「どんなことがあっても〜」という表現は、英語圏のドラマや映画でもよく出てくる表現ですが、いざ英語で表現してみようとすると意外とパッと思い浮かばない表現の一つでもあるのではないでしょうか?今日は「どんなことがあっても」の口語表現をご紹介します。
1) Come rain or shine
→「何があっても〜する / どんなことが起きても~する」
「雨でも晴れでも来る」と直訳できるこの表現は、天候がどうであれ、必ず何かをしたり、どこかへ行くことを意味します。日常会話では「天候」以外にも、「どんなことがあっても必ず〜をする」と言う意味合いで使われることもあります。この表現は基本的に文頭もしくは文末で使われ、日常会話では “come” を省いて “rain or shine”だけで表現することもあります。
- 使い方:_____ come rain or shine. / Come rain or shine, _____.
- 例外:
Don’t give up come rain or shine.(何があっても諦めるな) (X)
I will finish it come rain or shine.(何があっても終わらせる) (X)
- The event will be held (come) rain or shine.
(雨が降ってもイベントは開催します) - I will be there (come) rain or shine.
(どんなことがあっても必ず行きます) - Come rain or shine, I run every morning.
(どんなことがあっても毎朝必ず走ります) - Come rain or shine, we’ll go fishing this weekend.
(今週末は雨が降っても私たちは釣りに行きます)
Others
- Is the event going to be held even if it rains?
(イベントは雨天決行ですか?) - Are we doing the BBQ even if it rains?
(BBQは雨天決行ですか?)
2) No matter
→「〜に関わらず」
No matterは「〜に関わらず」や「〜に関係なく」を意味する表現です。
1. No matter what (happens)(何があっても・何があろうと)
- I will stand by you no matter what (happens).
(何があっても私はあなたの見方です) - Don’t give up no matter what (happens).
(何があっても諦めるな)
2. No matter what ____ says(誰が何と言おうと)
- No matter what others say, just be yourself.
(誰が何と言おうと自分らしくいるように) - I’m going to LA next month no matter what anyone says.
(誰が何と言おうと私は来月ロスに行く) - No matter what people say, I still believe you.
(誰が何と言おうと私はあなたを信じています。
3. No matter what ___ do([私が]何をやっても)
- No matter what I do it doesn’t work out.
(何をやっても上手く行かない) - I will support you no matter what you decide to do.
(あなたがどんな決断をしても私はあなたをサポートする)
4. No matter who/when/where/how(例え誰でも/いつ〜しても/どこへ行っても/どんなに〜であろうと)
- No matter where I go, it’s sold out.
(どこへ行っても売り切れだ) - No matter how much you prepare, things can go wrong.
(どんなに準備しても上手くいかないことはある)
“No matter who you are, what you do, where you’re from or how old you are, anyone can learn English.”
(誰であろうと、どんな職業であろうと、出身がどこであろうと、何歳であろうと、誰でも英語は学べる。)
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