“This is the place where I live.”は「ここは私が住んでいる場所です」を意味し、ここで使われている”where”は関係副詞と呼ばれています。”where”と聞くと真っ先に「場所」を思い浮かべると思いますが、実はネイティブの日常会話では”where”は「場所」以外にも使われることが多いので、今回は関係副詞”where”の使い方についてわかりやすく解説していきます。
1. 物理的な場所を表す時に使われる”where” (0:45)
「ここは私が生まれ育った町です」は”This is the city where I grew up.”と表現し、”This is the city.”と”I grew up.”を関係副詞の”where”を使ってつなげています。ここでは、”where”の代わりに”in which”を使って”This is the city in which I grew up.”のように表現することもできますが、”in which”はかなりフォーマルに聞こえるため日常会話ではあまり使われません。そのため、「場所」を表す時は”in which”ではなく”where”を使うようにするといいでしょう。
- This is the city where I grew up.
(ここは私が生まれ育った町です) - I want to visit the city where my grandpa was born.
(おじいちゃんの生まれた町に行ってみたい)
2. 場所以外を表す時に使われる”where” (2:16)
“where”は場所以外にも、状況や背景を表す時や、ある事情について説明する時にも使われます。例えば、東南アジアの1人旅から帰ってきた仲の良い友達に旅の感想を尋ねた時に”I had a blast. It was a trip where I learned a lot about myself.(ものすごく楽しかった。自分自身についてたくさんの学びがあった旅だったよ)”のように返事が返ってきたとしましょう。ここで使われている”where”は場所について表現しているのではなく、「旅を通して何を学んだか」についての背景や状況を指しています。また、フォーマルな文章を書く場面では”where”を”in which”に置き換えて”I had a blast. It was a trip in which I learned a lot about myself.”と表現しても問題ありませんが、先にも述べたようにネイティブの日常会話では”in which”が使われることはほとんどありません。
ちなみに、”I went through the phase where I was obsessed with matcha.(私は抹茶にものすごくハマっていた時期がありました)”のように”when”の代わりに”where”が使われることもよくあり、”where”は様々な文章で使われるとても便利な表現です。
- I had a blast. It was a trip where I learned a lot about myself.
(ものすごく楽しかった。自分自身についてたくさんの学びがあった旅だったよ) - I had a dream last night where I was speaking English fluently.
(昨日の夜、英語を流ちょうに話してる夢を見たんだ) - This is the situation where you have to go with your gut.
(これは直感で行くしかない状況です) - Have you ever been in a situation where you feel like your English is not improving no matter how much you study?
(いくら勉強しても英語が上達しないと感じたことはない?) - I went through the phase where I was obsessed with matcha.
(私は抹茶にものすごくハマっていた時期がありました)
動画レッスン
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I saw a movie last night where it really touched my heart.