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公開日2017.01.08

1年間ほぼ毎日スカイプ英会話をやってみて

1年間ほぼ毎日スカイプ英会話をやってみて

ご無沙汰しております。Hapa英会話スタッフのRyomaです。カフェトークでスカイプ英会話レッスンを始めてから、とうとう1年が経ちました。(2016年11月)そこで今回、1つの節目として1年間スカイプレッスンをやってみて、私の英会話力がどの程度上達したのかについて報告しようと思います。

83名の講師から、延べ315回のレッスンを受講

私はこの1年間、カフェトークで1日50分のスカイプレッスンを週に5〜6回のペースで行い、受講したレッスン数は300回以上になります。レッスン時間は30分の場合もあれば60分の場合もあり、毎回50分というわけではありませんでしたが、レッスン内容は99%がアメリカ人のネイティブ講師とのフリートークです。とにかく徹底的にネイティブの人と“英語を話す”時間を日々の生活に取り入れてきました。

スカイプレッスンの内容は、ほぼ全てがぶっつけ本番でした。(笑)もちろん、会話のテーマを決めたり、レッスンの関連記事を読んだりするなど事前準備をする方が効果的なレッスンになったかもしれません。しかし、スカイプレッスン以外にも、リスニング力向上のためにディクテーションも日常的にやっており、一応ビジネスマンである私にとって、これ以上英語学習に費やす時間を日々の生活の中に確保することは出来ませんでした。

講師探しのメリット・デメリット

また、スカイプレッスンをやるのに忘れてはならないのが、講師(レッスン)探しです。前回の記事(「相性が良い講師」と「印象が良い講師」の違い)でも講師探しの難しさについて触れましたが、たくさんいる講師の中から自分にピッタリの講師を見つけ出すのは本当に難しく、想像以上に時間がかかります。実際、私の場合も見ても、80人以上の講師のレッスンを受けてきた今になっても、まだ講師探しをやっているくらいです。

しかしその反面、世界中のネイティブ講師を自宅で簡単に探せるのは、インターネットがもたらした大きな恩恵だと思います。受講した講師の数だけ新たな出会いがあるわけですから。私の場合、具体的に言うと現時点で83名の講師を受講してきたので、83人との出会いがあったということです。こんなことは、日本に限らず海外に1年間住んでいたとしてもなかなか経験できることではないですし、そのような付加価値は時に英語を学ぶこと以上の価値にもなり得るものだとさえ思えます。また初対面の人と自己紹介の会話を何度も繰り返してきたことが、今の大きな自信になっているのは間違いありません。そしてその自信こそが、私の英語の上達具合を知ってもらうための一つの手がかりになります。

自信とモチベーションの安定

レッスンは基本的にぶっつけ本番で挑んでいたとはいえ、カフェトークをやり始めた当初は、覚えたフレーズや単語、言いたい文章などをいくつか用意しておくなどのことはやっていました。つまりレッスンに向けて“心構え”していたということです。しかし、それは自信がないが故に無意識にとっていた行動とも言えます。(1年経った)今ではそのようなレッスンへの心構えは、いい意味で全くしておらず、正真正銘“ぶっつけ本番”のレッスンを受けています。これは英語で会話をする「自信」がついたことを証明していると思います。

しかし、いくら自信がついたからといっても、毎回フリートーク(レッスン)を何の不自由もなく話せるようになったわけではありません。もちろん「初めまして」の会話は問題ありませんが、会話の話題によってまるでダメな時もよくあります。そのことから、スカイプレッスンをやり始めて半年ほど経った頃は、自信をつけたり喪失したりを繰り返していたスランプ時期で、モチベーションを保つことが大変だったのを覚えています。

しかし1年以上経った今では、不安定な自信もある程度安定した自信へと変わり、同時にモチベーションも安定するようになっています。これは私の英語のボキャブラリーが向上し、会話も臨機応変に対応できるようになったからでしょう。しかし、それは決して言語力によるものだけではなく、ちょっと変な言い方になるかもしれませんが、言葉に詰まった時でも何とか乗り切ったりするコミュニケーション力の向上も大きく影響していると感じています。

自身の成長を実感するには時間がかかる

正直なところ、私がこの1年でどの程度の英会話力が身についたかと聞かれても、うまく言葉で説明することが出来ません。しかし、以前と比べて自信がついたのは確かです。元々自信がなかったわけではないのですが、現在の自信に比べ以前はすぐに喪失してしまう本当に“もろい自信”だったと思います。本当にちょっとずつではありますが、会話のなかで英語が不自由に感じる時間が少なくなっていくと、自然と自信を喪失する機会も少なっていくので、いつの間にか“もろい自信”から“タフな自信”へと変わっていきました。

しかし、この“タフな自信”も確固たるものではありません。いくら英語を不自由に感じる機会が少なくなったと言っても、それはあくまで以前と比較した相対的なもの。当然、言葉に詰まるシーンは1年経った今でもよくあります。ですが、その回数・頻度は1年前に比べて確実に減っています。本当に少しずつ減っていくので、自分自身ではなかなか実感しづらいと思います。実際、私の場合も数ヶ月前と比べてもあまりピンときません。1年前と比べてみてはじめて実感できるといった具合です。

理想と現実のギャップは気にしない

皆さんは、「ほぼ毎日スカイプレッスンを1年間続ける」ことでどのくらい上達できるとお考えですか?1年前の私は、日常会話であれば何の問題もなくペラペラ話せる自分を想像していました。しかし残念ながら、現在の私のレベルはそんな理想とはかけ離れたものです。正直、「これだけの労力を費やしてこれだけ?」という想いもあります。

