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公開日2015.06.25

アメリカ人が困惑する日本語「検討します」を英語にしてみる

アメリカ人が困惑する日本語「検討します」を英語にしてみる

アメリカ人にとって非常に厄介な日本語が「検討します」という言い回しです。日本人はこの表現を、話を先延ばしたり、依頼を断ったりするニュアンスとしても使っていますが、アメリカではそのように曖昧な返事をする習慣がありません。なので今回は、そのことを予め踏まえたうえで、英語では「検討する」をどのように表現するかをご紹介しようと思います。

1) Consider _____
→「〜を検討する」

取引先や顧客からのオファーを受け入れるかどうか、真剣に考えていることを表す場合は、一般的に“Consider”が使われます。決断をする前に慎重に考えることを意味し、メールやフォーマルな場で使われることが一般的です。

  • 「〜を検討します」 → 「I will consider _____.」
  • 「〜は検討中です」 → 「_____ is/are under consideration.」
  • 日本で「検討をする」というと、相手のオファーを断るニュアンスが含まれる場合もありますが、アメリカでは「検討をする」=「真剣に考えて返事をする」のニュアンスがあるので気をつけましょう。断る場合は「I must decline your offer」や「I’ve decided not to accept your offer」とはっきり伝えましょう。
I’ll consider it.(検討いたします。)
I’m considering whether to sign up or not.(申し込むかどうかを検討しています。)
The proposal is under consideration.(その提案は検討中です。)

2) Think about _____
→「〜を検討する」

この表現は“Consider”と意味は全く同じですが、会話で使われることが一般的です。相手のオファーに対して「I’ll think about it(検討します)」は1つの決まり文句です。“Consider”と同様、「断る」ニュアンスは含まれません。

  • 「〜を検討します」 → 「I will think about _____.」
  • 「検討します」 → 「Let me think about it.」
I’ll think about it.(検討します。)
Did you get a chance to think about it?(ご検討していただけましたでしょうか?)
Think about it and let me know next week.(ご検討のうえ、来週までにご連絡いただけますでしょうか。)

3) Seriously consider _____
→「〜を前向きに検討する」

「前向きに検討する」を「Consider positively」と英訳している人をよく見かけますが、アメリカ英語ではちょっと不自然に感じます。オファーを受け入れる可能性が非常に高い場合は“Seriously consider”がナチュラルでしょう。

  • Give _____ (some) serious consideration”も同じ意味合いを持つ言い回し。
  • 会話では“Consider”の代わりに“Think”がよく使われます。
We are seriously considering placing an ad on your site.(御社のサイトに広告を掲載することを前向きに検討しています。)
Please give it some serious consideration.(前向きなご検討を何卒よろしくお願いします。)
He’s seriously thinking about buying that car.(彼はあの車を購入することを前向きに検討しています。)

4) Thank you for your consideration
→「ご検討の程よろしくお願い致します」

取引先などに何かを提案したり、仕事を依頼する時に使われる決まり文句です。メールでは結びの一言として最後に加えることがよくあります。

Thank you for your time and consideration.(ご検討の程よろしくお願い致します。)
Thank you for taking the time to consider my application.(ご検討の程よろしくお願い申し上げます。)※結びの言葉として仕事を依頼をする時によく使われる。
Thank you for your consideration of this request.(当リクエストのご検討、何卒よろしくお願い致します。)

5) Sleep on it
→「(1日)検討します」

直訳は「一晩寝てよく考える」になり、何か重大な決断を迫られた際に、その場で即決や即答を避けたいときによく使われます。また、それほど重要な決め事でない場合でも、翌日に返事をしたい意思を間接的に伝える役割も果たします。

  • I’ll give it some thought”と“I’ll think it over”も同じ意味合いを持ちますが、翌日までに返事をするといったニュアンスは含まれません。
Let me sleep on it.(検討します。)
I’ll give it some thought and get back to you next week.(検討して、来週までに連絡いたします。)
I need to think it over before I make a decision.(決断をする前に、しばらく検討させてください。)
    
            
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コメント

  1. Aki Motoki より:

    Hi Jun,

    ビジネスで英語を使うので、今回のテーマはとても興味深かったです。
    Let me sleep on it.ですが、この場合、返事はどれくらい待ってもらえるのでしょうか?感覚としては、言われた相手は翌日に返事があるって思われますか?
    seriously considering も是非使ってみたい表現でした。ingと進行形にするところがいいですね。

    日本語の「検討します」ですが、私の周りではやんわりと断る表現にこの言葉は使わないように思います。「検討します」と返事をした場合は、検討結果を必ず伝えています。できないように思える場合や、やんわりと断りたいときは、「難しいです」や「考えておきますが」などと言うことが多いです。「難しいです」は、できないと思われるが、この場ですっぱりと断りたくないときに使っています。「難しいです」と断っておいて、できる場合は「先週の件ですが、できそうです」と連絡するときもありますよ。もちろん日本の顧客に対してだけです。海外のクライアントには絶対に使いません。
    日本語をそのまま英語にしたら、壁に当たりますね。

    これからも楽しみにしています。

    Thanks,
    Aki

    • Jun より:

      Akiさん

      “Let me sleep on it”は翌日、遅くても2〜3日で返事をする意味合いが含まれています。

      「検討します」は本当に色々な場面で使われる日本語だと思います。もちろん、全員が断る時に使う表現の仕方ではないと思いますが、日本人と5年以上ビジネスをやりながら「検討します」といって結局返事をいただかなかったことが何回かありました。「検討」の意味というよりは、その人の性格や表現の仕方なのかもしれませんね。「難しいです」や「厳しいです」も断る時によく使われますね。私も実際に使っています(笑)

      やはり言語と文化は切り離せないですね。

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