コロナウイルス感染症が世界に広まってからもうすぐ2年になりますが、今日に至るまで「コロナ」の呼び方はいろいろと変化してきました。今回は、マイアミ在住のネイティブ講師と一緒に、時間の経過とともに変わってきた「コロナ」の呼び方について話し合います。
1. 時間の経過とともに変化する「コロナ」の呼び方 (0:27)
“Coronavirus”という言葉は、最初の発見から世界中に感染が拡大した今に至るまでよく耳にした言葉だと思いますが、“Coronavirus”の呼び名は日常会話では時間とともに変化しています。
2. マイアミでは「コロナ」は何て呼ばれているの? (1:57)
“Coronavirus”の呼び方は、誰と会話をしているか、また話す相手との関係性によって変わってくるとClay先生は言います。例えば、友達との会話といったカジュアルな場面ではシンプルに“Corona”や“COVID”と呼びますが、ニュースなどの正式な場面では“COVID-19”と正式名称で呼ばれているそうです。
友人達との会話では、“Corona”と呼ぶ方が“COVID”と言うよりも多い気がするそうですが、相手が“COVID”と言えば自分も“COVID”と言い、“Corona”と言えば自分も“Corona”と言うそうです。つまり、どちらで呼んでも構わないとClay先生は思っています。
またカリフォルニア州では、ニュースやフォーマルな場面以外で「コロナ」を “Coronavirus” と呼ぶ人はほとんどいません。普段の会話では “Corona”や“COVID” を使いますが、カリフォルニア州では“Corona”よりも“COVID”の方がよく使われます。
コロナウイルス感染症が広まり始めた当初は、アメリカでは“Coronavirus”や“COVID-19”のように正式名称が使われ、名前を省略して呼ぶことはありませんでした。しかし、時間が経つにつれ表現の仕方が変わり、省略して呼ばれることが多くなってきました。
3. “RONA”って表現は使う? (5:26)
ごく稀に「コロナ」のことを“RONA”と言う人がいるようですが、この呼び方はとてもカジュアルで、マイアミではジョークとして使う人がいるとClay先生は言います。カリフォルニア州でもあまり使われている表現ではありませんが、“RONA”という表現を耳にしたことはあります。時間とともに“Coronavirus”が“Corona”に変わり、そして“RONA”に変化したことは、とても興味深いことですね。
4. “COVID”に“the”を付ける必要はある? (7:00)
“COVID”に“the”を付けて“the COVID”のように表現することはありませんが、“the Coronavirus”と表現することはあるとClay先生は言います。
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