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公開日2014.08.01

ハーフの田舎生活

ハーフの田舎生活

今回は内容をガラッと変え、僕が以前に国際交流員として過ごした石川県(内灘町)で体験した出来事、感じたこと、また地元の人々がどのようにハーフの僕と接してくれたかを率直にお伝えしよう。僕は幼い頃から日本へ幾度か遊びにいっていたが、東京、横浜、大阪など大都会にしか旅行していない。だから、国際交流員として赴任先が石川県(内灘町)に決まったときは、ワクワク感より緊張感のほうがはるかに大きかった。一つのコラムに全ての体験を書くと長くなるので、今回は内灘町という「町」に焦点を絞って自分自身が感じた印象を語ろう。

電車で居眠り

「終点内灘、内灘」と駅員が知らせると、居眠りから目覚め網棚から荷物を取り電車を降りていく人々をよく見かけたことだ。電車の中で平気で仮眠する多くの日本人の姿を見ていると、仕事の忙しさで疲れきっているのか、黙想しているのか、それとも単に精神的にリラックスをしているのか不思議に思わされることがあった。

ハーフの田舎生活しかし、内灘町にいて気づいたことは、「安全な地域」だからこそ、これほど多くの人々が寝られるんだと分かった。自分の身に危険を感じたり、荷物が盗まれる危機感に襲われていたら目をつむることさえできないだろう。しかし、日本ではそのような不安に悩まされることもなく、僕も数ヵ月後には電車で寝る習慣がついていた(笑)

落し物・忘れ物が戻ってくる

僕の知り合いが電車の中で何回か忘れ物・落し物をしたが、バッグからデジカメやら全て戻ってきた!ロサンゼルス育ちの僕は大びっくり!残念な話しだが、ロサンゼルスだったら公共の場で落し物をしたら戻ってこないのが当たり前だ。しかし、日本では落し物・忘れ物をしても戻ってくることは珍しくなく、大抵の場合は遺失物取扱所で預けられているか、現状のままで残っていることが期待できる。日本のこの誠実な社会には本当に感動した。

ハーフの田舎生活警察はいない?!

内灘町には2年間滞在したが、犯罪や交通違反で捕まった人を一度も見かけなかった。それだけではない。交番前を通らない限りは警察官に出会うこともなく、この町には警察官が本当にいるのかと疑うほどだった。このように警察の存在を薄く感じるのは、町が安全だという証なのだろう。

日本、特に内灘町は町全体が一つの「家族」として存在しているのだと思う。家族とは互いに傷つけたり、盗んだり、害を与えたりするようなことはしない。困っている家族がいれば救いの手を差しのべ、また自分が困っているときには助けを求めるのが「家族」だと思う。住民がお互いを見守っているからこそ、安心して、電車で居眠りすることができ、忘れ物をしても戻ってくることが期待できる。そして、何より警察の存在が薄くても、安全な地域社会が出来上がっているように思える。

ハーフの田舎生活しかし、人口が増加するにつれ、「家族」の存在も薄くなっていくのが現実であり、特に大都会はそのような現象が露骨にみられるのだと思う。内灘町で感じたこの「家族意識」は、僕にとってとても新鮮だった。治安がいい場所とは、警察の取締りが厳しいのではなく、人々が互いを家族のように大事にしていく意識をもつことから生まれるのだと、内灘町は教えてくれた。

    
            
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