今回は、自宅でパーティーを開いた後に遊びに来てくれた友達がなかなか帰ってくれない時はどうするか、ノルウェーで暮らす日本人、南アフリカ、イギリス出身のネイティブスピーカー、そしてLA出身のJunの4人で、それぞれの対処法を比較していきます!「早く帰って欲しいな・・・」と思っている時は、どんな対処法が効果的なのでしょうか?
1. 友達がなかなか帰ってくれない時の対処法 (1:07)
Gem先生(イギリス出身):イギリス人は直接的な言葉を使わない国民性のため、これはとても難しいシチュエーションです。なので、このような状況では「ちょっと疲れてきたな・・・」や「眠くなってきた・・・」のように、遠回しに帰って欲しいことを何度も言います。
Charl先生(南アフリカ出身):南アフリカの場合も直接的には言いません。相手にどうやって家に帰るのかを聞いて、パーティーを主催したホストが相手の帰路をアレンジします。もしその方法が上手くいかなかったら、相手を退屈させて帰る気分にさせるために家族写真を見せます。とにかく最初は間接的なアプローチをして、それに失敗したら直接的な方法にシフトします。
Rie先生(ノルウェー在住):日本人は空気を読む力に長けているので、大体の人は空気を読んで帰ってくれますが、それでも何人か帰らずに家に残っている場合は、「ごめんなさい。今日は本当に疲れているんです。すみませんが、今日はもう寝ます」のように伝えると思います。日本人なので、何回も「すみません」を連呼します。
Jun:私も皆さんと同じような行動をすると思います。パーティーが終わっているのにいつまでも帰らない友達がいたら、私は掃除を始めます。家の細かな部分の掃除を始めて、パーティーが終わっていることを相手に感じてもらいます。私も直接伝えるわけではなく、自分が出しているサインを受け取ってもらえるように努力します。それが上手くいかなかったら、「明日も仕事で朝早いよね。大変だから、もう帰っていいよ。明日の仕事に影響が出たら悪いし・・・」のような言葉をかけます。ここでのポイントは、家に帰ってもいいという許可を与えていることです。
2. まとめ (5:24)
共通で言えるのは、ストレートに伝えるのは最終手段で、その前に帰宅してほしいと思っていることを相手が自然と感じ取ってくれるように自分が疲れて眠いことを伝えたり、相手を退屈させるために家族写真を見せたり、家の掃除を始めたりなど、何らかのサインを出すのがどの国でも一般的のようです。
動画レッスン
Advertisement