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公開日2015.03.31

英語でスムーズな会話をするためのお助けフレーズ「I was like…」

英語でスムーズな会話をするためのお助けフレーズ「I was like…」

ネイティブ、特にアメリカ人は会話の中で「I was like…」や「He was like…」といったフレーズを頻繁に使っていることはお気付きでしょうか?これは日本人の口癖「え〜っと」や「〜みたいな感じ」などと同様、アメリカ人の一種の口癖のようなものなんです。英語でのスムーズな会話の手助けにもなる非常に便利なフレーズである反面、使い過ぎするとちょっと頭が悪そうにも聞こえるので、その辺をある程度わきまえて使いこなせるようになりましょう!

1) I was like _____
→「〜な感じだった」

過去の出来事を話す時に「〜という感じだった」「〜のようだった」の意味として非常によく使われる口語的な表現の仕方です。空欄には自分がその時に感じたことや考えていたことを入れます。「I was thinking to myself _____」に置き換えると分かりやすいでしょう。例えば、昨晩友達と飲みに行った話をしているとしましょう。「My friend was so drunk he started dancing in the train and I was like what are you doing?(友達が酔っ払って電車の中で踊り始めて“あいつは一体何をやっているんだ?”って感じでした。)」という具合に使います。

  • “I”の代わりに“He/She”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
  • 友達や同僚と日常会話で使うのは問題ありませんが、フォーマルなスピーチや正式な場で使うと悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。
  • 基本的にはBe動詞を過去形( I was like)にして使いますが、現在形を使う人もいます(I’m like)。
I took my American friend to Shibuya and he was like blown away.(アメリカ人の友達を渋谷に連れて行ったのですが、彼は驚いている感じでした。)
When I ate Natto for the first time I was like what is this?(納豆を初めて食べた時、“何これっ?”て感じでした。)
We were like we’re not waiting 1 hour to eat ramen and just went to another place.(ラーメンを食べるのに1時間も待てない!と思い、他の店へ行きました。)

2) He/She was like _____
→「〜と言いました」

上記と同様に、過去の話をしている時に使われますが、「◯◯さんは〜と言いました」を意味します。「He/She said _____」と同じ意味ですが、ネイティブの会話では「He/She was like」の方がよく使われます。例えば、「マイクさんがお腹すいたと言いました」と言いたい場合は「Mike was like I’m hungry」のように使います。

  • “He/She”の代わりに“I”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
  • 「感じた」ことなのか「言った」ことなのかは、会話の内容で判断する必要があります。
My friend was like it’s so humid in Japan.(私の友達は、“日本は蒸し暑いね”と言っていました。)
Brian asked me to go skydiving with him and I was like no way.(ブライアンに一緒にスカイダイビング行かないかと誘われたのですが、絶対に嫌だと言いました。)
Whenever I’m like let’s go running, my friends are always like I’m too busy.(友達にランニング行こうよって誘うと、いつも忙しいって返事をします。)

3) It’s like _____
→「〜です」

アメリカ人はよく“Like”を文章の間で使いますが、特に意味もなく口癖で言っていることもあります。“You know”と同じよう、次に何を言うか考えている時などで使っています。例えば、あなたがコンサートに行き、友達にコンサートはどうだったかと尋ねられた時の返答で「It was like the best concert.(最高のライブだったよ)」という具合で使われ、ここでは特に“Like”は何の意味もありません。

  • “It”の代わりに“He/She”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
  • 時間や距離など数字を表す時に使う“Like”は「大体〜です」や「〜くらいかな」の意味として“About”の代わりに使えます。
He’s like a really nice guy.(彼は本当に優しい人です。)
It took me like 2 hours to get to Osaka.(大阪に着くのに2時間くらいかかったかな)
I usually work like 10 hours a day.(普段は1日10時間くらい仕事しているかな。)

 

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コメント

  1. Marissa より:

    こんにちは。
    よく会話でI’m like okay や she was like okayというフレーズを聞くのですが、これは和訳するとどうなりますか?

