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公開日2015.11.10

「can」と「be able to」の簡単ルール

「can」と「be able to」の簡単ルール

英語で「〜をすることができる」と表現しようとした際、“can”と“be able to”のどちらで表現したらよいのか迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。今日のコラムでは、現在・過去・未来の3つの状況に分けて、それぞれの用法をご紹介いたします。日常会話でもよく使われる表現なのでマスターしちゃいましょう!

現在

現在の能力を表す場合は「can」と「be able to」両方が使える

“can”と“be able to”は現時点で何かが出来きる能力を表します。例えば、「自転車に乗れます」は「I can ride a bicycle.」と「I’m able to ride a bicycle.」両方使うことができます。しかし、ネイティブは“Can”を使う傾向があります。

  • 言語を話す能力“Speak”と、楽器を演奏する能力“Play”について話す場合は、“can”や“be able to”を省いて言うことが多い。(例:I can speak English. → I speak English.)
I can (am able to) make macaroons.(マカロン作れるよ。)
He can (is able to) dance. He is actually a really talented dancer.(彼はダンスできますよ。実は才能のあるダンサーなんです。)
I (can) play the guitar and the piano.(私はギターとピアノを弾くことができます。)

過去

過去の能力を表す場合は「could」と「was/were able to」両方が使える

「昔〜することができた」と表す場合は“could”と“was/were able to”両方とも間違いではありませんが、“was/were able to”を使う方が一般的です。例えば、「子供の時、英語を話すことが出来た」は「I could speak English when I was a kid.」より「I was able to speak English when I was a kid.」の方が自然な響きがあります。また、“Could”は「以前からずっと〜することができた」といったニュアンスが含まれ、1度きりの出来事に対して使うことは出来ません。例えば、「先週、その料理教室に申し込めました」は「I was able to sign up to the cooking class.」になり、ここでは“could”を使うことは出来ません。

  • 一度きりの出来事でも、例外として、See、Hear、Taste、Smell、Feel、Understand、Remember、Guessの動詞を用いる場合は“Could”を使うことが出来る。(“was able to”でもOK)。例えば、「I could (was able to) understand the speaker’s English from the last episode.(前回のスピーカーの英語を理解することが出来ました)」となる。
I could (was able to) dunk the basketball when I was a teenager.(10代の頃は、バスケットボールをダンクすることが出来ました。)
She was able to make an appointment at the popular nail salon.(彼女は有名なネイルサロンの予約を取ることが出来た。)
I could (was able to) see the Super Blood Moon last month.(先月のスーパーブラッドムーンを見ることができました。)

未来

将来の能力を表す場合は「will be able to」

現在は出来ないが(能力はないが)、将来的には出来るようになる(能力が身に付く)ことを表す場合は“will be able to”を使い“can”を使うことは出来ません。例えば、今は英語が上手に話せないが「3年後には英語が話せるようになる」と言いたい場合は「I will be able to speak English in three years.」と表現します。

  • 将来の話でも決断の意思を示す場合は“Can”と“Will be able to”両方使える。例えば、「来週、セミナーに参加できます。」は「I can attend the seminar next week.」と「I will be able to attend the seminar next week.」のどちらでもOK。
I think I’ll be able to run a half marathon under 2 hours next year.(来年、ハーフマラソンで2時間を切ることができると思います。)
You’ll be able to write business emails in English at the end of this course.(このコースを終了したら、ビジネスメールを英語で書けるようになります。)
I can (will be able to) start work next Monday.(来週の月曜日から仕事を始めることができます。)
    
            
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コメント

  1. 大久邦弘 より:

    上の未来を表現する時の説明例題でI can attend to the seminar next week.の場合はtoが必要でI will be able to attend the seminar next week.の場合はtoが不要なのはなぜなのでしょうか?

    • Jun より:

      こんにちは。ここはタイプミスがあり、「I can attend the seminar next week」は「to」が不要です。ご指摘ありがとうございました!

      • Megumi より:

        一度きりの出来事に「could」は使えないとのことですが、レストランの予約が取れなかったときに「I couldn’t make a reservation」と表現しているのを別の方のレッスンで見ました。
        否定分なら「could」でも良いのでしょうか?

        • Jun より:

          Megumiさん

          ご指摘された通り、否定文でしたら「could」を使うことができます。よって、「I couldn’t make a reservation.」でOKです。

  2. Megumi より:

    一度きりの出来事に「could」は使えないとのことですが、レストランの予約が取れなかったときに「I couldn’t make a reservation」と表現しているのを別の方のレッスンで見ました。
    否定分なら「could」でも良いのでしょうか?

  3. Kazu より:

    中3の息子の通う中学校で配布されたという『期末テスト対策プリント』の中に、”You are able to learn Japanese history here.”(あなたはここで日本の歴史を学べます)という項目があります。この英文がそっくり出題されるので、生徒たちは丸暗記しておくよう指示され、息子も一生懸命覚えています。でも、親としては、どこか違和感がぬぐえません。「学べる」=「学ぶことができる」だから「be able to learn」としているのでしょうが、ここでいう「学べる」ことと「YOUの能力」は何も関係ないような気がします。いかがでしょうか。試験は明後日です。よろしくお願いします。

    • Jun より:

      Kazuさん

      現在形で「〜できる」と使う場合は、「人の能力」関係なしに「be able to」と「can」両方を使うことができます。ただし、“日常会話”では「be able to」よりも「can」の方が使われる傾向があります。

  4. Kazu より:

    さっそくのご返事、ありがとうございました。なるほど!

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