今日のゲストは、長年英語教師として中高で教鞭を執る傍ら、アクティブラーニングの先駆者として「教えない授業」を実践している山本崇雄先生です。独自の哲学と信念を貫きながら、自主的に考え行動できる英語学習者を育てるために日々研究した結果、「教えない授業」というこれまでの日本の教育とは全く異なる教育法に行きついたという山本先生。一体どのような先生なのでしょうか？
先生でありながら「最近は英語を教えていない」という驚きの告白からスタートした今回のインタビューでは、山本先生が試行錯誤しながらたどり着いた「教えない授業」について、日本の英語教育改革のためにチャレンジし続けていることを皮切りに、先生のMindsetについて深く掘り下げていきます。
〜 インタビュー内容 〜
- 01:11
- 山本先生の自己紹介
- 03:29
- 山本先生と英語の歩み
- 07:14
- 高校生の時に感じだ”Aha moment”
- 10:36
- 良い英語話者になるために試したこと
- 15:42
- 試して合わなかったこと
- 18:58
- 山本先生にとって最大のチャレンジだったこと
- 21:30
- 英語が持つ役割と意味についてどう思うか
- 24:07
- 日本人がお互いの英語力を批判し合うことへの考え
- 30:32
- 英語教師になったきっかけと、英語を教えることからくる哲学3つ
- 46:36
- 近年の日本の英語教育についてどう思うか
- 47:34
- 100点越えのテスト！？
- 54:32
- 日本の英語教育を変えられるとしたら何を変える？
- 59:52
- 山本先生の考え方に影響をもたらしたもの
- 01:02:51
- 次の5年間ではどのようなことをしたい？
- 01:03:28
- 若い頃の自分に戻ってアドバイスするとしたら
- 01:03:52
- 渋谷のど真ん中にメッセージを残すとしたら何を残す？
- 01:05:52
- 山本先生のSNS
山本崇雄（英語教師・教育アドバイザー）新渡戸文化中学高等学校（統括校長補佐）横浜創英中学校・高等学校、浜松開誠館中学高等学校（教育アドバイザー）の他、日本パブリックリレーションズ研究所主任研究員、GRASグループプログラムアドバイザーなど複数の企業でも活動。ADE（Apple Distinguished Educator)、LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材活用トレーニング終了認定ファシリテータ。東京都立中高一貫教育校を経て2019年度より現職。「教えない授業」と呼ばれる自律型学習者を育てる授業を実践。教育改革やCBL、生徒の自律などをテーマにした講演会、出前授業、執筆活動を精力的に行っている。検定教科書『NEW CROWN ENGLISH SERIES』（三省堂）の編集委員を務めるほか、著書に『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』（日経BP社）、『「教えない授業」の始め方』（アルク）、『学校に頼らなければ学力は伸びる』（産業能率大学出版部）ほか、監修書に『21マスで基礎が身につく英語ドリルタテ×ヨコ』シリーズ（アルク）がある。
Facebook: https://www.facebook.com/takao.yamamoto.378
Twitter: @Yamamoto__Takao
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言語のアクティブラーニングは試行錯誤する事ではありません。達人（ネイティブ）を真似て、フィードバックで矯正するディープラーニングです。言語では間違いをしても気付くことがないから達人を真似る必要があります。
言語は教える必要はありません。しかし、達人を真似なければ上手にはなりません。
言語で間違いを続けると化石化する危険があります。