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公開日2023.09.05

ネイティブがよく口にする「食べる」の英語フレーズ

今回は、アメリカ人が日常会話で“eat”の代わりに使う「食べる」を表す5つの表現をご紹介します。どの表現もネイティブの会話では頻繁に使われているので、ぜひ覚えて使ってみてください。

1)Snack on
→「軽食をとる」

“snack”は「お菓子」や「軽食」を意味することから、“snack on”は「軽食をとる」ことを意味します。特に通常の食事よりも少ない量を食べること、食事と食事の間にちょったしたおやつを食べることを意味します。お菓子やポテトチップス、果物や野菜など、小腹が空いている時に何かを少し食べる意味合いがあります。使い方はとても簡単で、“snack on”の後に食べ物を入れるだけです。

  • Let’s snack on something.
    (おやつを食べよう)
  • I like to snack on peanuts.
    (私は軽食にピーナッツを食べるのが好きです)
  • Let’s snack on cheese and crackers.
    (チーズとクラッカーをつまみ食いしましょう)

2)Pick at something
→「少しずつ食べる」

“pick at”は食べ物をゆっくりと少量ずつ食べることを意味します。鳥が食べ物をつつきながら食べている姿をイメージすると分かりやすいでしょう。食べ物が美味しくない、食欲がない、といった理由でちょっとずつ食べる時に使うこともあれば、レストランで一人一皿注文するのではなく、何品か注文してみんなでシェアをするような状況で使うこともできます。“pick at”の後には食べ物を入れるだけでOKです。

  • Let’s order food we can pick at.
    (みんなでつまめるものを注文しよう)
  • She picked at her food and barely ate.
    (彼女は嫌そうに食事をして、ほとんど食べなかった)
  • I wasn’t that hungry so I just picked at my leftovers from yesterday.
    (あまりお腹が空いていないので、昨日の残り物をちょっとだけ食べた)

3)Kill / Devour
→「食べつくす」

“killは本来「殺す」を意味する単語ですが、日常会話では食べ物を食べ尽くしたり、飲み物を飲む干すことを表す口語的な表現として使われます。ポイントは、もの凄い早さや勢いで食べ尽したり、飲み干したりする点で、食べ物の場合は日本語の「ガツガツ食べる」に相当します。“kill”の後に食べ尽くした対象を入れるだけでOKです。

ちなみに、“devour”という単語も「食べ尽くす」や「ガツガツ食べる」を意味し、“kill”と意味は似ているので代わりに使う事ができますが、“kill”ほどインフォーマルな響きはありません。ただし、「飲み干す」の意味では使えないので覚えておきましょう。

  • He killed/devoured the big bowl of ramen.
    (彼は大盛りのラーメンを食べ尽くした)
  • I can’t believe you killed/devoured that huge hamburger.
    (あの巨大なハンバーガーを食べ尽くしたなんて信じられない)
  • You killed your beer already? You’re going to get drunk if you drink like that.
    (もうビール全部飲んだの?そんな飲み方したら酔っ払うよ)

4)Grab a bite
→「軽く食べる」

“grab”は「つかむ」、“bite”は「噛む」を意味することから、“grab a bite”は「軽く食事をとる」ことを意味します。「軽食をとる」という意味では先ほど紹介した“snack on”と似ていますが、“grab a bite”は一般的にレストランで食事をする場合に使われることが多く、特に誰かを食事に誘う状況でよく使われます。“Let’s go eat.”の代わりに、“Let’s grab a bite.”と言うことができます。

また、“bite”を“breakfast”や“lunch”、“dinner”に置き換えて、“Let’s grab breakfast.(朝ご飯を食べよう)”、“Let’s grab lunch.(ランチをしよう)”、“Let’s grab dinner(ディナーに行こう)”と表現することもできます。また誰かと飲みに行きたい場合は、“Let’s grab drinks.(飲いに行こう)”と表現することもできます。

ちなみに、“grab a bite”は“grab a bite to eat”を省略した表現で、日常会話では、“to eat”を省いて使う方が多いです。

  • Let’s grab a bite after work.
    (仕事の後に食事でもしよう)
  • Let’s grab a bite at the new cafe.
    (新しいカフェで食事をしよう)
  • If you’re free this weekend, let’s grab lunch.
    (今週末、暇だったらランチを食べに行こうよ)
  • Do you want to grab some drinks after our workout?
    (トレーニングの後に飲みに行かない?)

5)Dig in
→「食べ始める」

“dig in”は元々「掘る」や「突っ込む」を意味しますが、食事シーンで使う場合は「食べ始める」や「召し上がれ」の意味になります。日本語では食べる前に「いただきます」と言いますが、英語では“Let’s dig in.(食べましょう)”のように表すことがよくあります。

  • The food is ready. Let’s dig in.
    (ご飯ができたよ。食べよう)
  • Let’s dig in before the food gets cold.
    (料理が冷める前に食べよう)
  • You don’t have to wait for me. Go ahead and dig in.
    (私を待たなくていいよ。先に食べて)

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