在住):これは日本特有かもしれませんが、誰かの家を訪ねた際は、トイレを使う時などは必ずホストに使用許可を尋ねます。冷蔵庫や食器棚を開ける時も同様ですね。最初に聞くのが鉄則です。現在、私はノルウェーに住んでいますが、こちらの人は全く気にせず、「トイレが使いたいなら自由に使ってね」という感じです。
Jun:日本では相手の許可を取るマナーが重要視されていますよね。どんなに小さなことでも事前に許可を取る文化です。特に、誰かの家で冷蔵庫を開けるというのは、日本では大きなことです。冷蔵庫を「開けていいですか?」と聞く文化はとても独特だと思います。日本では普通の光景だと思いますか?
Rie先生(ノルウェー在住):そうです、普通ですね。
Jun:なるほど。冷蔵庫に関しては、例えばホームパーティーを主催した時にゲストがトイレを使いたかったり、冷蔵庫から飲み物を取りたければ、アメリカでは基本的に最低1回はホストに聞くのがマナーだと思います。何も言わずに勝手に冷蔵庫を開けたりトイレを使うのはNGです。しかし、一度許可を取ったにもかかわらずその後も都度使っていいかを聞いてしまうと、相手を迷惑な気持ちにさせてしまいます。なので、一度でも許可を取れば、再度許可を取る必要はありません。これがアメリカ流のエチケットですね。
もちろん、ホストとあなたが近しい間柄で、何度も行ったことのある家であれば、わざわざ許可を取る必要はありません。
2. まとめ (5:21)
共通で言えるのは、誰かの家に招待されたときは何か手土産を持参することです。これは世界共通かもしれません。もちろんちょっと遊びに行く程度であれば何か持って行く必要はありませんが、ホームパーティーなどに招待されたときはワインボトル1本ぐらいは持って行った方がいいでしょう。
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