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第106回「大声で話すのはマナー違反?」

Released: 2016.07.09

第106回目のポッドキャストのテーマは「大声で話すのはマナー違反?」です。今日の会話では、モニークとメルセデスが声の大きさについて話します。日本では、一般的に公共の場で大声で話すと冷たい目で見られる傾向があり、モニークとメルセデスはそれを肌で体験しました。今日のエピソードでは、声が大き過ぎて恥ずかしい思いをした出来事を語ります。

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会話内容「日本のマナー2」

 

【Monique】My friend and I…it was my Japanese friend…

【Mercedes】Mm hm.

【Monique】…and I, um I actually taught her English maybe six months before I went to Japan.

【Mercedes】Right.

【Monique】So I hadn’t seen her in almost a year. So we got together for dinner up closer to where she lives, not in Tokyo, and we’re in this small café.

【Mercedes】Mm hm.

【Monique】It was just the two of us and this other Japanese woman, and we were excited to see each other and so…we’re talking normally, and in English, and then suddenly the Japanese woman next to us says, “You should talk quiet—quieter. People are trying to do work.”

【Mercedes】(laughs)

【Monique】And my friend and I were like, “What…what people?” (laughs)

【Mercedes】(laughs)

【Monique】“We’re in a public place.” (laughs) Um, but I definitely had moments like that also on the train where my friends and I…

【Mercedes】Oh yeah, of course.

【Monique】…were—like in the middle of the day, not, like rush hour or night—but we were talking to each other and definitely our English, just the fact that it’s also English would bother…

【Mercedes】Right.

【Monique】…uh, the people around us.

【Mercedes】Yeah.

【Monique】And then we’re like, “We’ll continue this conversation later.” (laughs)

【Mercedes】(laughs) Yeah, yeah similar things happened to me, especially because, um in my apartment complex there were so many other, um English teachers. There…they kind of put us all in the same place to live, which in some ways was nice except that when we all had to go to a meeting, it would just be twenty foreigners talking so loudly and…by that point I had realized that overall the volume is lower in Japan when it comes to talking, but I guess these other guys, either they didn’t know or they didn’t care…

【Monique】(laughs)

【Mercedes】…and so, I would just kind of put my head down a little bit…

【Monique】(laughs)

【Mercedes】…while these guys were like, “Hey! How’s it going?” (laughs)

【Monique】(laughs)

【Mercedes】All the Japanese people are kind of looking up, like, “Huh? What’s going on?” Yeah, I felt kind of embarrassed for them, actually.

【Monique】Definitely, I guess quieter is better. I…I still can’t get over that restaurant though.

【Mercedes】Yeah, that was too much.

【Monique】We were literally the only…aside from the staff, the only three people there. I was like, “What?” (laughs)

【Mercedes】Oh my goodness.

【Monique】That was a little strange.

【Mercedes】Yeah, for sure.

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Questions of the day(今日の質問)

  1. What did the Japanese woman say to Monique and her friend at the café?
    カフェで日本人の女性はモニークとその友達に何と言いましたか?
  2. Who did Mercedes share her apartment complex with?
    メルセデスの住むアパートには、他に誰が住んでいましたか?
  3. What observation about the overall volume level of Japanese conversation did Mercedes make?
    日本人が会話をする時の声のボリュームについて、メルセデスはどのようなことに気がつきましたか?

 

Answers(解答)

  1. The woman told them to be quieter.
    彼女は2人に、もっと静かにするように言いました。
  2. She shared her complex with other English teachers.
    彼女の住むアパートには、他の英語教師も住んでいました。
  3. She observed that Japan is overall quieter than the United States in conversations.
    彼女は、日本では会話をする声のボリュームがアメリカよりも小さいことに気がつきました。

 

Summary(要約)

Monique recalled a moment when she and a Japanese friend went to a café. There was a Japanese woman at the café that told Monique and her friend to be quieter, even though they were the only customers at the café.
モニークは日本人の友達とカフェに行った時のことを思い出しました。カフェには日本人の女性が1人いて、店内には(その女性とモニークたち)3人しかいないにもかかわらず、その女性は、モニークとその友達にもっと静かにするよう言いました。

In Sapporo, Mercedes lived in an apartment where all the other English teachers lived. When they would get together, the English teachers spoke to each other loudly and surprised the Japanese people around them.
札幌でメルセデスは、他の英語教師らが全員住むアパートに住んでいました。英語教師たちが集まると、彼らはみんな大きな声で話をし、周囲の日本人を驚かせました。

