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公開日2015.09.24

ちょっと厄介な「Literally」の用法

ちょっと厄介な「Literally」の用法

皆さんは“Literally”という英語をご存知でしょうか?本来の意味は「文字通り」になるんですが、実はネイティブの日常会話ではそのような使われ方はあまりせず、真逆とも言える使われ方をしています。今日のコラムでは、本来の意味としての使い方と一般的な使い方についてご紹介いたします。

1) Literally
→「文字通りに」

“Literally”は“Figuratively(比喩的に)”の対義語で「文字通り」を意味する副詞です。言葉の表現を文字通りそのままの意味で解釈をすることを表します。例えば「It’s a pain in the neck」は「〜が面倒だ」を意味する比喩的な表現ですが、文字通りの意味(Literal meaning)で解釈すると「首が痛い」となります。

I didn’t mean it literally.(文字通りの意味で言ったわけではありません。)
He took what I said literally.(彼は私が言ったことを文字通りに解釈しました。)
He stabbed him in the back? You mean literally or figuratively?(彼が自分の背中を刺した?本当に刺したの?それとも裏切ったって言いたいの?)

2) Literally
→「マジで・本当に」

日常会話では、どちらかというと上記のような使い方ではなく、物事をちょっと大げさに言ったり、自分の気持ちや感情を強調する役割として使われています。例えば宝クジで1等を当てた友達が「My heart literally stopped for a second」と言った場合、実際に心臓が1秒止まったと言っているのではなく「マジで驚いた」を意味します。

  • “Really”や“Seriously”と同じ意味合いを持つ。
  • 基本的に日常会話で使われるインフォーマルな表現なので、英文を書く時や正式なスピーチなどでの使用は避けましょう。
I literally almost died from laughing too hard. That comedian was hilarious!(マジで笑いすぎて死ぬかと思った。あのコメディアン超面白かったよ。)
I was literally freaking out when the cockroach started flying.(ゴキブリが飛びはじめた時はマジでパニクった。)
He literally has no friends. He just stays at home and plays games all day.(彼は本当に友達がいないの。一日中家でゲームをしているんだよね。)

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コメント

  1. Naoko より:

    いつもありがとうございます。
    今回も勉強になりました。でもこの単語、使おうにも 日本人泣かせの発音ではないですか!?

    • Jun より:

      Naokoさん

      確かに、「r」と「l」の連発で日本人を悩ます単語ですね・・・But it’s an excellent word to practice both “l” and “r” at the same time 🙂

  2. Haru より:

    こんにちわ。
    いつもこちらのサイトで英語学習のお世話になっております。
    一つ質問なのですが、「literally」は日本でも「マジで?」というように「literally?」と単独で使うことはできるのでしょうか?

    • Jun より:

      Haruさん

      こんにちは。「Literally」を単独で使うと、解説1)の「文字通りの意味?」になってしまいます。「マジで?」は「Are you serious?」や「Seriously?」、「Really?」などを使うといいでしょう。

  3. Acataleptic より:

    日本語においても、「文字通り」を副詞として使う場合、「彼女は拒食症に陥り、文字通り骨と皮だけになった。」などと表現されることも少なくありません。「なんの誇張もなく、本当に」、「そう言ってもいいくらいまったく」、「まさに」といった意味で「文字通り」が使われます。
    その点では、英語と同じです。

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