    • Jun より:

      Marissaさん

      こんにちは。ここは二つの意味が考えられます。「私・彼女はOKと言いました」と「私・彼女はOK(大丈夫・元気)です」になります。後者の場合、「like」は特に意味がなく使われています。「I’m like okay」→「I’m okay」

  2. rin より:

    こんにちは!
    「特に意味がなく~」という部分がよく分かりません。
    Likeを入れるのと入れないのとではどのような違いがあるのでしょうか?

    • Jun より:

      Rinさん

      こんにちは。「like」はアメリカ人の口癖の一つなので、会話中頻繁に使われます。なので、「He’s a nice guy」と「He’s like a nice guy」は全く同じ意味を持ち、ここでは「like」には深い意味はありません。

  3. やす より:

    はじめまして。
    この場合likeはなんと訳しますか?

    Thank you
    Or another day you like?

    ほかの日がいい?だという感じでしょうか?

  4. naoya より:

    はじめまして。

    いつもお世話になります。

    I usually work out like three to four times a week.

    週に3回か4回運動しているかな。

    という例文がありますが、three 「or」 four times

    では間違いでしょうか。

    • Jun より:

      Naoyaさん

      こんにちは!three or four times a weekでもOKです。three to four times a week は「週に3回から4回」、three or four times a weekは「週に3回か4回」という感じです。

  5. Kazu より:

    初めまして。いつもありがとうございます。

    He/She was like _____
    →「〜と言いました」に関してなのですが、
    ‘I”や”You””名前”の場合には、”I was like”や”You was like”とは使わず、”I said””You said”と言うものでしょうか?

    • Jun より:

      Kazuさん

      こんにちは。「I / You / 名前」でも、”was like”の形式使えますよ。”I was like _____.” / “You were like _____.” / “Matt was like _____.”のように表現します。もちろん、”was like”の代わりに”said”を使うこともできます。

  6. hiro より:

    like (〜のような)の使い方について
    他のサイトで下記のような例文を見つけたのですが、うまく解釈できません。

    例文
    My daughter has a cat-like toy.
    娘は猫みたいなおもちゃを持っている

    cats-like toy(猫みたいなおもちゃ)と日本語訳されていますが、おもちゃような猫と日本語訳してしまいます。
    -があることによって何か変わるのでしょうか?
    また、このような口語表現をネイティブさんはするのかご教示ください。

    • Jun より:

      hiroさん

      こんにちは!「-」は様々な役割がありますが、今回のように口語表現をスペルするときに使われることがあります。-likeは会話で使われる言い方で、正式な文章ではあまり見られません。造語のような表現に関して使われる傾向があると思います。

  7. kamo より:

    毎日、メルマガと合わせて楽しく勉強させてもらっています。今日は初めて質問コメントいてします。よろしくお願いします。

    blown awayで、驚くといういみでしょうか?

    • Jun より:

      kamoさん

      こんにちは。いつもメルマガで学習していただき、ありがとうございます!blown away は「驚く」や「感動する」ことを意味します。blown away の解説はこちらの記事が参考になると思います。http://hapaeikaiwa.com/?p=4673

  8. Yu より:

    I was like_____

    後続する文では何が取れますか?

    名詞、形容詞、svを伴う分など
    できれば例文も欲しいです!

    I was like animals.
    I was like happy. など

    • Jun より:

      Yuさん

      I was like~ は I said ~と同じ意味で「私は〜と言いました」になります。I was like の後には基本、文章がフォローします。

  9. Yas より:

    Junさん

    質問です!

    「He was like」 と 「He would be like」 はどのように違いますか?

    また未来のことを説明するときに,「He will be like」と言うことはできますか??

    ご回答お待ちしてます!

  10. happy smile より:

    1)の例文3でwe’re not waiting 1 hour to eat ramenと書かれているのですが、1 hourの前にforはつけなくてもいいのでしょうか?

  11. Taka より:

    「〜と言いました」と言う文を書くのなら「“、”」を書くのですか?それとも書かなくてもいいのですか?

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