Mercedes’ English teachers either didn’t care or wasn’t aware that it was considered bad manners to speak loudly in public places. Mercedes felt embarrassed about her their behavior.
英語教師たちは、公共の場で大声で話すことがマナー違反と見なされるということを気にしていないか、もしくはそれに気がついていませんでした。メルセデスは、彼らの振る舞いに恥ずかしさを感じました。

Both Monique and Mercedes observed that conversation in Japan, especially in public places, generally happens at a lower level than in the United States.
モニークもメルセデスも、日本では、特に公共の場で行われる会話はアメリカに比べて声のボリュームが小さいことに気がつきました。

 

Phrases of the day(今日のフレーズ)

1) In some ways(ある意味では)

“In some ways”は「ある意味では」と訳され、見方や考え方によって、ある一定の解釈や考え方ができることを表します。 “In a way”と単数形で表すこともでき、意味はどちらも同じです。

  • In some ways, it’s more convenient to drive than to take a train.(ある意味、電車に乗るよりも車を運転する方が便利だ。)
  • In some ways, it was good that I didn’t get accepted to that college. (ある意味、あの大学に受からなくてよかったです。)
  • In a way, he does have a point.(ある意味、彼の言っていることには一理ある。)

2) When it comes to(〜のことになると / 〜に関して言うと)

ある特定の話題について話し始める時に「〜のことになると」や「〜に関して言うと」という表現が “When it comes to…”です。例えば、普段おとなしい友達がサッカーの話になると夢中で話し続ける場合、 「When it comes to soccer, he doesn’t stop talking.」と言います。

◎“When it comes to”は文頭または文末で使われる傾向があります。

  • When it comes to money, she is really frugal.(お金に関して言うと、彼女は非常に倹約家である。)
  • He is very particular when it comes to fashion.(彼はファッションに関しては、ものすごいこだわりがあります。)
  • She knows a thing or two when it comes to computers.(彼女はコンピューターに関してかなりの知識を持っています。)

3) Put one’s head down(首をうなだれる)

“Put one’s head down”を直訳すると「頭を下げる」ですが、日常会話では、失敗をしたり、悲しんだり、または恥ずかしさから「首をうなだれる」ことを表します。

  • My friends were being drunk and obnoxious in the train. I just put my head down in shame.(私の友達たちは酔っ払って電車内で迷惑な行為をさらしていました。私は恥ずかしくて顔を伏せました。)
  • There is no need to put your head down. You gave it all you got. You should be proud of yourself.(うなだれることはありません。最善を尽くしたんだから自分を誇りに思うべきです。)
  • Everybody messes up from time to time. Don’t put your head down.(誰だって、時にはしくじるよ。うなだれることはないよ。)

4) I feel _____ for(私も〜の気持ちになる)

他人の喜びや悲しさ、怒りや恥などを自分のことのように感じ入る時、 “I feel _____ for (人)”と表現します。“Feel”の代わりにBe動詞も使われます。
しかし、今日の会話でメルセデスの言った「I felt embarrassed for them.」は、大声で話していた他の英語教師たちが恥ずかしい思いをしていたから自分も恥ずかしいと感じたのではなく、彼らの失礼な行為を見て自分が恥ずかしく思った、ということを表しています。

  • I feel bad for him. He’s going through a divorce and just got laid off last week.(彼を気の毒に思うよ。離婚手続き中の上に、先週解雇されたんだ。)
  • I’m so happy for you! Congrats on winning the speech contest!(スピーチコンテストでの優勝おめでとう!私も嬉しいよ。)
  • You’re moving to Australia? I’m so excited for you!(オーストラリアに引っ越すの?私まで興奮してきた。)

5) Get over(忘れる / 立ち直る)

“Get over”は、嫌な出来事や辛い経験を忘れて立ち直ることを意味します。特に失恋や頭にくることを言われた状況で使われることが多く、否定文の形で、過去の出来事をずるずると引きずるニュアンスが含まれます。

  • Come on. Get over it. You have to move on.(ほら、立ち直りなよ。前に進まないと。)
  • I can’t get over my ex-girlfriend.(元カノを忘れることができません。)
  • I still can’t get over the fact that he lied to me.(彼が私に嘘をついたという事実からまだ立ち直ることができない。)

 

Vocabulary(単語)

  • (Had a) moment・・・〜の時があった
  • Strange・・・変

Expressions(表現)

  • Get together for dinner・・・一緒に食事をする
  • What’s going on?・・・ 何が起こっているの?
  • Aside from・・・ 〜の他に
    
            
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コメント

  1. タケシ より:

    こんにちは
    最近このページを見つけました
    すごく勉強になっています
    ありがとうございます
    外国のレストランとかでは 日本人はけっこう大声で話をしていますよ
    単に話を他の人に聞かれるのが恥ずかしいだけかも知れません