ですが、だからといって落胆しているわけではありません。なぜなら、自分で自分の成長はなかなか正当な評価ができないもの。自分が気付かないところで上達しているものだと身をもって学んだからです。今ではこれは、私が英語学習をするうえで常に肝に銘じていることでもあります。

最後に、私が先日受講したレッスンに対する講師からのフィードバックを紹介します。(下記英文)その講師と話したのは約半年ぶりだったので、私の英語が以前と比べてどのよう成長したのか的確に評価してくれていると思います。

Your English was better than ever. You were not only able to talk about many different things, but you were able to ask me many questions. That is not something I see a lot. Students often can answer my questions, but they have difficulty thinking of questions to ask me. It made for a very natural conversation.

 

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コメント

  1. よはね より:

    とても為になる記事でした。

    • Ryoma より:

      ありがとうございます!少しでも英語を学ばれている方のお役に立てれば幸いです。

  2. Yoko Kato より:

    Waoooo!!!! That’s a great comment from your English teacher !!! Congratulations on your work!!! I’m very impressed you did for a year !!! It makes me encourage a lot too;-). Thank you for sharing your story !!!

    • Ryoma より:

      Thank you! I’m happy to hear that. I’ll continue to pursue studying English using Skype and share my experiences here;)

  3. aisha より:

    オンライン英会話を始めて3年目になる私にとって、とても励みになるコラムでした。
    ありがとうございます!
    英語を話す自分に自信を持つことって、とても大事ですよね。
    私は英会話を続けることで、間違っても大丈夫!という自信がつきました…
    習い始めた頃は、毎度毎度初歩的なミスをする自分がイヤになって、
    自己嫌悪に陥ってしまうこともよくありましたが、
    今ではむしろ、ミスをして覚えるんだという風に考えられるようになって、
    間違うことをポジティブに捉えられるようになりました。
    Ryomaさんもコラムで言ってますが、正直、自分の英語力に、
    「結構な時間かけてこれだけ!?」と思う時もありますが、
    ジュンさんの言葉「続けることが英会話上達の近道」を思い出しては、自分を励ましてます。
    お互い頑張りましょう!
    Hapa英会話の運営もがんばってください!!いつも楽しませてもらって感謝です!

    • Ryoma より:

      ありがとうございます!3年ですか!?大先輩ですねww ほんと英語は続けることが全てだと思います。aishaさんのように、ミスを恐れず学ぶマインドセットがあれば、挫折することなく続けることができますね!これからもお互い頑張りましょう!We just keep it up;)

  4. Masami より:

    Ryoma さん、今年もよろしくお願いします。315回のレッスンって凄いですね。私は約二年ほど英会話教室に、通っていましたが、年間約50〜60回くらいなので、Ryoma さんは、すでに私の1年間の英会話量の五年分を、一年でやり遂げたことになりますね。
    日に日に英会話力が付くのを実感されたと思います。フィードバックにもありますが、
    半年前の講師も、Ryoma さんの変化に嬉しかったのではないでしょうか。
    確かに83名の講師との出会いはオンラインレッスンならでは出来ることでしょう。
    視野がますます広がりますね。
    私はちょっと変わっていて、自信は全くなくて、モチベーションは、浮き沈みすることもありますが、わりと高く、あとは、チャレンジャーと、よく言われました。(笑) シャドーイングは市販のテキストもいくつか持っていて 以前からしていましたが、ディクテーションは、” Hip Talk LA ” の、穴埋め問題も最後までは、まだできていないのに ( Jun 先生! ごめんなさい!!) 最新のPodcast ” 第126回”を
    気力で全部チャレンジしました。
    もちろんぜんぶ正解ではないですし、発音によっては、同音の違う単語に、変えてしまったりもしてました。” G M O ” に至っては、もはや「え? フランス語?」と、一瞬思いましたよ。( 笑) このエピソードは、シャドーイングもしてみました。
    そこで、Ryoma さんに、質問なのですが、ディクテーションは時間にしてどれくらいされてますか。また、お時間のある時で良いので、よろしくお願い致します。

    • Ryoma より:

      Masamiさん、いつもありがとうございます!

      英会話学校に通うことに比べたら、オンラインレッスンは費用も安くつきますし、自宅で手軽にできるので本当にありがたい限りです。インターネットは言語学習において、本当に重宝するとつくづく感じております。

      ディクテーションについてですが、私は20分ほどかけてやり、その後に答えあわせをし、そして最後にリピーティング、といった流れでいつもやってます。トータル時間は50分〜1時間ほどですね。素材は勿論Hapaのポッドキャストです(笑)

  5. Masami より:

    Ryomaさん、ディクテーションのやり方、大変参考になりました。ディクテーション、今までほとんどやった事がなかったんです。
    なので今年から、新たに勉強法に取り入れようと思います。実際podcast で、やってみて、色々気付いたこともあり、これも続けていかないといけないなぁ。と思いました。丁寧にレイアウトされていて有り難いです。podcast は、本当に自然な会話そのままなので、学べることがより多いです。
    素材は勿論、Hapaのpodcast ですよね。(笑)

    オンラインレッスンも検討しています。
    自宅で出来るのは、ありがたいですね。
    ” 喋ってナンボ ” ですからね。
    では今年もよろしくお願いします!!

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