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〜 英語を話すのに大事な3つの心得 〜

英語を話すのに大事な3つの心得

ここでは、私(Jun Senesac)が日本人に英語を教えるとき、いつも生徒さんに伝えている3つの重要なマインドセットをご紹介しようと思います。これから英語を学ぼうとしている初心者だけに限らず、中級者と上級者、特に会話が苦手な人には是非とも心に留めていただきたいことです。

1) Get rid of the idea that you have to speak “correct” English.
(“正しい英語”を話さないといけないと言う考え方は捨てる)

これまで15年以上に渡り、英語を日本の方へ教えてきて感じることは、多くの方が正しい文法や教材で学んだ通りの英語を話さないといけないという強迫観念を持っていることです。恐らく考えられる原因の一つが、日本の英語教育だと思います。最近では教育方針や指導方法もかなり改良されてきてはいますが、一昔前までは、英語の勉強はあくまで受験やテストに向けたものであったため、数学の問題を解くように、英語を話すときにも正解と不正解があるように思い込んでしまう傾向があるのでしょう。

しかし、本来英語の勉強は受験やテストのためにするものではなく、人と人を繋げるコミュニケーションのツールとして行うものです。なので、言ってしまえば話し相手と意思疎通ができればそれだけで構わないのです。しかし、何故か実際に会話をするとなると「正解は何だろう?」や「これは正しい英語なのかな?」など正確な英語を話すことに固執しまい、言葉が詰まってなかなかスムーズな会話ができないんですよね。なので、正しい英語を話すという考えを捨てない限りは、なかなか英語で自然なコミュニケーションをとれるようにはならないでしょう。

2) It’s OK to make mistakes. It’s your second language.
(間違っても良い。第2言語を話しているのだから)

英語を話すとき、どうしても自分の話す英語が間違っていないか必要以上に気になるのはよく分かります。しかし、英語が母語ではない皆さんにとって間違えることは当然ですし、多くのアメリカ人が英語しか話すことができないことに比べたら、外国語を話せるということは本当に凄いことです。私は大学の交換留学で日本に1年間滞在していたのですが、その時に初めて世界各国の人たちと触れ合い、そこでアメリカ人は英語しか話せない・・・とからかわれたことを今でもよく覚えています(笑)。世界を見渡せば、多くの人は当たり前のように第二言語を勉強しています。決して全ての人が完璧な(第二言語の)習得を目指しているわけではありませんが、少なくとも外国語を学ぶことの重要性には誰しもが気づいています。

残念ながら、アメリカ国内には間違った英表現やおかしなアクセントを馬鹿にしたり侮辱したりする人もなかにはいます。しかし、個人的な経験から一つだけ言えるのが、そういった人たちに限って、英語しか話せない、アメリカから出たことがない、または海外で外国語を話すチャレンジすらしたことがない人達なんですよね。なので、不運にもそういう人に遭遇してしまったとしても、何も気にする必要はありません。第二言語を学んでいる人や、現代の世界情勢を理解している人であれば、自分の国で自分の国の言語を一生懸命話そうとする外国人はリスペクトするものです。日本を訪れた外国人が必死になって日本語を話そうとしていれば、たとえそれが拙い日本語だとしても、日本人にとっては嬉しいものですよね?それは逆に、日本の皆さんが外国に行っても同じことです。言語のレベルに関係なく、現地の言葉を話そうとする姿勢さえあれば、現地の人も喜んでコミュニケーションをとってくれるでしょう。

英語が母語ではない日本の皆さんにとって、文法や表現を間違えたり、日本人独特のアクセントがあるのは当前のことで避けることは出来ません。なので、恥ずかしがらず、むしろそれらを誇りに思うことができれば、もっと上手に英語が話せるようになるでしょう。

3) Pay attention to others, NOT yourself
(自分のことばかり考えないで、相手の話を聞く)

人間って不思議なことに外国語を話すとき、自己中心的になってしまう傾向があるように思うんです。自分が英語を話している時を想像してみてください。相手が(英語で)話しかけてくれているのに、頭の中は自分が話す英語のことばかりになっていませんか?自分が英語で何かを発言した後に「あれ、今の単語は間違いだったかな?」や「この文章構成で大丈夫かな?」、または「私の英語のアクセントについてどう感じてるのかな?」など、相手が話している最中にも関わらず、会話の内容とは直接関係のない事ばかり考えていると、肝心のコミュニケーションが成り立たなくなってしまいます。

もちろん、意図的にそうしているわけではなく、相手になるべく迷惑がかからないようスムーズな会話をしよう・・・などと気を使っている故の結果だとは思うのですが、それが逆効果になってしまっているのでしょう。コミュニケーションをとるということは、自分の言いたいことだけ言うのではなく、相手の話もしっかり聴いて理解しなければなりません。たとえ相手を気遣っているからといっても、相手が口にすることは適当に聞き流していては、逆に相手に失礼な印象を与えてしまい兼ねません。

また、相手は自分が思っているほど、あなたの英語の間違いや英語力など気にしていません。英語を学ぶ日本人同士が会話をしているのであれば、お互いの英語力をジャッジャしてしまうことはよくあることでしょう。しかし、外国人があなたと日常会話をしているときは、相手はあなたの(英語の)間違いや言語レベルを知ろうとしているわけではなく、あなたの言うことを理解しようとしているだけなんです。なので、会話をしているときは相手の話をちゃんと聞いて、会話そのものに集中するように心がけましょう。

 

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