  2. Marley より:

    アメリカのシアトルに留学してから一ヶ月がたちまちた。
    こっちに来てから、どこに行ったとか何をしたとか具体的なことを結構聞かれるるので、いつもhapa英会話の内容が、役にたっています。通学中はリスニング力UPのためにポッドキャストを聞きながら学校に向かってます。同じタイトルを何度も何度も聞くことによって、自然と口に出てくるようになりました。

    そこで、今回の質問なのですが、
    ーの他に aside from

    Aside from him couldn’t answer the question という例文がヒットしました。
    このaside from の部分に以前のポッドキャストで出てきた、other than をはめることは可能でしょうか?

    • Jun より:

      Marleyさん

      こんにちは!シアトルに留学されているんですね。私も一度、夏にシアトルへ遊びに行きましたが天候が最高でした!

      “Aside from”と”Other than”は同義語で、どちらを使っても意味は同じです。シアトル留学、思い切って楽しんでください!!Have fun out there!

  3. ako より:

    このジュンさんのhapa英語が一番ためになり、楽しく学習させてもらっています。英語力も上がっているのは、自分でもわかるのですが、トーイックの得点もあげたいと思っています。やはり、トーイックはトーイック対策の勉強を別にしないといけないと思いますか。プレミアム版を購入させていただいて学習してもいるのですが。アドバイスをお願いします。

    • Jun より:

      Akoさん

      こんにちは!いつもHapa英会話で学習していただき、ありがとうございます!TOEICのスコアをアップさせたい場合、一番手っ取り早いのが徹底的にTOEIC対策の勉強をすることだと思います。結局は試験勉強になので、TOEICの出題形式に慣れ、テストによく出てくる表現や単語を覚えると得点がアップします。もちろん、TOEIC対策をしないで、Podcastのプレミアム版などで学習すればスコアは徐々に上がっていきますが、短期間でアップさせたい場合はTOEIC対策をお勧めします。

  4. ako より:

    I was so excited when I received a mail from you.. it’s because you are the person that I have respected since I ran into hapa 英会話. I like your personality and the your way to teach English. any way, thank you for your great advice.I’m sure it’s impossible to blush up my English without hapa英会話!So I’ll study English with it and a textbook for TOEIC. I know it is hard , but I’ll do my best. これからもよろしくお願いします!

  5. […] はい!今日も僕(@famzau)がHapa英会話Podcast第106回「大声で話すのはマナー違反?」から習った「使える+かっこいい」単語をピックアップします!今日はget over(忘れる / 立ち直る)に着目! […]

  6. あいあい より:

    2:45の辺りで whatever it is, I to believe that my relationships……
    I to believe と聞こえるのですが Iの後にto? これは何ですか?

  7. こみ より:

    縁、の英訳については私も以前考えたことがありますが、私の考えではbond, relationship, tie、あたりとdestinyの組み合わせだと思います。使う場面によって重さが変わる言葉ですが、常に「destiny=定められていたこと」を含みながら「bond=繋がり」に重きが置かれている言葉だと思います。宿縁、えにし、という使い方ならbondですが、偶然再会した人が「縁があるね」などと言うときにはrelationshipか、もっと軽い繋がりを表す単語(たぶんtie?)の方が妥当かもしれません。

    偶然という意味はおそらくないですが、偶然誰かと再会したときに「縁があるね」「これも縁だね」などの形で使われることが多いのでそう感じられるのかもしれません。このときも意味としては偶然かどうかよりも、「意図せず再会したんだからぼくらの間には目に見えない特別な繋がりがあるのかもね」と不思議さや親近感を表すものだと思います。

    日本的なものを英語でどう表現するかを考えるのって楽しいですね。

    あと話し声の大きさですが、日本のカフェもみんな仕事をしていて会話が一切ない時もあれば、大勢がべちゃくちゃうるさい時もあるので、状況次第ということもあると思います。前者の場合は静かにしゃべったとしてもにらまれかねませんし。
    ただ会話の中でMoniqueが言っている “We’re in public” には文化の違いを感じました。もしざっくり「公の場のマナー」と言われれば、たぶん多くの日本人は「基本的に静かにする」と言うと思います。
    こんなところでもよその国では感覚が違うことがあるんですね。勉強になります。

  8. Tomoe N より:

    podcastんp冒頭のトピックで学生時代の友人と再会したと話していて、「縁」の英語訳の話をしていました。direct translation はないと言っていましたが、私の好きな言葉で偶然の出会いをあらわす、serendipity がありますが縁はserendipity が近いと思うのですが、どうでしょう?

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