動画で英語
ほとんど同じ意味だけど、アメリカ人は〇〇を使う(Absolutely, Definitely, Certainly, TotallyとFor sureの微妙な違い)
Absolutely, Definitely, Certainly, Totally, For sureは非常によく似た意味を持つ表現で、どれも「絶対に」や「確実に」といった意味で使われますが、ネイティブはこれらをどのように使い分けているのでしょうか?今回は、ネイティブ講師のKelly先生と一緒に、この5つの言葉の使い分けについて話し合います。
1. Absolutely, Definitely, Certainly, Totally, For sureの中で一番よく使うのは? (0:53)
カジュアルな会話では“for sure”を一番よく使います。“for sure”は最近よく使われるようになった言葉です。“totally”も多くのシーンで使います。残りの3つの表現は使う機会が少ないです。
また、シチュエーションによっても異なりますが、一言で返事をする場合は“definetly”をよく使う気がします。“totally”は90年代のサーフカルチャー全盛期に使われていた言葉なので、私のキャラには合わない言葉だなと思います。(Kelly先生)
2. Absolutely, Definitely, Certainly, Totally, For sureの違い (3:05)
1) Absolutely
“absolutely”には気持ちがこもっている印象があり、疑う余地がないほど確実であると言う時に使います。例えば、“Are you coming to the party next week?(来週のパーティーに来る?)”と友達に聞いて“Absolutely!(もちろん)”と相手が返事をした場合、「どんなことがあっても絶対にパーティーに行くよ」といったニュアンスになります。
2) Definitely
“definitely”には、自分が持っている情報や意見に関して自信があるニュアンスが含まれます。“absolutely”と同様に100%確信がある意味合いになりますが、自分が意見や考え、話しているテーマについて確信がある場合に使われます。
3) Certainly
“certainly”は少しややこしい言葉ですが、大概、他の言葉とセットで使われます。この5つの言葉の中で最もフォーマルな表現で、少し古い言葉のイメージがあります。どちらかと言うと、この言葉は“absolutely”に近い印象があります。この言葉は“certainly not”の組み合わせで使われることが多く、「100%違う」「絶対にダメ」といった意味でビジネスシーンで使われることがあります。“certainly”は教科書などでは使われますが、実際の会話で使うことはあまりありません。
4) Totally
“totally”は“absolutely”にとても似ていてますが、よりカジュアルな響きがあります。“totally”は90年代によく使われた言葉なので、今この言葉を単体で使ってしまうと時代遅れ感がありますが、文中などでは「100%絶対」という意味でよく使われます。
5) For sure
“for sure”はとてもカジュアルな表現です。「完全に同意する」や「相手の答えを完全に肯定する」意味合いで“for sure”を使う人もいます。また、適切な英語ではないかもしれませんが、カリフォルニアやニューヨークでは会話中にこの表現を文中で使う人もいます。“for sure”には“very”に近いニュアンスがあり、文章に加えることによって、主張を強めることができます。また、“for sure”はとてもカジュアルなので、これまで紹介した4つの言葉の代用として使うことができ、より一般的だと思います。一方で残り4つの言葉は、「100%自信がある」や「100%確信がある」などそれぞれ異なる方面で確信的要素があります。“for sure”は最も口語的で、様々な状況でも使える便利な言葉ではありますが、使えるのはカジュアルな会話の時に限ります。
6) 5つの言葉を段階分けする
- カジュアル・・・Totally, For sure
- 普通・・・Definitely, Absolutely
- フォーマル・・・Certainly
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