帽子を表す英単語に“hat”と“cap”がありますが、皆さんはこの二つの言葉の違いをご存知ですか?今回は、LA出身のJunとジョージア州出身のChristianが“hat”と“cap”の違いについて話し合います。
1. ワードチョイスは地域差がある? (1:03)
日本では野球帽のような帽子のことを「キャップ」と呼びますが、LAでは“hat”と呼ぶのが一般的です。また、ジョージア州では“hat”と“cap”はどちらも同じ割合で使われています。
2. HatとCapの具体的な違いは? (2:37)
“hat”は頭に被る帽子全般を指しますが、辞書の定義ではクラウン(頭にかぶる部分)とつばが付いているかぶり物で、一般的には円形状につばが付いた帽子を指します。一方で“cap”は“hat”の一種で、クラウン部分は不完全な形をしている帽子(前方にのみつばがある帽子)のことを指します。
3. この帽子は英語で何ていうの? (3:22)
- 寒い時期にかぶるニット帽は英語で“beanie”と呼びます。帽子の一種ではありますが、“beanie”を“hat”と呼ぶことはありません。
- アメリカ南部では日よけ帽子のことを“sun hat”と呼びます。
- ゴルフやテニスの選手が試合でよくかぶっているサンバイザーは“visor”と呼びます。
- 昔のアメリカ映画に出てくる新聞配達の少年や映画監督がかぶっているハンチング帽(キャスケット)は“director cap”と呼びます。
4. Capを使ったスラング (5:18)
“That’s cap.”は、話を誇張している相手に対して「それ絶対ウソでしょ!」と言う時に使われるスラングです。また、自分の話を信じてくれない相手に「本当だよ」「マジだよ」と言う時は“No cap.”という表現も使われ、“No joke.”と同じ意味で使うことができます。
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