“Too bad”は日本語にすると「残念ですね」という意味になり同情を表すフレーズとして使われますが、使い方や状況によっては皮肉や嫌味に聞こえてしまうことがあるので気をつけないといけない表現です。今日は、“That’s too bad”が持つ意味と使い方をご紹介します。
1. 人をイジる時に使う “Too bad” (0:23)
例えば、仲の良い達とババ抜きをしているときに、ババを引いた相手に対して皮肉を込めて「残念だったね」とふざけて言うような状況で“That’s too bad.”を使います。このようなシチュエーションで、そこまで親しくない人に対して“That’s too bad.”使ってしまうと、相手を怒らせてしまうこともあるので気を付けましょう。その他、友達とのドライブ中に、運転手である自分が選んだ曲を助手席に座っている友人が変えてほしいとお願いした時に“I’m the driver. That’s too bad. You have to listen to it.(悪いけど、僕が運転してるんだから、この曲を聴くしかないよ)”という具合に使います。
2. “Too bad”は日本語に訳せない? (5:25)
“That’s too bad”を皮肉の意味合いで使う場合は、シチュエーションによって日本語訳が変わってきます。また、皮肉や嫌味として使われる“That’s too bad”は、「あなたがどう思ってるかは私は気にしない=I don’t care about your opinion.」と同じ意味合いになります。そのため、上記の例で挙げたような仲の良い友人同士の会話で冗談半分で使うのはOKですが、職場で上司や同僚に対して使うのはNGです。
3. 使い方を間違えると危険な “Too bad” (7:21)
“That’s too bad.”には皮肉や嫌味を含む要素が強いため、このフレーズを本来の意味「残念です」で使う場合は、そこまで深刻ではない少し残念な出来事に対して使います。例えば、授業の単位は取れたけど成績はBではなくC評価だった友人に対して「それは残念だったね」と言うような状況で“That’s too bad.”が使われます。この状況では、“That’s too bad”を“That sucks(それ最悪、残念だね)”に置き換えて使うこともできます。
4. I’m sorryとの使い分け (9:42)
例えば、友人のペットがなくなってしまった時や就職活動が上手く行かなかった時など、悪いニュースや出来事があった相手に対して“That’s too bad.”を使ってしまうと配慮に欠けている印象を与えてしまうため、そのような深刻な状況では“I’m very sorry.”や“I’m so sorry to hear that.”を使うようにしましょう。このような状況で“That’s too bad.”を使ってしまうと、相手は自分の不幸を喜んでいる・笑っているととらえてしまう可能性があるので、気を付けましょう。
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笑いながら、「お気の毒さま〜」かな。
悪いけどキミの思い通りにはならないんだよね〜って感じだと思います、笑。